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スポーツの素朴な疑問 ④ ゴルフ

2021-09-07 | 日記
オリンピックやスポーツLIVEを見ていて、時々疑問に感じるルールなどがあります。
日頃当たり前のように見ていることでも、「なぜそうなの?」
と聞かれると相当詳しい人でないと答えられないケースが多いと思います。

今回はゴルフに対して私が感じている疑問を調べてみました。

<ゴルフはなぜ18ホールという中途半端な数字で構成されているのだろう?>



現在では、ほとんどのゴルフコースが18個のホールで設計されています。
クラブハウスから出て1番ホールから9番ホールまでを”アウト”
10番ホールから18番ホールまでを”イン”と呼んでいます。



初期のゴルフコースは、コースごとに様々なホール数でした。
世界最古のゴルフコースである「リース・リンク」は1744年に7ホールでした。

また、スコットランド国内で有名な「モントローズ・ゴルフ・リンクス」は、1810年の7ホールから規模が大きくなり、最終的には1866年には25ホールまで成長しました。



諸説ありますが、ゴルフの発祥地として知られるスコットランド地方にある名門、
セントアンドリュース・オールドコースの説が一番有力です。

セントアンドリュース・オールドコースは、1764年に12ホールでした。
その内、10ホールが2回プレーを行うので、1ラウンドは22ホールありました。



しかし、1764年に最初の4ホールが2ホールにまとめられました。
最初の8ホールを2回はプレーするため、1ラウンドが18ホールになったのです。

さらに、1857年にはダブルグリーンの8ホールに2つの穴を開けて、最初の9ホールと後半の9ホールを区別するため、グリーンに異なったフラッグを立てました。



1872年に、イギリス国内で行われたゴルフチャンピオンシップで、セントアンドリュース・オールドコースが会場のひとつとして使われました。

セントアンドリュース・オールドコースの18ホールが評判が良かったので、スコットランド国内の他のコースも18コースに合わせたのです。



また、冗談のような説もあります。昔、スコットランドのゴルフコースは、海に近く、風が強く寒い場所にありました。

そのため、体を温めるために1ホールを終えるごとに、ウイスキーを飲んで体を温めたと言います。そして、ボトル1本を飲み終えたのが、18ホールだったという説もあるのです。(笑)

<ゴルフボールの凹凸はどうしてついているの?>



答えはボールを遠くに飛ばすためです。

ゴルフボールの凹凸のことを「ディンプル」といいます。日本語では、笑ったときにできる「えくぼ」の意味です。このディンプルは飾りではなくボールを遠くに飛ばすためにとても重要なものです。



ディンプルには2つの役割があります。1つは飛んでいる間のボールの周りの空気の流れを整える役割、もう1つは「揚力」というボールを上に上げる役割です。

これは飛行機の翼と同じような働きがあるので、ディンプルがないボールだとプロが打ってもいつもの半分しか飛ばすことができません。



最近のディンプルは、飛び出したあとの空気抵抗を少しでも抑え、最適な高さの弾道となるよう、円形だけでなく、複雑な形状のものもあり、使う人に合わせたディンプルが日々研究、開発されています。

ゴルフの素朴な疑問、いかがでしたか?
なかには冗談のような説明もあり、この説がすべて正しいとは限りません。

しかし、ある程度疑問は解消できた事と思います。
ゴルフもこのような背景を思い出しながら、プレーするのも楽しいかもしれません。