GREEN NOTE

ワイルドグリーンディスカス中心のアクアリウムブログです

知るということ

2009年04月30日 | ディスカス

土曜日の夜は、久しぶりにアクアマイスターへ行って来ました。
稚魚育成のノウハウから、ブラインシュリンプ、育成中の水槽メンテまで
芦田さんをはじめ何人もの方から貴重な体験談と情報を教えていただき、
久しぶりに有意義で楽しい夜でした。



そんな中で今年の2009ディスカスコンテストで総合優勝されたFさんとも
じっくりお話することができました。
優勝魚はご存知の方も多いと思いますが、実に見事な原種ロイヤルブルーです。
画像で見ても大きさ、体型、表現、発色、全てにおいて素晴らしいのですが、
何より素質のありそうな若魚を見抜き、2年かけて大化けさせ、仕上げてきた
Fさんの努力と飼育センスに感心しました。

道場に来る方は誰もがそうなのですが、決して自慢したり相手を否定する事がなく
大人です。それでいてやはり、大好きなディスカス談義になると夢中になれるんですね…
Fさんも一見クールな印象ですが、ディスカス飼育において、しっかりと自分の軸を
持っている熱い方です。
水の話、エサ、ワイルドの選び方と育成、ディスカス飼育ならではの問題点など…
何と言いますか、こう言っては失礼かもしれませんが、問題の捉え方や
着眼点、アプローチのし方が自分にも通じる物がありまして、打てば響くような
会話は実に楽しいものでした。



ディスカス飼育の楽しさは、人それぞれにあるのだと思います。
優雅に泳ぐ姿を観賞する事だったり、大きく立派に育成する事だったり、
ブリーディングを楽しむ事だったり…
幼魚や若魚から飼育して化けを楽しむのもいいですし、バランスの取れた
水草レイアウト水槽での長期飼育も挑戦のしがいがあります。
余裕があれば厳選されたワイルド個体を2メートルもの巨大なインテリア水槽で
群泳させるのも憧れますし、数十本の水槽をセットした温室で
繁殖に熱中するのも楽しいでしょうねえ…
ディスカス飼育とひとくちに言っても、人それぞれに楽しみ方とその尺度があり、
趣味である以上、それは誰にも否定できるものではありません。



では、自分はディスカス飼育のどこにそんなに魅かれるのか?
それはもうズバリ「知るということ」に尽きる気がします。

ディスカス飼育を続けていく上で知った、さまざまな事柄。
濾過バクテアリア、細菌、ウィルス、アンモニア、イオン、窒素循環、PH、硬度、
紫外線殺菌、導電率、タンパク、ホルマリン、寄生虫、ネグロ川、シッパー、燐酸、
ブラックウォーター、カーボン、逆浸透膜、アルテミアサリナ、微量元素、
ディスカスの子育て、アマゾン流域の森林伐採…

こういったキーワードは、ディスカスを知らずに普通に生活したり仕事をしていても
知ることは無かった、あるいは関心すら持たなかった事象ばかりだと思います。
疑問に思う事を調べ、先人に教えていただき、ディスカスを研究する事。
そして学んだ事を自分の飼育に生かし、ディスカスを飼育していく事。
自分の考え方や方向性が正しかったのかどうか…
それは情熱を注いで育て上げたディスカスが教えてくれる。
自分にとって、こんなに楽しい事はそうそうありません。



ディスカスを知ることは楽しい。
そして、新しい事を知るほどに、また新しい謎が深まります…

さて、水換えして一杯やりますか~(笑)


早春の奥日光

2009年04月24日 | 日光・自然

早朝から行ってまいりました奥日光。
土曜は予報が雨だったので、チャンスは今日しかありません。
GW中はいろは坂登る気になれず、
地の利を生かして仕事前に2時間ほど…目覚まし掛けて5時起きです。

下界はすでに新緑の眩しい季節になりましたが、奥日光の春はこれからです。


残雪もすっかり溶けて湯川の水量が増えてました。
上手く言えないんですが、川の匂いが春なんです(笑)


手前の枝にピンを置いて、川面の乱反射をボカシて丸い点光源に…
わりと上手くいったのですが、ちょっと点光源が小さいですね。


300ミリズームで乱反射を拡大!
このレンズ、テレ側で開放F5なのに結構綺麗にボケてくれます。


湯の湖です。
真冬の凍りついた湖面と地吹雪が、まるで幻のようです。
とは言え、早朝でもこれだけ凪いだ状態は珍しく、完全に鏡面になりました。
PLフィルター装着して、水面側に合わせて調節すると、
映った空がここまで青くなります。反対に実物の空が薄くなりますが。


更に鏡面アップ。
この時は若干、波が出てきましたが、まだ何とかイケてます。


木の芽もパンパンに膨らんできました。奥日光の春はこれから本番です。
今年も躍動の季節がやってきますね…今から楽しみです。


アルテミア・サリナの夢

2009年04月23日 | ディスカス繁殖

ブルーベリーの子育ても順調で、ようやくブライン与え始めました。
でも、ブラインシュリンプって何だろう?
孵化した幼生をじっくり観察しても、ただの粒々に見えます(笑)
そこで早速調べてみますと…

ブラインシュリンプ …学術名Artemia salina(アルテミア・サリナ)
世界各国の内陸部の塩水湖に分布。自然下では植物プランクトンや原生動物などを捕食している。幅広い塩分濃度に適応することが知られているが、海にはまったく生息していない。捕食生物のいない、塩水湖という特殊な環境に適応している。

通常、有性生殖を行うが、環境の変化などを察知して雌だけで無性生殖を行い耐久卵も産む。この耐久卵は長期に渡って乾燥・休眠に耐えることが可能。この性質を利用して、アクアリストは必要な時に動物性プランクトンを、魚の餌として与えることができる。分類的には、
節足動物門 甲殻綱 鰓脚亜綱 無甲目 ホウネンエビモドキ科

うーん、何でも知るという事は楽しいですね。

以前紹介しました小説「ディスカスの飼い方」の中にも、ブラインシュリンプについて
詳細な記述があります。
本の中では、中国産ブラインの孵化率の悪さが描かれていたんですが、
本当にそんなに悪いのでしょうか?
いつものように、ムクムクと好奇心が湧き上がって来たので、
早速ソルトレイク産と中国産の耐久卵を購入。比較テスト開始です。



水量:1リットル
水温:26度
塩分濃度:1パーセント(海水魚用の人工海水10ml)
卵の量:7ml
孵化時間:セット後24時間後


ソルトレイク産と中国産のブライン卵を同時に、この条件でセットし比較したのが
上の写真です。
左が中国産で右がソルトレイク産。
エアレーションを止めて5分くらいすると卵の殻が浮上し、幼生は下に、
上手い具合に分離してきます。
見比べると、明らかにソルトレイクの方がオレンジの幼生が多く、
孵化率が高い事がわかります。
さらに、タッパーに抽出してみると…

ソルトレイク産


中国産

やはり全然違います…。
確かに中国産は安いのですが、孵化率を比較してみるとやはりソルトレイク産は
値段なりの価値がありますね。
ちなみにこのソルトレイク産ブラインシュリンプは日本動物薬品の製品でして、
オアシスで購入すると安い上に、下の画像にあるブラインシュリンプ濾し器も
付いてきます。
ちなみに、中国産の方は何処で入手したかはナイショですが、少なくとも
ディスカスショップではありません。



今回のタイトルは、「ディスカスの飼い方」の中にあったお気に入りのフレーズを
パクらせていただきました。
そして、この本の中にはこんな胸を打つ一節があります。

抜粋しますと…
300年もの間、まとまった雨が観測されなかった砂漠の地に雨が降りました。
雨は数日降り続き、出来た水溜りに謎の生命体が現れます。
これこそがアルテミア・サリナで、乾燥しきった土地で眠りに着いていた
耐久卵が、雨で孵化したもの。
これについてイギリスの生物学誌に掲載された論文の内容が紹介されています。
「前略…その時はきた。300年後にその地に降った大雨により、水溜りができ、
それはやがて池になっていった。いかなる生き物も存在し得ないような高塩度の水、
水温は湯のように高く、そこにはきわめて希薄な酸素しか存在しない。
そんな中に生物がいたことは…中略…
わずかなときを潤された土地はやがて、どこからともなく乾燥を始める。
残り少なくなった水の中で、アルテミアは力を振り絞って卵を産み付ける。
自分達の種を守るためにわずか数日間だけ生きた彼らは、再び砂に紛れて
300年後の雨を待ち続けるのである。それがアルテミア・サリナの夢なのだ」

アルテミア・サリナの夢…目頭が熱くなりましたが、明日からもブラインを沸かし続け
躊躇なく稚魚に与え続ける事でしょう。
ありがとうアルテミア・サリナ!


