今日は、尻尾について考えてみたいと思います。画像は紀州犬です。白の毛色=紀州犬と思われがちですが、それは最近のことで、このような有色の犬もいるのです。日本犬は巻尾が多いですが、画像の犬のように巻いていないものもあります。この尾は差尾もしくは鎌尾といわれます。九州で撮影された動物の尾とは、ちょっと違いますね。話は少し変わりますが、西田さんの著書の中の画像で、問題の動物が小走り(トロット)を横から写したものがありますが、尾は垂れています。昔何かの本で読んだのですが、タイリクオオカミは走るときは尾を上げるそうです。オオカミに近いといわれるハスキー犬も、トロットのときは尾をあげます。(私はハスキー犬を飼っていました)しかし、コヨーテはトロットの時は尾を下げたままだそうです。九州の動物がタイリクオオカミに関係したものではないという特徴がここにも見てとれるのではないでしょうか?
最新の画像[もっと見る]
- 教科書から考察。 12年前
- 『ETV特集 見狼記 ~神獣ニホンオオカミ~』 現代に遺る信仰を観て。 13年前
- 勝手に思っているだけですが。 14年前
- この動物の正体は? 14年前
- ある人がやろうとしていたこと。 14年前
- 狼爪からわかること 14年前
- なんとかならないものか? 14年前
- 柴犬について。 14年前
- こっちのほうがよかったかも。 14年前
- 珍しい紀州犬 14年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます