にこにこ日記

原因不明の病気で寝たきりの長女ののこ、8歳年下の次女ニコ。二人の娘の成長、毎日の小さな小さな喜びを書き留めています。

今日は紙ゴミの日

2006-05-30 23:47:16 | Weblog
紙ゴミとは、【紙】マークのついている紙をリサイクルに出す日。

うちは結構出るんです。紙ゴミ。

まず、ラコールの箱。これって毎回毎回ラコールを取り出す度に、
紙箱ばらしてたたんでまとめておくの面倒くさい。
気を付けていないと、あっちこっちにラコールの箱が散乱しちゃう。
(掃除、片付け苦手なもので・・・)
で、紙ゴミの日は写真のようにまとめてばらしてリサイクル。

その他にも、サクションカテーテルの個別パックをばらせば、紙ゴミが出るし、
ネラトンカテーテルも同じ。
滅菌グローブに付いている紙も紙ゴミ。

そして、一般に出る紙ゴミたち・・・

ひととおりまとめてゴミに出すと、あ~すーっきり!
月に一度、このすーっきり感を味わえるのです。

でもラコールの箱は結構使い道あって、
家ではののこの薬の仕分けに使ったり、状差し代わりにしたり、
ちょっとお友達にクッキーを送るときに二重で箱にして使ってます。

今までで、一番の再利用法は「トランプ」を作ったことでしょうか。
何年か前訓練センターの母子入院中、お母さん同士のコミュニケーションを
図るべくトランプでもしたいね、と言う話になって。
でも、トランプなんて誰も持っていない。
なら作ろうか、と。
ラコールの紙箱の厚みなんて良いんじゃなあい?と。
書いたよ~ハート、ダイヤ、三つ葉、スペード。
J、Q、Kの絵札まで。

子供たちが寝た後に、ラコールトランプ大活躍!
夜中に盛り上がりすぎて看護婦さんに注意されたっけ。
熱くなりすぎて、手から血を流しながらやってた人もいたよね~
あ、あたしか・・・。
なつかしいな~

てな具合で、これからもラコール箱の再利用法考え続けますっ。

でも、一番良いのは結局ゴミになっちゃうあの箱無くしてくれないかな~


田植え

2006-05-29 00:46:22 | Weblog
今日は実家の田植えの手伝いに行ってきました。
・・・と書くと、さぞかし田んぼに入って働いたみたいだけれど、
実際は家の中で子守りです。

田んぼどころか、外にも出てません。
これで手伝いとは・・・片腹痛し
すいません。

ののことおとやんは例のごとく、お留守番。

にこと二人で実家へ行き、実際に田んぼで《さしなえ》をする
従姉妹と合流。
その後、従姉妹の子を子守りする・・・というお役目でした。

《さしなえ》とは、機械(さなえとかみのるとか)で植えた田んぼに入り
機械では植えられなかった四隅とか、植えムラのある箇所に手で植えること。

この《さしなえ》は、わたしできません。
田んぼで歩くってコツがいるらしく、以前入ったとき足が抜けなくて
一生このまま田んぼから出られないのか???と思ったことがあり冷や汗たらり。
バランス崩すと倒れそうになるし、体重を片足に掛けすぎると
どんどん沈んでゆくしで、田んぼを歩くことが出来る従姉妹は
プロ級の腕前なのです。

で、従姉妹の子2歳児とニコと私で仲良く?遊んでおりました。

途中でばばが、「終わったぞ~♪」と家に入ってきた。
今年も手伝いらしいことも出来ないで田植えが終わってしまった・・・

夜は田植えの切り上げ。
メニューはジンギスカン!
ののことおとやんが待っているので、もちろん食べはしないけれど
おにぎりを20個握って(3個もらって)帰ってきました。

田植えもろくに出来ない私・・・これでは農家の娘とは言えないな~


留守番中のののこはほぼ穏やかで、おしっこもおとやんのマッサージで
出していたらしく、めんこちゃんだったそうです。
良かった~

きっと来年の田植えも、3歳児と1歳児(ニコ)の子守りかな~

初PANDA

2006-05-27 01:07:01 | ののこ
来ました~!
PANDAちゃんがうちに到着!!

