新沼健 日々独言

映画・ドラマの感想、美味しかった料理、街歩き、世相に関する私の考えなどを書いています

スタッフのやる気が空回り!?これじゃ菊池君が可哀想だ ドラマ化大失敗のシンドラ「バベル九朔」

2020年12月26日 18時48分36秒 | レビュー 映画・ドラマ
▲スタッフのやる気が空回り!?菊池君が可哀想だ 「バベル九朔」


自由が丘大人の音楽教室 新沼健です。

万城目学の小説を映像化したシンドラ「バベル九朔」でしたが、スタッフのやる気が空回りしたのか、とてつもなくつまらなく冗長なドラマとなってしまいました。ドラマとして大失敗作でした。

万城目学の小説はとても面白いからか、映像化を志す映画人が多いようですが、(YAHOO映画の評価では)「偉大なる、しゅららぼん」が2.92点、「プリンセス・トヨトミ」(これは私も見ましたがビックリするほどつまらなかった)が2.50点と3.0点を下まわり、それぞれが世間的には失敗作と評価されているわけなので、万城目学の小説と映像化との相性が悪いのかもしれません。

原作の小説「バベル九朔」は、そもそも映像化が難しいようで、当ドラマのスタッフはドラマ化にあたって、視聴者が理解しやすいように独自の解釈を加え、様々な設定を付け加えたらしいのですが、これが全く活きておらず、かえって映像を安っぽくしているようにしか見えませんでした。

原作未読のため細かいことは分かりませんが、主演を努めた菊池君のドラマ放映前のインタビューによれば、スタッフより、原作を外れたドラマになるので、撮影前に原作は読まないよう言われたそうです。

各回のエンディングで、その回の1シーンに関するきっちりした絵コンテが映し出され、スタッフたちの、僕たちは真面目にドラマ制作に取り組んでいるんですよ、とでも主張したげなのが、つまらないドラマを作ってしまった言い訳めいているように感じてしまったのは私だけでしょうか?

ジャニーズアイドルが出演する、ジャニーズファン向けのドラマ枠である「シンドラ」ですが、不思議とハズレがないように思っていましたが、当作はびっくりするくらいの大外れドラマとなってしまいました。

これは全て制作スタッフの責任であり、こんなんじゃ久しぶりのドラマ主演の菊池君が可哀想です。


ピアノフルート ※自由が丘駅南口より徒歩3分、目黒線奥沢駅より徒歩5分の駅近の音楽教室です。
東急線自由が丘駅は東急東横線と東急大井町線の乗り換え駅で、渋谷、横浜、二子玉川、大井町からのアクセスに便利です。
また、目黒線奥沢駅は目黒からのアクセスに便利です。

随時入会者募集中! 体験レッスン無料です♪ 自由が丘大人の音楽教室
〒158-0083 東京都世田谷区奥沢5-23-15 TEL 03-3724-5234
FB自由が丘大人の音楽教室

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« JKと谷中の寺院でヴァイオリ... | トップ | 初回がダントツのベスト回!... »
最新の画像もっと見る

レビュー 映画・ドラマ」カテゴリの最新記事