ニホンオオカミの正体!

1905年に絶滅したはずなのに、生き残りの噂が絶えないニホンオオカミのことについて考えます。

系統図の続き。

2011-02-18 08:36:45 | オオカミ
昨日の続きになりますが、エジプトジャッカルがオオカミらしいといわれて実際DNAのサンプルを集めて研究結果が出たのが2003年ですから、それまではゴールデンジャッカルのアフリカ亜種としてあつかわれてきたわけです。このように最近になっても新しいことがわかるのですから、ニホンオオカミの研究ももっと進めてほしい。絶滅宣言が出ているといっても!学者さんお願いします。



にほんブログ村 アウトドアブログ 野生生物へにほんブログ村


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
関係ないけど・・ (三太郎)
2011-02-26 23:31:02
日本オオカミとは直接関係ないけど、青森県の津軽半島にヒグマが一匹いるそうです。勿論、野生で。種を継続させるためには少なくとも数十頭必要なので、たまたま一匹が目撃されたのかもしれません。この情報を教えてくれた商社の人は、北海道から海を渡るなんてありえるのかなあ・・・、と、うなっていましたが。モノの本にはヒグマは北海道にしかいない、と明記されていますが、実は青森にもいた、という新発見かもしれませんが・・。あるいは、山岳系の月の輪熊が平地に出てきてヒグマへの進化を遂げる過程の種かもしれない、などと、どんどん想像が膨らんでいってしまいます。ただ本州の地層から、推定2万年前のヒグマの化石が出てきたのは事実です。・・・そうなってくると、明治時代まで生存していたニホンオオカミがいない訳がない、そんな気がしてきました。
返信する
ヒグマ (銀狼)
2011-02-27 17:30:36
三太郎さん、ヒグマはかつて東北にいたそうです。北海道と青森県の間の津軽海峡があってブラキストン線とよばれる北方系と南方系の境だといわれています。北海道のヒグマは本州以南が大陸から離れた後にサハリン経由で北海道に到達したようです。ではなぜ東北にヒグマがいたか、化石になるほど古い時代は知りませんが、何百年か前にいたのは北海道から海を渡ってきたもののようです。近年でも、北海道から本州に渡ってきたヒグマが捕獲されたり、力尽きて死んでしまった記録もあるようです。この件は何時のころか、単独で北海道で渡ってきたヒグマが人知れず生き残っていたと思います。
返信する
納得 (三太郎)
2011-02-27 23:10:01
疑問が解けました。銀狼さんは博識ですね。私は、ニホンオオカミが森の中の小型食肉目で、やがて平原に出て大型化し、縄文時代の関東平野で鹿を追っている姿まで夢想していました。
ちょうどアフリカ大陸で、マルミミゾウがアフリカゾウに進化したように、オカピがキリンになったように。なにはともあれ、商社の人に教えていただいた真相を報告したいと思います。ありがとうございました。
返信する
島国であったことが。 (銀狼)
2011-02-28 19:26:06
三太郎さん、こんばんは。マルミミゾウ、オカピどちらもアフリカゾウとキリンの祖先だといわれていますね。ニホンオオカミにとって日本が島国であったことはハイイロオオカミには追われることはなかったけど、狭い国土で、人間との軋轢が生じ、かんきょうの破壊もあいまって、逃げることもままならず、結局姿を消してしまったのは非常に残念です。島国では種が絶滅しやすいのは、日本やイギリスのオオカミが絶滅したのを見ても明らかです。
返信する

コメントを投稿