GREEN NOTE

ワイルドグリーンディスカス中心のアクアリウムブログです

nostalgia

2010年05月29日 | 写真ネタ
前々回のバイク写真と一緒に実家で発掘されたカメラ
アサヒペンタックスSPとペトリFT
いずれも自分が生まれる前に製造された35mm一眼レフ。


2台とも20年以上放置されていて、ホコリとカビで酷い有様だったけど、
レンズもボディも入念にブラッシュアップした結果、当時の輝きを取り戻した。
右のペトリは調べてみると、当時の日本製カメラの中でもスバ抜けて安い
独創的な一眼レフだったらしい。
シャッターボタンの位置がボディを握った時に自然に人差し指が触れる位置に
なっている、他に見た事のないタイプ…
親父にカメラ趣味があった訳ではないけど、生前はずっとこのカメラで
家族を撮り続けた。
レンズは55mm開放f1.8の単焦点一本のみ。
実家のアルバムにある写真のほとんどはこのカメラで撮影されたものだけど、
意外に良く撮れている。
でも、もう今はシャッターユニットが壊れて動かない。


もう一台のアサヒペンタックスは、自分がカメラに凝っていた小学4年生の時に、
カメラ好きのお兄さんに貰った一眼レフ。
ピント、絞り、シャッター速度、感度設定と全てにおいてマニュアルで
精度の低い内蔵露出計と合わせて、小学生には難しいカメラだった。
ましてや当時は、露出が何かちゃんと理解せぬまま写していたので、
失敗作の写真を大量生産していたように思う。
この2台が実用の日の目を見る事はもう無いだろう。
この先も思い出として、時々手入れしながら防湿庫で眠り続ける予定…

その代わり、防湿庫の飾りと化していた40Dを引っ張り出した。
実は、仕事仲間の高校生の娘さんが写真部に入部した話を聞き、それだったら
眠っている40Dを使ってもらおうと思ったからだ。
今はKissFデジを数年使っているらしく、それなら同じマウントの40Dも有効に
使ってもらえそうだ。

40Dはズバ抜けたスペックこそ無いが、基本性能がしっかりしたカメラで
使い方次第で撮影の幅は大きく広がる。初級機より造りも本格的。
防湿庫でこのまま眠っているより、若い感性で思う存分使ってもらう方が、
カメラも本望だろう。

そんな訳で、さきほど彼女にあげる為に40Dを磨き上げた。
磨いてるうちに、小学生当時ペンタックスを貰った時のドキドキ感が蘇って来た…
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ディスカスコンテスト

2010年05月25日 | ディスカス

アクアマイスターのディスカスコンテストスケジュールが発表になりました。
http://aqua-meister.main.jp/index.html

国産青系だけのコンテスト…普段、皆さんが家で飼育されている様々な青系が
一同に会して目の前で見れる。
これはある意味究極の贅沢ですよ!今から楽しみで仕方ありません。



思えば2008年のコンテストに参加してから、自分のディスカス趣味は急速な
広がりを見せました。
当時は一人で黙々と飼育を続けていて、コンテスト会場に行っても知り合いも
居ませんし、ましてや出品などと…
そう思っていたのですが、そこは同じディスカス好き!
初対面でも一声掛ければあっというまに話がはずみ、楽しくて時間が経つのも
忘れて夢中になるものです。
ましてや、懇親会でお酒が入れば楽しさも倍増!
その後もコンテストで知り合った方々との交流も続いていて、
今でも参加して本当に良かったと思っております。
ベテランでも初心者でも、ディスカスに拘りがある方も、これから飼育してみようと
いう方も、細かい事は抜きにして、年齢も職業も分け隔てなく楽しめるイベント…
それがコンテストなのだと思います。
今年は残念ながら大きなイベントコンテストが無くなってしまいましたが、
アクアマイスターの芦田さんが一肌脱いでくださいました。
そしてもちろん、開催には大勢のホビーストの協力ありきです。
近郊の方はぜひ、足を運んでみてください。
たとえ今は誰も知り合いが居なくても、私のようにその日から趣味人生が
数段楽しいものになること受け合いです。

