【磐船神社】大阪府交野市私市9-19-1
ご祭神 ニギハヤヒ(饒速日命)別名 櫛玉命
アマテラスの命を受けて十種の神宝を携え、天磐船に乗って最初にこの地に降臨したという神ニギハヤヒを祭り、船の形をした大きな岩【磐船】を御神体としている。
和歌山新宮市にある高倉神社のゴトビキ岩を彷彿させる巨大な磐座だ。
紀伊半島を下ると、社殿がなく磐座を祭る神社も多く、社殿を設けても災害で失い社殿を創らなくなった神社もあるが、こちらは立派な社殿がある。
七夕伝説で知られる大阪府交野市の天野川の上流、奈良県との県境方面にひっそりとある神社。
【磐船神社】だが、磐船宮とだけ書かれている😌
「磐窟めぐり」という御神体の岩窟の地下を巡る拝観が有名なようだが、入れなかった。
ニニギノミコトの天孫降臨よりも古い天孫降臨の神であり、
ニギハヤヒやナガスネヒコ(アラハバキ)を祭る神社は多くないので珍しい。
古くは縄文時代にまでつながる説もあるが、そうした古〜い神々は、
国常立之神や天御中主などに置き替えられてしまったようだ、、
3世紀頃までは、社殿はなく磐座を祭る岩上祭祀だったので古い神様であればその様な名残もあるが、こちらはまず「神社」というより修験道や密教の修道場といった印象が強い。
近くに滝行のポイントがあった🤩
打たれるところ
着替えるところ☝️
◇◇◇◇◇◇◆
ニギハヤヒは謎の深い神様だ。
最初にこの地に天孫降臨したが、後から来たニニギ勢に国譲りをしている為、出雲で国譲りを行った大国主命や、その義理の父スサノオと重ね合わせて考えられることが多い。
また、空飛ぶ天磐船から大和の山々を見下ろしていたという説もあり、いつかその辺りもゆっくり書いてみたい。
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