にこにこ日記

原因不明の病気で寝たきりの長女ののこ、8歳年下の次女ニコ。二人の娘の成長、毎日の小さな小さな喜びを書き留めています。

 ちっくん!

2008-05-27 14:14:36 | にこ
我が家の2歳児ニコは只今反抗期の真っ盛りらしい。

まず、朝起きてから

おかやん「さあ、おしっこ行こうかぁ~」(出来る限り優しく穏やかな語り口で)
ニコ  「やだ!」
おかやん「・・・・・」

と、こんな感じで一日中が過ぎていく。


とりわけ、トイレに行くのを嫌がる。
ほぼオムツも取れてて、失敗もしなくなったのに
ギリギリまで我慢する。
モジモジしてるのに、あきらかに手で押さえているのに、
「やだ!」「出ないもん!」とかたくなに拒否。

このままじゃあ、膀胱炎にでもなりはしまいかと冷や冷や。

そこで、おかやんは考えた。
多少卑怯かもしれないけれど、威すことにした。
半年くらい前に入院経験のあるニコ。
そこでは看護士さんに連れて行かれてかなり痛い思いをしてきたらしい。

「ニコ。あまりおしっこ我慢したら病気になって、看護士さんにちっくんされるよ。」

これは効いた。

おしっこを終えたニコは
「看護士さんにちっくんされないでおしっこできたよ」とわざわざ報告してくれる。

ほっ。
これがいつまで効くかな~

ヘビ、バナナ、エビフライ・・・

2008-05-19 14:47:22 | にこ
今日の内容は、ニコのウ○チの話。
これからお食事の方、食事中の方、はくれぐれもご注意のうえお読み下さいませ。

   

第一次反抗期真っ盛りの我が家の2歳児、ニコ。
GWからトレーニングパンツ(布のやつ)にチャレンジ中。

近頃ようやく、「おしっこ」と言えるようになってきた。
それでも失敗は数知れず・・・。

ニコにとってはおそらく初めての試練。
失敗したっていいさ~
失敗は成功の母だもの。何回でも洗濯するさ~

とはいっても、正直ウ○チとなるといささか覚悟も揺らいでくる。
出来るならばトイレでふんばって欲しいところ。

それが最近保育園で、ウ○チをトイレでできたらしい。
担任の先生が書いてくれる「連絡ノート」にこう書いてあった

「今日はトイレでりっぱなバナナウ○チできましたよ~ニコちゃんがんばってま~す」

おお~!!!やった!!!
家で私もおとやんもニコをた~くさん褒めてあげました。
「ニコ!バナナみたいなウ○チ出したんだってね~偉かったね~」と。

ようやくウ○チはトイレでするものだと認識できたらしいのだが、
いちいち自分の出したウ○チにコメントをつけるようになってきた。

「ヘビみたいなウ○チだねぇ~」
から始まり、
「キュウリみたいな・・・・」
「おにぎりみたいな・・・・」
「エビフライみたいな・・・・」
毎日自分の出したウ○チを見て名前を付け、満足している様子。

トイレで出来るようになってくれたからいいのだけれど、
エビフライは・・・ちょっとリアル。

しばらくエビフライは食べたくありません。


きちゃない話ですいません。

緊張との戦い

2008-05-11 23:52:46 | ののこ
あ、・・・・・という間に
いつの間にか5月。

4月は夏か?って疑うような気持悪いくらいの陽気が続いたと思ったら
ここ2,3日は寒い。
雪に、みぞれに、霰だよ。

この異常気象の中、それでも体調を維持している我が娘たち。

風邪こそこじらせたりしてはいないけれど、
ここ1ヶ月ほど、ののこの緊張が強い。

なにが不快?どこが痛い?どうしたら快適になるの?
毎日抱っこしながら問いかけてみるけれど、わからないままの日々。
ああ、情けない。
我が家のムードメーカー的存在の、
ののこが調子悪いと家の中はなんとなくピリピリしてくる。

ののこはこの緊張ともう8年間のつきあい。
見えない何かに引っ張られるように、首や腕や体がねじれていく。
細かい不随運動も加わり、呼吸も荒くなってくる。
もちろん表情も険しくなる。

こういう強い緊張が不定期にやってくる。
長いときは一月以上もつづく。

それでも、私たちに出来ることは抱っこしてあげることと
けいれん発作用の坐薬を使うことくらい。

3年ほど前、ののこが体調を悪くして入院しているときも
強い緊張が続いたことがあり、辛そうなののこの表情を見かねた私は
その時担当してくれていたまだ若い女性の小児科Drにどうにかしてあげたいと
訴えたことがあった。
たまたま入院中だし、普段家では試せないような対処法がないか
すがるような気持で質問した私だったが、そのDrにさらっとこう言われた。

「お母さん、これ以上の処置といったらもうずっと眠らせるしかないよ。
あるていどの緊張とは付き合って行かなきゃ。」

あまりの突き放したような言葉にぞっとした。
子供が目の前でうまく睡眠も取ることが出来ないくらい緊張が強く
苦しそうに顔を歪めているのを、あたりまのように見ていろということか?
たとえすぐに出来る処置はなくても、辛いね、苦しいね、と
ののこの気持ちや親の気持ちに寄り添ってくれる気持があれば
こんな言い方は出来ないはず。

私もつい感情的になってすぐ言い返したけれど、
なんて言ったかよく覚えていない。

もちろんこのDrの言うとおり、あるていどの緊張とは付き合って行かなくてはいけない。
それでも、少しでも毎日を楽に快適に過ごさせてあげたいと
親なら誰だって思うはず・・・・・と思う。


幸い、今の主治医を始めののこがお世話になっている小児科医の先生方は
どなたもやさしく、ののこの体調はもちろん気持にも配慮してくださる
方々ばかりで嬉しい。

あの時のDrはずいぶん前に移動になり、もう会うこともないかもしれない。
でももし、どこかの町でののこと似たような子に会ったときには
その子の気持、親の気持ちに寄り添えるDrに成長していてほしいと願っている。


昨日坐薬を使ったからか、今日のののこは穏やかだった。
坐薬が効くということは緊張のピークは過ぎつつあるかな?
そうだといい。

明日もののこが穏やかでいられますように