会場に持参する物は
「ディスカスが好きだという気持ち」
もうそれだけでいいんですホント。

あ、あとは懇親会バーベキューの2000円ね(笑)


それからですね…開催期間中のセミナーで「ディスカス撮影カメラテクニック」
の講師を務めさせていただく事になりました。
主にデジタル一眼レフ初級者向けのお話になるかと思いますが、
引き受けたからには精一杯やらせていただきます。
普段、私が使っている設定なども出し惜しみなくお伝えしますのでお楽しみに!?

とりあえずこれから出品魚も選定して、調整に入らないといけないですね。
講義の資料作りや打ち合わせも…
プレッシャーを楽しみながら準備に取り掛かりたいと思います(笑)

それでは。

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スローなブギにしてくれ

2010年05月20日 | その他

今日は念願の横浜出張でしたがあいにくの雨。
工場夜景撮影第二弾はあきらめ、帰りの途中で実家に寄ってきました。
帰り際におふくろが、子供とかみさんにお土産をドッサリくれたのですが
その中に実家に忘れていた昔の写真を入れてくれて…
懐かしい若かりし日の写真がドッサリ。
懐かしくてしばし感傷に浸ってしまいました。


20年くらい前…大学3年生の時の写真ですね。
友達に「海を見ている俺とバイクを撮りやがれ」と頼んで撮ってもらった
恥ずかしい写真です(笑)

この頃はバイクに夢中でした。2サイクルロケット少年を卒業し、
限定解除試験に合格して学生の分際でカタナを乗り回してたあの頃。
バイト代は右から左へ、バイクのローンとガソリン代、改造費に消えて行きましたが
通学、バイト、海、山、彼女の送り迎えと、カタナに乗ってるだけで
毎日が楽しかったですねえ。
右の銀のバイクがスズキのGSX1100Sカタナ。
当時でさえ十年落ちの旧車ですが、それまでの250ccに比べて動力性能の違いに
驚いたものです。
ちなみに左はカワサキ750RS…通称Z2。純正火の玉カラー。
同じ機械工学科の同期のナナハンで、走りに行く時はいつも一緒でした。
Z2はカタナより更に10年落ちの旧車で、ゼロヨンでは4サイクルの250ccに
さえ負けてましたが、素直な操縦性で良いバイクでしたね。


USヨシムラの集合マフラーにヨシムラカヤバのリアショック。
この後、京浜のCRキャブレター、アールズのオイルクーラーが入り、
神戸ユニコーンのGSXRの足回りキットを移植して変貌を遂げていきます。
ヒマさえあればヘッドを空けてカムとタペットのクリアランス調整をしたり、
点火タイミングを変えたり、キャブのセッティングを変えたり…バイク馬鹿でした。
夏休みはコイツの為にびっちり電気工事のアルバイトを入れ、
見事彼女に振られましたし…当然ですね!
後ろにテントを積んでフラッと旅に出て3~4日帰らないなんて事もしばしば。
でも、さすがに旅に出て、1週間なんの連絡も無しで家に帰って来た時には
警察に捜索願いが出されていましたが…


そんなカタナが高速でカムチェーンが切れたのは、社会人1年目の事。
制御を失ったバルブがピストンの頭を叩いて飛び散った破片で、シリンダー内は
グチャグチャ。再起不能でした。
で…懲りもせず購入したのが上のカワサキZZーR1100(D1)。
当時最新の逆輸入車で、価格も目ん玉が飛び出そうでしたが、320km/hまで
刻まれたスピードメータにもっと目ん玉が飛び出ました(笑)
たった200kgの車体に147馬力。2輪市販車世界最速の称号の前に
自制心など何の役にも立たず、登録書類のハンコを突いていました…
そう、悪魔の契約です(笑)
仕事が終わった金曜日の夜に納車して、そのまま首都高に上がりシェイクダウン。
あまりに楽しくてそのまま箱根へ。
温泉で昼寝して、日曜の朝まで寮には帰りませんでした。

思えば、カタナとは何もかもが違っていましたね。
走る、曲がる、止まる…カタナをどんなにチューニングしてもこの領域には
踏み込めなかったと思います。

アクセルを入れれば後ろからデカイ足で蹴飛ばしたように加速。
ラムエアの効果でスピードが乗るほどパワーが上がる。
この巨体からは信じられないほど良く寝て、コーナーリングも軽い…
凄いぞ川崎重工!

