ニホンオオカミの正体!

1905年に絶滅したはずなのに、生き残りの噂が絶えないニホンオオカミのことについて考えます。

DNA鑑定。

2007-12-02 16:22:04 | オオカミ
画像は、北海道大学のエゾオオカミのペアです。エゾオオカミは北海道、千島列島、サハリンなどに生息したタイリクオオカミの亜種といわれています。エゾオオカミのDNAをタイリクオオカミと比べてみた結果、完全に一致したそうです。一方、ニホンオオカミのものとは少し違っていたそうです。モンゴルオオカミのDNAとニホンオオカミのものでは592のうち、14の違いが見つかり、逆に秋田犬とは592のうち、8つの違いがあったそうです。ニホンオオカミはタイリクオオカミよりも犬に近いのかもしれませんね。別に聞いた話では、古いタイプのハスキー犬にニホンオオカミに近いDNAを持つものがいるそうです。これでは、もし生き残っていても気づかない場合があるかもしれませんね。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
出典を教えてください (ニホンオオカミ)
2007-12-18 15:09:03
ニホンオオカミに興味をもつものです。上記の研究についての参考文献、出典をお教え下さい。よろしくお願いします。
返信する
初めまして。 (管理人(銀狼))
2007-12-19 14:56:38
ニホンオオカミさん始めまして。管理人です。この件に関しては、確証は取れていないのですが、ニホンオオカミについて、検索しているなかに偶然に見つけたサイトに、このような記事があったものです。当方は専門家でもなんでもないので、この件が、本当なのかどうかは判断がつかないのですが、以前別のサイト(ちょっと忘れましたが)で、古いハスキー犬の中で、ニホンオオカミのDNAに非常に良く似たものがあったという記事を記憶していたので、日本犬を含む古いスピッツ系の犬にはそういう可能性があるのかなと思ったわけです。お尋ねのサイトは、けんちゃんのどこでもコミュニティというサイトのゲスト紹介にある成川順さんというルポライターの方が書いたコメントの中にありました。アドレスは、
http://www.nc-21.co.jp/dokodemo/index.html です。
今後ともよろしくお願いします。

返信する
北海道以北と本州以南 (ヤマイヌハイキング)
2012-09-06 20:11:40
銀狼殿こんばんわ、久しぶりにコメントさせて頂きます。いろいろネットで調べていておもしろいことが判ってきました。まずはキツネから、ホンドギツネとキタキツネの違いですが頭骨に違いがあるそうです。キタキツネと極東に生息するアカギツネは違いがないそうです。足首の色もホンドギツネは白でキタキツネとアカギツネは黒です。そして決定的な違いは乳頭の数でホンドギツネは8個or10個でキタキツネは6個or8個だそうです。次はイタチですが関西以西で勢力を伸ばしているチョウセンイタチ(外来種)とニホンイタチではmtDNAと染色体の13番目の形状から別種としてもおかしくないそうです。調べたのはキツネとイタチだけですが、シカや他の動物にも言える事かもしれません。何が言いたいかと言うと北海道以北と本州以南の動物のmtDNAを調べていくと日本固有種の謎とか大陸から切り離された時期なども判って来るかもしれませんね。
返信する
Unknown (銀狼)
2012-09-07 08:37:49
ヤマイヌハイキングさん、情報ありがとうございます。キツネの件は驚きました。ホンドとキタにそんなに違いがあるとは。イタチの件もそうなんですね。絶滅宣言が出ましたが、ニホンカワウソとエゾカワウソもそうかも?月の輪グマも大陸産とは違う部分があるようだし、これに当てはめるとニホンオオカミだけがタイリクオオカミであるというのは反って無理があるかもです。今あげたこれらの動物は大陸産の亜種ということにされていますが、もう少し区別したほうがいいような気がします。
返信する

コメントを投稿