▲ 日曜夜9時対決! 玉木宏 VS 織田裕二
おはようございます。
東京自由が丘のセレクトショップ、ブティック自由が丘101の新沼健です。
ブティック自由が丘101とは関係無い、映画・ドラマの感想、美味しかった料理、世相について思うことなどをこちらに書いています。
今期の秋ドラマは、同格の俳優同士の対決に思える番組があり、なかなか楽しみです。
日曜夜9時に正面切って対決しているドラマが、玉木宏主演の「キャリア〜掟破りの警察署長」と織田裕二主演の「IQ246〜華麗なる事件簿〜」です。
警察キャリアで北町署に署長として赴任した玉木宏(役名 遠山金志郎)、高島兄率いる現場の刑事たちに煙たがれながら、瀧本美織を助手に独自に犯罪捜査を行い犯人を逮捕、最後に身分証を見せながら「この桜に誓って、悪事は見逃しません」という台詞を決めます。
時代劇「遠山の金さん」と「水戸黄門」の設定や決めゼリフを現代劇に翻案したよう刑事ドラマとなっています。
ドラマ初回から、「どんな事件でもこれこのとおり玉木署長が解決し、最後に決めゼリフをバッチリ決めるんです」一昔前の勧善懲悪時代劇のような「型」を明確に提示し、だから毎週安心して見て下さい、とのスタッフのメッセージが伝わって来るようなドラマでした。 それらの設定を少々陳腐に感じられる向きもありましょうが、私は好きなドラマです。
対する織田裕二主演の「IQ246〜華麗なる事件簿〜」は「刑事コロンボ」をお手本にした、倒叙型ミステリーです。
つまり犯人が誰かを最初に明示して、探偵役の織田裕二(役名 法門寺 沙羅駆)が土屋太鳳(役名 和籐 湊子)を助手にして犯人の仕掛けたトリックを見破る過程を楽しむドラマとなっています。
それなりに面白いのですが、解決が少々強引な気がします。
つまり、織田裕二が動かぬ証拠を突きつけるのではなく、織田裕二の推理に観念した犯人の告白が無ければ事件が解決しないのです。
そのあたり、お手本とした「刑事コロンボ」に比べるとかなり甘く感じられのですが、これからの展開に期待することにします。
ところでIQ246の246は多分国道から来ているのでしょうが、どんなメッセージが込められているのでしょうか?
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