ブルーベリー繁殖記

2009年04月19日 | ディスカス繁殖
お待たせしました。(別に待ってませんね)
ブルーベリー繁殖のその後です。
繁殖もやるなら本気でやろうとペア水槽をセット、
例の濃い青のカップルで挑戦です。
水質調整して、PH7.2からスタート。
徐々にPH落として次の満月くらいを狙おうと思ったのですが…
スタート2日目に産んじゃいました。


試合直前、国家斉唱…産卵塔ガン見してます。
初戦を前に鮮やかなサムライブルーに染まった闘志満々のオス。
2匹とも昨夜からブルブルと武者震いが止まりません。
彼らはやる気です!
いつもと目の赤さが違います!
若くてもさすがトップアスリート、既にゾーンに入って…
いや、これはもしかして…
タチの悪いカップルに因縁付けられて突付かれまくってる産卵塔の図か?(笑)


ウォーミングアップもそこそこに、試合開始のホイッスル直後!
メスがいきなりハットトリック決めましたー!
オスも的確にアシスト!かなりのテクニシャンです。

メスが登れば待ちきれずにオスも登って…
華麗なコンビネーションを見せつけています。
宇都宮市民(若干1名)の期待を一身に背負ったサムライブルー達、
なかなかやってくれます。


ゴォーーーーーーール!!!
もう何ゴール決めたか判らないうちに試合終了のホイッスル。
余韻に浸るメスと、力尽きたオスの図?
一人サポーターの宇都宮市民も燃え尽きました!
一人サポーターはサムライブルー2匹の健闘を称え、
これから一人祝賀会に入る模様です(発泡酒とカラムーチョ)


初めての子育てにも関わらず、オスもせっせとミルク出して奮闘中…
本能って凄いですね。


掃除もろくに出来ず、テストで与えたブラインも舞って、見難い画像ですみません。
オスメスが交互に代わりながら行うディスカス特有の子育て…
交代の相手がそばに来ると、稚魚を付けた方は一瞬早くシュッと泳いで
稚魚を置き去りにします。すぐに稚魚は相手側に移り、
新しいディスカスミルクにありつく…素晴らしい光景です。
人間の男も見習わなくてはいけませんね。
ミルクは出ませんけど。


国産青系の混泳水槽では、次のペアがスタンバイ中ですが、
果たして彼等に出番はあるのでしょうか?
画像がチト暗いですが、このオスもなかなか気に入っていて
残したい形質なのですが。
まあ、水槽増設までしばらくは待ってもらいましょう。
それではまた。

驚愕のグリーン!?

2009年04月17日 | ディスカスショップ

昨日は打ち合わせで埼玉の製作会社に行く用事がありまして、
早めに終わったので、久しぶりにオアシスに寄ってきました。
目的はソルトレイク産ブラインの購入と、HPに掲載されている極上ロイヤルグリーン
を見る事だったのですが…
ペア水槽を眺めてるうちに、当初の目的を忘れるくらいの衝撃を受けました。
もちろん、ロイヤルグリーンも凄かったのですが…まずはご覧ください。



遠目に見ていた時は普通のヘッケルに見えたのですが、体側に流れるスポットとライン。
尻鰭に見える表現は明らかにグりーンのものです。
よくあるヘッケルとブルーの交雑種とはまるで違うこの魚は一体!?
目を凝らせば、エラ蓋にまでスポットが載ってます。
グリーンの表現だけ見ればそうそうお目にかかれない極上個体。
以前雑誌で見たライン系の極上個体もエラまでスポットが出ていましたが、
ヘッケルバンドは無く体型も横長だったんです。
ところがこの個体は体型も大きさも見事!
加えて太いヘッケルバンド…
今まで自分が一度も目にした事が無い激レアなヘッケルグリーン!?です。



この個体、店長に伺ったところ、ウラリア産のワイルド個体だそうです。
ウラリア産ヘッケルとして入荷した未成魚の中の1匹を育成した物で、
入荷した当時はほとんどソリッドでまだ表現は何も出ていなかったのが、
飼い込むにつれて大化けし、このような表現になったとか。
うーん、凄い。
グリーン好きとしては激しく気になる個体ですね。

現在ペアを組んでいますが、繁殖に成功されたら、是非その子を購入して
育ててみたい…店長頑張ってください!

他にもロイヤルグリーンの写真も撮ったのですが、
今回はこの魚のインパクトが凄すぎたので割愛させていただきます。
(本当は、ピントが甘くて使える写真が無かっただけ?)
凄いロイヤルグリーンはオアシスのHPでご覧になれます。

最後に渡辺店長、昨日は繁殖についての貴重なアドバイス、
誠にありがとうございました。
手短ですが、今日はこの辺で…


水の特異性

2009年04月14日 | ディスカス

生物が生きていく上で必要不可欠な水。
アクアリウムで飼育される魚にとって、水はとても重要な物ですよね。
水棲生物にとっての水環境は、陸上動物にとっての空気以上に影響が強い
と言われています。
我々の生活でも、飲料水から炊事、洗濯、入浴、トイレの排水まで、
生活のあらゆる場面で水を利用し、水無しでは生きていけません。

普段生活してると、水はあって当たり前の物で、何も考えずに使っていますよね?
でも、水って実は地球上において、異常で特別な物質なんです…


渡良瀬水系の最上流近くにある、某滝の上のトロ淵。
最深部で2メートル近くありますが、抜群の透明度です。
観光地から離れた、滅多に人が来ない場所ですが、栃木県中部から北部には
まだ、こういう場所が沢山あります。


水分子の化学式はH2Oで水素原子2個と酸素原子1個が共有結合しています。
この酸素原子の変わりに、周期表で酸素と同属の硫黄(S)、セレン(Se)、テルル(Te)
などが結び付くと、硫化水素(H2S)、セレン化水素(H2Se)、テルル化水素(H2Te)
という、水の親戚が出来ます。
いずれも水の仲間なのですが、その性質は大きく違います。

               融点    沸点    蒸発熱
水(H2O)                    0℃    100℃   538.5cal/g
硫化水素(H2S)    -85.5℃   -59.6℃   130.7cal/g
セレン化水素(H2Se) -65.7℃   -41.3℃     58.1cal/g
テルル化水素(H2Te)   -49℃       -2℃     35.4cal/g

ご覧のように、水素と共有結合する水の仲間の中でも、水だけが異常に
融点、沸点、蒸発熱が高いんです。
この性質のおかげで、私たちは普段の生活の中で氷、水、蒸気といった
水の状態を目にする事ができますが、どうもこのような物質は水以外無いようです。


湯川中流域。低い水温、高めの硬度、速い流れにも関わらず、
夏になると、川底にはこの一見ハードな環境を好むコケや水草が繁殖します。


さらに水は、固体(氷)のほうが液体(水)よりも軽いという性質を持つ他、
(この性質はシリコンやチタンなど、数種類の物質のみ)
液体としては異常に熱伝導率が大きかったり、表面張力が大きかったり…
他の物質に無い異常性、特異性を備えています。
そう、我々の身近に、どこにでもある水は、実は異常で特異な物質なんです。


我々人間も含め、生き物は水の異常性を巧みに利用して生きています。
水が無ければ生きていけないのは当然ですが、
地域による水の違いが生き物に与える影響は計り知れないような気がします。
安心できる綺麗な水…これからも大切にしたいですね。
以前はまったく関心のなかった身の回りに普通に存在する水ですが、
ディスカス飼育を通じて、風景写真を通して、水の重要性を改めて考えるように
なりました。
ディスカス飼育の水作りも少しだけ、こだわってみようと
眠っていた」貯め水タンクを引っぱり出して設置しました。

自然の中で、水が作り出す見事な景観、せせらぎや滝が奏でる水音の中、
ファインダーを覗いて一人になる時間が好きです。
これから夏にかけて…また楽しい季節がやって来ます。


最後に手前味噌になりますが…
以前ここで紹介しましたブルーベリーⅥですが、お気に入りだった青の濃い仔を
アクアマイスターHPのコラムで紹介していただきました。
http://www.aqua-meister.com/discus/diary/nik.cgi?log=0904&idc=20090409
プロであり作出者の芦田さんの観点、コメントはこれから自分が飼育していく上で
大変参考になり、励みにもなりました。
芦田さん、貴重なアドバイスありがとうございました。


…で、掲載していただいたブルーベリーは、その後ペア水槽に移り、
こんな事になってました。
詳細は後ほどまた、記事にしたいと思います。
それではまた!

今回の参考文献:「水のサイエンス」(ニュートン別冊)


桜と宇都宮タワー

2009年04月08日 | 写真ネタ
日本人て桜が好きですよね。かく言う自分も桜大好きです。
満開に咲き誇る様は確かに綺麗なのですが、桜の何処にそんなに魅かれるのでしょう?
聞いた話では、桜には日本人の美学に通じるものがあるらしいのです。
それはどうやら、最盛期に散る潔さにあるようです…
なるほど、言われてみると納得ですね。

今年も宇都宮の八幡山公園の桜が見事な満開を見せてくれてます。
それに合わせて宇都宮タワーもピンクにライトアップ。
宇都宮タワーのライトアップは季節に応じて黄色やら青やらに色が変わりますが、
自分は、この時期のピンクが一番好きです。
桜とマッチしてまさに春爛漫!
今回は、桜と宇都宮タワーをテーマに、夜桜撮影です。


思い切り電線が写っていますが、欲しい構図なら構わず撮ります(笑)


雲の合間を縫ってお月さんも花見かな?


トリミングでカットしましたが、屋台の通りは人でごった返してます。
平日なんて関係ない!?年に一度の意気込みを感じます。


桜と宇都宮タワー、素敵です。撮影していて楽しくなっちゃいます!
もっと春の風景を収めたくなってきました。
今週末は、早春の日光かな…
それではまた!

産卵ラッシュ

2009年04月04日 | ディスカス繁殖

青系120水槽でブルーベリーⅥの産卵ラッシュが始まってます。
コバルトが発情すると青がギラついて見事な発色を見せてくれるんですね。
これはこれで見てて楽しいんですが、水槽内は殺気立ってしまい、ペア以外の魚が萎縮してちょっとピンチ…
せっかくペア水槽が空いてるのだから、とりあえず隔離しようと思案中です。



給水パイプにびっちり産んでますねえ…オスが仕事をしていたかは確認してません。
他の魚に食べられるのも時間の問題で、ちょっと可哀想かな。


健気にオスがBFを追い払ってます。
このオス、ブルーベリーの中でも一番大きく成長していて
最近、子孫を残してあげたいなと思えてきました。


こちらのペアのオスは以前紹介した、青の濃いお気に入りです。
奥のメスと比べて、発情すると強烈な発色を見せてくれます。
撮影したままの色調で何もイジらずこの青さです…
そりゃ隅にいても一番目立ちますって。

繁殖させるなら飼い込んだワイルドグリーン同士で…そう考えていたのですが、
なかなか思い通りに行きません。
以前に何度か産卵したグリーンはもしかして、アマゾンで採集された時点で
卵を抱えてたのかもしれませんね。
ワイルドグリーン飼育の最後の目標は変わりませんが、
まずはブルーベリーから繁殖を…
少し方針を変えてみようかなと思っています。
それではまた。


引越し完了です

2009年04月03日 | ディスカス

皆様お久しぶりです。
ようやく引越しが全て完了しました。
しかし水槽があるだけで引越しがこんなにもハードとは…
3月の最終日は全身筋肉痛で寝込みましたよ(笑)

水槽本数は変わり映えなく、こんな感じです。
右の空いてる水槽台はオーバーフロー穴があるので、密かに単独オーバーフロー化
を計画中!?
フローリングの下にはバリバリ補強入れました。
計算上は間にある木材を考えなければ全体で軽く10トンは支えられるはずです。
荷重分散の為に水槽台とアングルの下に厚い板とゴムシートを入れています。
素人仕事ですが、水槽1トンくらいは…まあ持つでしょう!

ところで、床下に潜って驚いたのですが、床下の構造って案外ちゃちなんですね。
このままアングル2段のディスカス水槽を置いたら、経年変化で間違いなく
変形してくるでしょう。というか、床が抜けてもおかしくないです。
皆さんもちゃんと補強してますか~?


水質は、すぐ近くへの引越しだったのでほとんど変わらず、
ワイルド達もすぐに馴染んでくれました。
ただ、以前紹介した老魚のボスだけは、数日前に息を引き取ってしまいました。
引越し前から老衰が激しく、エサも食べれなくなり、
そろそろだなあ…と思っていたのですが。


国産青系は引越しを期に、数匹里子に出して少し数を絞りました。
現在、2組のペアが出来て120水槽の左端と右端をそれぞれ陣取って
プルプルしてます。おかげで、他のディスカス達はいつも真ん中付近に追いやられ
いい迷惑!?


海水魚水槽は、90から60規格にサイズダウン。
すっかり玄関のインテリアに成り下がりました(笑)
でも、コレ近所の奥様や来客にすこぶる評判がイイんです。
カラフルな海水魚は一般人受けが良いようです。
ポップな色合いで、奥に控えるディープなオタク趣味を見事にカモフラージュ!?


えー、ディスカス部屋には水作り専用スペースとも言うべきナイスな場所があります。
当然、本来は違う目的のスペースなのでしょうが、引越しが決まって真っ先に
貯水タンクで陣取りました(笑)この下にも補強入れてます。
今までは浄水器からのダイレクト換水、冬場は保温のみの溜水でしたが、
これからは少し水作りにもこだわってみようと思っています。

手短ですが、今回はとり急ぎ引越し完了のお知らせという事で…
今週末は久しくご無沙汰している道場にも顔を出してこようと思います。
それではまた!