お久しぶりです。
このブログも長い間放置してしまい、もう誰にも見られていないのでは?と思っていました。
ところが、久しぶりに覗くと毎日100名前後の方が過去のディスカス記事を見てくださっていたようで、感謝と申し訳ない気持ちで一杯です。
そろそろ、生きてるお知らせをせねばと思い、久しぶりに近況と現在の趣味の話しを書いてみます。
子供は教師の道に進み、50歳でアーリーリタイヤの隠居趣味生活を夢見ていましたが、仕事量は増え続け引退はしばらく先になりそうです。
客先の企業と若い人に必要とされる限り、生涯現役を貫くと方針転換しました。
50代も半ばになると長時間のパソコンワークは目に来ますが…多分、自分は仕事を辞めると一気に老け込みそうですしね。
とまあ、もっともらしい事を言っていますが、やりたい趣味を続けるのもお金が掛かるというのがたぶん本音です(笑)
自分は趣味を持たないと仕事のモチベーションが維持できない人間なので、これまでいろんな趣味を渡り歩きましたが…最近は渓流釣りを趣味にしてます。
鬼怒川や大谷川、男鹿川といった、県内の上流や源流域でのトラウトルアーフィッシング。
それも、源流を野営しながら遡上したり沢登りをする結構ハード目なやつ。
今までアクアリウム、写真、登山、キャンプと様々な趣味に興じて来ましたが、源流での釣りは全ての要素を備え、これまでの経験が活きる集大成とも言える趣味です。
登山は今も続けていますが、最近は源流釣りトレーニングの意味合いが強いです。
そしてついに今年は年間漁業券だけでは飽き足らず、漁協の組合員にまでなってしまいました。
アクアリウムでのディスカス飼育も楽しかったのですが、自然下で触れる日本の在来魚…ヤマメ、イワナの美しさはまた別格で、魅了されます。
本格的に釣りをするのは小学生以来で、当時は鯉とブラックバス釣りにどっぷり浸かっていました。
本当は渓流や湖でニジマスを釣るのが夢だったのですが当時、埼玉の市街地に住んでいた小学生に山上のトラウトフィッシングなど叶うはずもなく。
釣りの経験が無い親に、敷居の高い渓流釣りに連れて行けなどと頼む事も出来ず、釣り雑誌の美しいトラウトの写真を見ながら、毎日ため息をついておりました(笑)
それから中学、高校、大学と他に楽しい事を見つけ、いつの間にか釣りから遠ざかってしまいましたが…
大人になって働くようになり、栃木に居住して子育ても終わり、最近になってようやく小学生の願いが叶ったわけです。
渓流釣りは入渓場所が判り難く、穴場ポイントも地元の人しか知らない場所が多く、山歩きや沢の遡行もハードです。
かくいう自分も、釣り場で知り合った地元の釣り系YouTuberやベテラン釣り師の方に様々な事を教わりました。
それ故に敷居が高く、平日など自分以外とは誰も合わない日もあります。
東京も宇都宮の市街地でも、美しい公園やインスタ映えするお洒落なお店など、憩いの場所は沢山ありますが、そこは大勢の人の為の場所であり、自分一人の場所ではありません。
源流の渓谷で深い自然の中に人間は自分一人…その時、その場所は自分だけの場所になります。
エゴイストですね。
そうそう、先日新しく買ったロッドの試投に近所の中流の川に行ったらこんなのも釣れました。
新しいロッドやリールに習熟するのによく行く川ですが、いつもはオイカワやカワムツといった小物ばかり。
それが予想外の大ナマズが掛かり、タモ網も持たなかったので、無理にゴボウ抜きしたら竿が折れました。
土手で自転車を停め、様子を見ていた外国人のカップルが取り込みを手伝ってくれ、「この魚、持って帰って食べるのデスカ?」と聞くので「いや、食べないでリリースするよ。良かったらあげるけど?」と答えると
ママチャリの前カゴに、はみ出しながらもナマズを無理やり押し込み、二人は喜んで帰って行きました。
後に残ったのは、折れた竿と修理代。
捌き方を教えて、唐揚げを推奨しておいたけど…あれ、本当に食べたのかな?
渓流釣りは奥が深く…
今は仕事と趣味を続け、奥さんを大事にすること。
他に何も望みません。