GREEN NOTE

ワイルドグリーンディスカス中心のアクアリウムブログです

百里の猛禽

2011年06月23日 | 写真ネタ

昨夜は徹夜仕事で朝8時に出図完了。ひと段落しました。
予定より早く終わったので午後2時まで熟睡した後、久しぶりに写真撮影に行ってきました。
仕事の緩急を自分でコントロールできる自営業のメリットを生かして、平日にしか撮影できない
被写体を追い、いざ百里基地へ!
北関東道路が全線開通した上に茨城空港の開港で分岐線が出来、自宅から百里基地まで
なんと1時間で行けるんです。便利になりました。
百里基地と言えばイーグル…そう、今日の被写体はF15-Jイーグル。
土日祭日はスクランブル発進以外、地元住民の迷惑を考慮飛行しないため
撮影は平日に限られます。


普通に考えるとありえない!?こんなに間近で撮影できるポイントが百里にはあります。
300ミリもあれば離発着シーンは十分に撮れます。


日本の主力戦闘機F-15Jイーグル。旧マクダネルダグラス社製。
エンジンはプラット&ホイットニー製で揚力に頼らない垂直上昇が可能。
確か、日本での生産は石川島播磨など重工系数社がエンジンなどのコンポーネントを分け
ライセンス生産していたと思います。
かつて世界ナンバー1の実力だったこの機体も今は旧式になりつつあり、次期主力機導入の
噂もちらほら流れるようになりました。


兵器である事が前提ではありますが、戦闘機って純粋に美しいと思うんです。
機械設計というのは無駄をそぎ落とし機能を突き詰めて行くと自然と美しい形状になって
行くものですが、戦闘機はその究極の形と言えます。


本日のベストショット。
今回は下見がてらの撮影ですが、今度はもっと早く現着して、じっくり流し撮りや飛行シーンを
撮影したいですね。


百里基地は民間の茨城空港と併用で、当然ながら民間機の離発着シーンも見れます。


501 SQ偵察隊のRF-4ファントム。尾翼のウッドペッカーのマーキングは偵察隊です。


こちら違う迷彩パターンのRF4。ベトナム戦争での最新兵器であり、かつては空自の主力戦闘機
でもありました。見た目の通り一撃離脱の重戦闘機タイプで、初期型は機銃さえ着いていません
でしたが意外なほど運動能力があり、空戦で小回りの利くミグ17相手に戦った機体です。
以後の戦闘機開発では再びドッグファイトを重視した運動性の高い機体にシフトしたと聞きます。


座席は複座です。(トリミング画像)


対してF-15は単座。後方視界はF4より遥かに良さそうですが、最新鋭の戦闘機はどれも
さらにコクピットが突き出し、金属の枠さえありません。


ハンガーまでは結構距離がありますが、良く見えます。



今まで内緒にしてましたが実は昔、軍用機オタクだった時期があったりします。
今回の撮影でまた火が着きそうな気がしてきました。
最近の情報はまったく判らない浦島太郎状態なのでとりあえず帰りに空自専門の航空雑誌
「J-wing」を買ってきましたが、すっかりのめり込みそうです。
うーん、ヤバイな…
とりあえず近いうちにまた撮影に行ってきます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする