最近、カメラ好きなアマチュア写真家の間で話題になっているカメラがあります。
コンパクトデジカメですが、その特徴は一眼レフをも凌駕する解像画質…
実写レビューや作例が広まるにつれ、どこに行っても品切れ状態に。
本日、用事がありヨドバシに行ったのですがたまたま入荷していたのを見かけて買ってきました。
発売以来欲しいと思っていたカメラなのでラッキーでしたね。
充電が終わり夕暮れ迫る中、ちょっとだけシャッターを切ってみました。
上がそのテストショットですが、ブログサイズでは何の変哲も無い写真(どちらかというと駄作)
に見えますよね。ところが…
上の写真の建物壁面の一部を100%表示(ピクセル等倍)で切り出した写真です。
ハッキリ言って衝撃でした。これだけ引き伸ばしてボヤッとした所がまったくない。
室内の照明器具のディテールまで見えます。
更に200%まで拡大。
普通こんな事したらディテールはグズグズになって鑑賞に耐えれませんが、
このカメラの解像画質はほとんど破綻せず目が痛くなるほどの解像感を残しています。
石タイル一枚一枚の色の違いや質感まで判るなんて…これはもう人間の目を超えてますよね。
薄暗い水中で動く魚を撮る水槽撮影はこのカメラが一番苦手とする対象ですが、ライティングと
撮影設定を工夫して強引に撮影してみました。
ちっこく写ってしまい、またも駄作ではありますが…
上のテストショットを等倍に切り出してみてこれまたビックリ。
ウロコがシャープに解像するだろうとは予想していましたが、背鰭に向うトゲの紋様…
極小のウロコまでこれだけ解像しています。
とりあえずシャッター押しただけのテストショットをパソコンで現像してみて、思わず笑っちゃいました。
SIGMA DP2 Merill
世界で唯一の4600万画素三層フォビオンセンサーを搭載している事…
このカメラの一番の魅力でもあります。
カメラとしての機能やスペックはもう少しですが、レンズとセンサーは超一級…
と言うか異質で凄味さえ感じます。
自分の「解像」に対する認識を大きく突き抜けた存在と言えますね。
先代のDP2Xの絵が好きで、風景撮影の時は一眼レフのサブとして愛用していましたが
このカメラは風景撮影のメインになりそうで恐ろしいです。
もちろん、画素数や解像だけがカメラの良し悪しではありませんが、風景写真を撮る人にとって
このセンサーはあまりに魅力的。
フルサイズと新しいレンズの購入を検討していましたが、DP2 Merillを知ってしまったおかげで
状況が変わるかも知れません。
自分の主な撮影対象や撮影スタイルからして、これに広角側のDP1 Merillを買い足した方が
幸せになれる気がしてきました…水槽撮影には使えませんが(笑)
近々フィールドに持ち込んでじっくり撮影してみます。
それでは。
以前にブログ記事で紹介したディスカス飼育水の園芸利用
http://blog.goo.ne.jp/nikko_iwana/e/9d941103a860e809def4b1a40ce68b3a
あれからずっと続いております。
ことガーデニングに関して、水道水はまったく使っていません。
なんたって毎日の水換えで200~400リットルの排水量がありますから。
家庭菜園を賄うには十分過ぎる水量です。
コイツらの排泄がバクテリアで分解され、排水を通して窒素循環で庭の花や野菜に…
2階のベランダから撮影。サトイモもご覧のとおり立派に成長しております。
前回組んだ排水利用のスプリンクラーに加え、エーハイムのスラッジリアクター(糞取り)で集めた
糞も庭の隅で堆肥を作るのに利用しています。
まあ雑草を抜いて一箇所に集め、土とワラをかけて魚のフンを撒いてるだけですが…
想像を超えるスピードで抜いた雑草と魚のフンが分解されていきますね。
ディスカス農法の効果があったのか、アサガオもかなり早い成長を見せています。
水と窒素の循環にディスカス飼育を取り込んだディスカス農法…
この夏、勝手にマイブームです(笑)
新しい和風バックスクリーンが完成しました。
雅な色使いが今回のポイントです。以前に作った自然素材の色も良いのですが、赤系統の色は
魚体の青が映えるんですね。
ただし、真っ赤な赤色はダメでした。ケバ過ぎて、繊細な侘び寂びが吹き飛びます(笑)
LEDでライティング。
水を通して鑑賞すれば元の鴇色(ときいろ)がシックな臙脂色(えんじいろ)に見えます。
鴇色(ときいろ)…Ibis Pink
臙脂色(えんじいろ)…Dark Red
色は何でも良いという訳ではありません。水を通して映える色、そうでない色があります。
試行錯誤もだいぶ洗練されてきたかな?