バイクを降りてからもう14年になりますが、写真を見ているとあの時代が
鮮烈に蘇ってきます。
当時の仲間も彼女も思い出の中では若いままですが、考えてみれば今は
みんなアラフォーなんですよね。
なんだ…自分と同じおっさん、おばさんやん!

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街の中の野生

2010年05月18日 | 写真ネタ

今日は昼休みに更新です。
最近、近所の川に飛来する街中では珍しい被写体を追い求めているのですが
なかなか撮影の機会に恵まれません。

実は先ほど、タバコを買うためコンビニに行く途中、川を渡る橋にさしかかると、
なんとすぐ目の前にアレが!川の中に立ってエサを捜しています。
歩いて2分の事務所にダッシュで戻り、7Dに70-300ミリ付けて戻ってみると…
アレはすでに飛び去った後でした…ガックリ。

カメラをぶら下げて呆然と川面を見つめること数十秒。
ふと、視線を感じ、目を向けると…


猛獣がこちらを狙ってます(笑)


「ニャンだゴルァ!カメラ向けるんじゃねーよ。コロスぞ」

改めて撮影してマジマジと見ると、ネコって良い被写体ですねェ。
いい顔してます。惚れ惚れしちゃいます。
人間社会に順応しながらも、決して野生を失わない…
知らない相手には絶対に媚びず、かといって敵対する訳でもない。
人間と絶妙の距離を保ちながら共存できる、唯一の動物かも!?
犬とは明らかに違いますね。(飼うなら自分は犬派ですが)

「猫撮り」という専門分野が存在するのも判る気がします。


上の写真を思い切りトリミング。
毛並みの質感、グリーンの目、針のように細い瞳孔。
ゾクッと来ませんか?
魅力的です。
そういえば自分、小池栄子さんみたいな目がキュッと吊り上った女豹系の女性が
タイプなのですが、かみさんは何故かタヌキ系です。

余談ですが、7Dのトリミング耐性が思ったより高くて驚きました。
40Dでこのような大胆なトリミングは無理がありました。

それでは。

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高い壁

2010年05月16日 | ディスカス繁殖

最近、ブログのプロフィール欄に載せているアドレスからよくメールをいただきます。
ディスカスの情報だったり、飼育の質問だったり、内容は様々ですが
どうもgooメールの調子が悪かったみたいでご迷惑をおかけしています。
なんか、一度機能がリニューアルされてから変だったんですよね。
過去にいただいたメールも全部消えてるし…
そんな訳でして、もし私にメールをしたのに返信が無いという方がいらっしゃいましたら
ブログのコメント欄でお知らせください。
ご迷惑おかけしまして、誠に申し訳ありません。


今日の一枚目の写真は富山のsrさんからメールで頂いた物を拝借しております。
素晴らしい眺望です。奥に連なる立山連峰は、いずれも3000メートル級でして、
海と一緒にこのクラスの山脈が見える景色は世界で3ヶ所くらいしか無いそう。
あの山脈の中に、以前ここで紹介した称名の滝があるんです。
富山県は魚も水も美味くて、風光明媚で…本当に良い所です。
次は仕事抜きで行きたいですね。
まずは新潟のboosさんに教えていただいた笹川流れを撮影して、日本海沿いに
南下し、この景色を収めてから立山黒部アルペンルートへ。
仕事の都合を付けて機材担いで一週間くらい行って来たい
…て、ディスカスの世話どーするの!?


