鹿島神宮
創建 神武天皇元年(紀元前660年)
【祭神】 武甕槌神(タケミカヅチ)
天照大神の命で、天孫降臨に先立って経津主神(香取神宮)と共につかわされ、出雲の国譲りを行った。唯一抵抗をした大国主の子、タケミナカタを諏訪まで追いつめて平定した武神。
鳥居跡
震災により今は鳥居が無くなってしまった。
参道 楼門
境内
本宮
奥宮に続く参道
敷地が広く、ほぼ平地で、ゆっくり1~2時間くらいかけて周ることができる。
自然と時間の流れがゆるやかにリセットされる。
静謐な奥宮
鹿島の森 奥参道
鹿島の森
鹿園
天照大神の命を伝えた、天迦久神(アメノカグノカミ)が鹿の神霊だったことから、
鹿は神の使いとされる。地名も香島から→鹿島へと変わる。
武甕槌神(タケミカヅチ)は、藤原氏の氏神でもあり、
藤原氏の出自である中臣氏が大宮司をつとめる。(大中臣氏)
767年に、鹿島大神の御分霊を奈良にお迎えし春日大社を創建した。
その際、ここの鹿園の鹿が奈良まで連れて行かれたとのこと。
タケミカヅチに追われたタケミナカタなど出雲系の神様もひっそりと祭られている。
御手洗池
神代より水が枯れることがなかったと云われる霊泉。
次々に水を汲む人が訪れている。
庭園の池
- 仙台のピラミッド=太白山
ピラミッドと言っても酒井勝軍の云う、自然の地形を利用した太陽信仰の山。
仙台市街から車で20分ほど行くと忽然とあらわれる。標高320mの小さな山。
登頂にある貴船神社(807)、登山道入り口にある生出森八幡神社(1189)、が祭られていて - どちらも創建は古くはないが、
巨石遺構などから、古代は信仰の聖地だったことが偲ばれる。
仙台は10万年以上前の旧石器時代の都であり、日高見の国といわれた。
生出森八幡神社の登山口
ピラミッドへ行く時はいつもの如く天候に恵まれない。
生出森八幡神社の巨岩
震災の崖崩れにより閉鎖され、弁慶岩や巨石郡、山頂の貴船神社までは登ることができなかった。
山に「船」という似合わないシチュエーション、
【鳥船】や【磐船】で天より山頂に降臨した…的な伝承が日本各地に多いが、
世界では山に「船」というのは、大ピラミッドの太陽の船と、アララト山のノアの箱船ぐらいだろうか。
生出森八幡神社
熊野古道の様な参道
太白とは、中国語で「金星」を意味し、中国陝西省にも同様の太白山があり、
金星から降臨したとの伝承がある。
中国陝西省のピラミッドには、実際の建造物に植林され何十年か経つうちに、
只の三角山になってしまった、三角山風の元人工ピラミッドも在る。
陝西省のピラミッド
朝鮮半島での太白山。
古朝鮮の「太伯山」は、天孫降臨の聖地であり、韓国では檀君誕生の地とされている。
太白山の様な、三カ国に共通した聖地は非常に珍しい。。。
太白山から秋保温泉へ向かう。秋保街道の亀が森
秋保温泉
名取川
生出森八幡神社のアジサイ
土質が酸性なのかアルカリ性なのか今ひとつわからない。
日本のピラミツドのと呼ばれる山の見事な「レイライン」
太白山
旅行・観光 ブログランキングへ