今回の素材も和に拘りました。繊細さがポイントです。
今回のバックスクリーンはスカイツリーにちなんで「雅」
8月発売予定です…(冗談です)
次に目指すのはやっぱり「粋」ですね。
クールジャパン…日本的な格好良さを探して。
縁台、ヨシズ、ほおずき、ブタの蚊取り線香、睡蓮鉢…
浮世絵と自家系統ディスカス秋水。
浮世絵は浅草のお店で印刷物を沢山買いました。
江戸風鈴…ほおずき市のお土産
三年かけてようやく実現、固定化した秋水です。
もっと日本らしく、もっと洗練されたインテリア水槽で秋水を鑑賞したい…
目指すのはクールジャパンとディスカス鑑賞の融合ですね。試行錯誤はまだまだ続きます。
今日も暑かったですね。
梅雨の中休み…浅草では昨日と今日の2日間、夏の風物詩「ほおずき市」が開かれていました。
ヨシ!江戸風鈴とほおずきを買いに行こう…昨日でちょうど仕掛かり仕事も掃けたので
午後からかみさん連れて浅草に出かけました。久しぶりのデートです。
平日の午後というのに凄い人出です。売り子さんの威勢の良い掛け声も飛び交い
活気に溢れていました。
ほおずきの暖簾…綺麗ですね。自分も鉢植えのほおずきを一鉢買いました。
鉢植えを買うと、江戸風鈴を1個オマケで付けてくれます。
こんな、ひょうたん型の風鈴もありました。
裏手の出店で販売していた美味しそうな桃。
店のオヤジさんが
「今なら1個300円の糖度18の桃が4個で1000円だよ~まずは試食してみてよ~本当に甘いから!」
遠慮なく試食してみるとこれが本当に甘い!
そこへ更に追い討ちをかけるオヤジさんの一言…
「本当に甘いと思ったら、大きな声で甘い!と叫んでよ。沢山オマケするよ」
…当然のごとく夫婦で叫びました(笑)。「甘い!」「ここの桃は最高に美味い!」
するとオヤジさん…なんと1000円で8個もの桃を包んでくれたんです。
周りのお客さんもそのやりとりにも爆笑しながら、桃を買い求めていました。
粋で商売上手ですね。
江戸風鈴の涼やかな音色とほおずき。
夏本番はもう、すぐそこまでやって来ています。
国産コバルトと原種から作った自家産系統「秋水」
せっかく国産にこだわった血筋と和名ですから…ロゴもこだわって、毛筆の楷書体で作ってみました。
バ~ン!
ババーン!
バババ~ン!
ドドーン!
日本の夏…秋水の夏(…て秋じゃん)
楽しんだ者勝ちという事で…
一切のクレームは受け付けておりません(笑)
睡蓮鉢の金魚はすっかり餌付いて、人の影を見ると寄って来るようになりました。
ディスカスで失っていた自分の中のアクアリウム原点を思い出させてくれます。
普段は水面の反射でよく見えませんがPLフィルターで丸見えですね(笑)
エサやりは1日1~2回。水換えはディスカスのついでに気の向いた時だけ、浄水器からのホースを
突っ込み、しばらく水を溢れさせて終了。こんな適当飼育なのに3匹とも元気いっぱい。
ここが彼等の楽園であればと思います…それのにしても金魚ってイイですね。
木製の縁台に睡蓮鉢とよしず…あとは江戸風鈴にブタの蚊取り線香で演出は完璧。
完成したら、益子町(地元栃木)の窯元で直接買い付けた益子焼のおちょこで
キンキンに冷えた地酒の「きぶな」を一杯…これできっとオヤジの夏は昇華する事でしょう(笑)
さて、梅雨も中盤戦に突入。いよいよ蓮の季節がやって来ました。
2000年以上前の弥生時代から現代に蘇った奇跡の花。
遺跡から発見された3粒の種を大賀博士が持ち帰り1粒だけ発芽に成功した…
花の美しささながら、心を打つ実にロマンティックな話じゃありませんか?
ソフトフィルター装着で柔らかく、より幻想的に。
この大輪の中央には、目に見えませんが多分、お釈迦様が座ってますね…いや多分。
露出、構図、背景でまったく違う表現を見せてくれます。
ミチバチもこの花が大好きなようで、多くのミツバチが日の出前からせっせと蜜を集めています。
ここは貴重な野生ミツバチの楽園なのかもしれませんね…