まずは、このおっも~い荷物を2階の我が家まで運んでくださった
運送屋さん、ありがとう

次に、たくさんの工夫を凝らしてくれて
ののこの体にジャストフィットなPANDAに改造してくださった
工房Zさん、ありがとう

見てください、ステキな仕上がりでございましょう~

一見分からないけれど、既製のシート下(背中、おしり)に
体重を分散するクッションを入れてくれています。
フットレストも痛くないようにクッションを張ってくれました。
ヘッドレストも柔らかいクッションに替えて、
カバーを新しくしてくれました。
写真には写っていないけれど、テーブル(木製)も作ってくれて
表面はクッション入りのレザー張り。
ののこの腕が外に逃げないように、ガード付きです。

ステキステキステキ
かっこい~い

今日も緊張は強めだったけれど、PANDAに乗せてみたら
のけぞることなく、良い感じでした。

「ブラボー
ののこがおしゃべりできたらこう言っていることでしょう。

今までのバギーだと、首を支えるのが難しく
何度ヘッドレストを作り替えても緊張が強くなるとのけぞって
苦しそうになっていたののこ。
でもPANDAのヘッドレストは一番体重を掛けるところ(首と後頭部の間)を
しっかり支えてくれているので、ののこ快適!

しかし、これでいったいいくらの見積もりがくるのでしょうか・・・?
自己負担額が決まっているとはいえ、こわいですね~。
なんせ高いぞ~このPANDA。
税金を納めている日本全国のみなさん、ありがとう

ありがたく税金使わせていただきます。



祝!寝返り

2006-05-25 01:39:25 | にこ
待ってました。
ようやく、ニコ。寝返りする気になりました。

寝返りしそうでしない・・・から約2ヶ月。
かかったな~。
へんな心配もしたし、ののこの訓練のついでにPTの先生に相談までしたよ。

仕事から帰ってきたおとやんに報告したら、
「歩き出すまでは油断できないからな~」
だって。
まあね、ののこのときのことを考えたら確かに。
ののこも一升餅背負って立っていたからな~

でも、とりあえずちょっとホッとしたよ。

この調子じゃあ、歩くとしたらいったいいつになるのか・・・
気長にまつことになりそう。
ののこにとってはその方がいいかもね。

今日もののこは緊張が強く、ダイアップ2日連続。
緊張の強い日々にパターンやサイクルがあるなら、
それを把握して対処したいところなのだけれど
ぜんぜんわからない。

ののこが緊張で辛そうな顔をしていても
それを見ておろおろするだけなんて、情けない・・・。

でも今日はニコが昼寝している間、抱っこして背中をさすってあげられた。
そうすると、少しは力が抜けるし、表情も和らぐ気がする。
ののこはもっとたくさんそうして欲しいよね。

そうすると、やはりニコの寝返りを喜んでいる場合でもないのか・・・?
う~ん。複雑




甘かった・・・

2006-05-24 00:36:19 | ののこ
今日もののこは緊張と闘いました。
ピークは過ぎた・・・なんて、甘かったです。

そして夕方、ダイアップのお世話に。
今回は3日空いてたので効きも良くてまもなくうっとり。

そのまま眠れるかと思ったら次第に緊張が盛り返してきて、
汗も浮かんできた・・・。

ありゃりゃ~

ようやく寝たのはメラトニンとテルネリンを使ってから一時間後でした。

まだまだダイアップ週間つづくのか・・・。

今日は学校から借りているビデオカメラを返そうと、
8ミリからビデオテープにダビングする作業をした。
前から気になっていて、ようやくできた。
まず、なぜビデオを撮ったか?というと
ののこの医大での主治医が4月から新しい先生になり、状態がころころ変わる
ののこを知ってもらおうと、緊張の強い時をビデオに納めて見てもらうため。

ダビングするビデオを探していたら、ちょっと昔のののこを撮影したのが
でてきた。
うちにはビデオカメラはないから、これは聾学校で撮影してくれた物。
といことは、4歳か5歳くらいか。

懐かしくて、見てみると
ああ~ののこ、かわいい~~~

ふと振り返ると、ニコがこっちを見ていた。
「やっぱり、ののこのほうがかわいい・・・。」
わたしのつぶやきの意味を理解していないニコは
目があって嬉しそうに「にっこり
まあ、それなりにかわいい、か。

昔のビデオからは、ゼイゼイ・ガアガアとののこの呼吸の音が聞こえてくる。
すでにこの頃からこんなに苦しかったっけ・・・
ビデオの中のののこも緊張が強くて今と同じように左へ左へ引っ張られていて
小さい体を私が懸命に抱っこしていた。
呼吸も苦しくて、緊張も強くきつそうな小さいののこ。

この頃と比べると今は呼吸だけは格段に楽になっていて、
それだけでも去年手術してよかった。

ビデオを見てしみじみしたところで、
また振り返ってみる。
ニコがののこの手をにぎっている。(本人はそのつもりはないみたいだが・・)
なんだか微笑ましくて
ぱちり


突然の小さいののことの再会に、
急に感慨深くなってしまった午後でした