さて、ディスカスネタです。
最近、私の頭を悩ましてくれているのがこのペア。
最初の紹介から既に3度目の産卵をこなしたのですが全部、3日目には卵が
真っ白け…この展開、シビレますね。
♂は繁殖経験もあり、毎回昇っているのですが何故に?
初めてのケースです。高い壁が現れました。
水流を変えたり弱めたり、水質と水温を見直したり、様々なトライを始めてますが
そんな中でシルクさんと電話で話していて、卵に関する良い情報をいただきました。
今回のケースではイケそうな気がします…こんな時、ディスカス仲間の存在って
心からありがたいですね。


♀オリジナルコバルトの表現&色彩を…


♂ブルーベリーⅦの体型&色彩と合わせ…

両親の良い所を受け継いだ子供をぜひとも採りたいペアなのですが、
焦らず楽しみながらチャレンジして行きたいと思います。
でも、7月のアクアマイスターコンテストには、この♂も出したいんですねえ。
うーん悩みます(笑)


コンテストの話が出たついでに。
芦田さんより、7月のコンテストで「ディスカス写真撮影の講師」のオファーがありました。
こんな私で、お役に立てるのでしたら使ってやってください~と快諾!?
でも、レンズ光学や電子工学の専門知識がある訳ではないので、
「実践!デジタル一眼を使ったディスカス撮影 入門編」という事で…スミマセン

そんな訳でして、連載記事にしようとしていた「ディスカス撮影術」は2回目以降
しばらく中止とさせていただきます。
あまりブログで書くとネタ切れになりそうなのと、同じ話を講義で繰り返すのも
何だか…ですので。楽しみにしていた方(そんな人居ないって?)すみません!

それではまた。

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原種バッククロスの意味

2010年05月14日 | ディスカス繁殖

久しぶりにディスカスネタです。
今回は育成中のコバルト(BVⅥ)x原種グリーンに焦点を当ててみようと思います。


最近、めっきりブログに登場しなくなってしまった原種グリーン達ですが、
手を抜かずに120専用水槽でちゃんと管理してあげてますよ。
年寄りが多くなった感は否めないのですが、原種クロスの若魚の中から、
どちらかというと表現が原種ライクな3匹を同居させて飼育してます。
上の写真の下に写ってる小さめの個体が原種クロスのヤング(死語)ですが、
原種というか改良種というか、なんとも中途半端な表現ですね…
まあ、原種水槽で泳ぐ限りは違和感も無いので、これはこれでヨシとしましょう!
今回の主題はコバルト似の数匹です。


現在、コバルト似の4匹は虫食いタイプの育成水槽に収まっていますが、
最近青の発色が際立ってきました。原種水槽の子供達と兄弟とは思えないほど
まるで表現が違います。


こちらも同腹の原種クロス。
一見、普通の虫食いコバルトのようですがこれも同腹です。
様々なタイプに分かれても彼らに一貫している特長は、このサイズになっても
バーチカルがクッキリしていて、たとえ落ち着いていて体側のバーチが薄くなって
る時でも…目を通る顔のバーチだけ色濃く残っている事です。


そして4匹のうち2匹は全体に青の発色が濃く…
上の同一写真上で比べれば判りやすいと思います。左が原種クロスですが、
周りの純粋なコバルト達と比べて明らかに濃さが違います。
もちろん写真の色調などいじっていません。
虫食い模様もほとんどラインと言って良いくらい繋がっていて、大きくなるにつれ
表現がしっかりしてきました。
そして何より面白いのはこの子達の両親はどちらもまるで違う表現なんです。


在りし日のお父さんとお母さん。原種グリーン♂とブルーベリーⅥ♀。

ベタ青の母親から比べると、まるで先祖帰りしたような強烈な虫食いラインが
出現して、父親のスポットはまったく出ません…この表現はコバルト青同士の交配
では当然1匹も出現しませんでした。今回の原種クロスで2割くらいでしょうか…

コバルトが通説の通り原種グリーンから導き出された種であるなら…
累代を重ねて血が濃くなってきたコバルトに、原種グリーンの血をバッククロスする
行為は邪道ではないと、自分は考えます。

今回出現した数匹は、今はただのF1に過ぎません。
ですが、自分の目にはこの4匹のF1が磨く前のコバルトの原石に映ります。
これから自分が青系のブリードを進めて行くには、素性の確かな国産コバルトのみ
で選別交配を進めるしか、道は無いと思い込んでましたが…
必ず彼らの血を必要とする時が来る。今はそんな予感がしています。

まずは、自分の手でひとつひとつ確かめてみる事ですね。
近道をしても得る物は無いと思いますから…
それではまた。

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GW百景

2010年05月09日 | 日光・自然

GW中に撮影した写真の整理がやっと終わりました。

虹見の滝


レイクトローリング

お気に入りの渓谷がダムの増水で湖の底に…
放水時期まで待つしかありません。


龍王峡

龍王峡をアングルを変えて。
この写真はクリックすると大サイズで見れます。

夫婦滝

新緑の鮮やかさは苔も同じです。



岩に繁っている苔をマクロで拡大してみると、こんな風に見えます。


直播きした枝豆が発芽しています。
今年はピーマン、ナス、キュウリ、枝豆、サトイモを植えました。
夏には野菜をツマミにビールで一杯!
豊作を願います(笑)

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Solid state city

2010年05月07日 | 写真ネタ

お久しぶりです。皆様GWはいかがお過ごしでしたか?
自分にとって今年のGWは例年に無いエネルギッシュな休暇となりました。
家族サービス、お袋を連れて旅行、フィールド写真撮影、庭を耕してガーデニングの
野菜苗を植えつけたりと、あっというまに過ぎ去った1週間でした。
いまだに体中がギシギシいっております(笑)

GW明けのお仕事一発目…横浜出張からスタートでした。
休みモードで弛んだ精神をリハビリする間もなく、いきなりアクセル全開!
3時間に及ぶ設計打ち合わせですっかり元に戻りました。

自分は遠くに車で出張する際は、必ず撮影機材を忍ばせて行くのですが、
今回もご多分に漏れず…準備万端(笑)
帰りに横浜みなとみらいの夜景を撮影してやろうと思っていましたが、
ふと思い立ち、かつてサラリーマン時代に勤め先があった川崎市殿町に行き先変更。
殿町から海に向かって浮島あたりまで、巨大な石油精製コンビナートや化成プラントが
立ち並んでいて、いわゆる京浜工業地帯のど真ん中に当たります。
そびえ立つ巨大なタンクや張り巡らされた配管、吹き出る蒸気といった光景は
知らずに迷い込むとまるでSF映画の中にいるような錯覚さえ覚えます。


映画ブレードランナーのワンシーン?
中には配管、バルブ、タンク、階段が縦横無尽に張り巡らされていて
もう何が何だか…(笑)


配管とタンク、手すり…円柱の組み合わせって美しいと思います。
工場夜景はどうしても望遠ズームの出番が多くなりますが、これはEFS17-55です。
この写真はクリックすると少し拡大できます。


昔、ウルトラマンで怪獣がこういう丸いタンクを破壊してるシーンを良く見ましたね。
TVでは爆発しまくってましたが、こんなのが1基でも爆発したら…。
余談ですが、この球状タンクを撤去する時は、バーナーで切断する訳ですが
てっぺんからリンゴの皮を剥くみたいに、綺麗な螺旋状に切っていくんですよ…
はい、テレビで見たネタです。


全体大写しでも局部でも、捜せば被写体はいくらでもあります。


まるで海に浮かぶ要塞ですね。
煙を吐き、海上まで照らしながら一晩中輝き続ける不夜城。


カラー写真が近未来SFなら、こちらのモノクロは昭和の高度成長期!?
まったく雰囲気が変わりますね。

お洒落な夜景スポットも良いのですが、京浜工業地帯の夜景…ハマリそうです。
次は大黒埠頭周辺を撮影したいですね。
早く次の横浜出張が来ないかな…(オイオイ)
それではまた。

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