フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

冷血人間ですか?

2020年06月19日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

ちょっと入館手続きが厳しめの建物があります。

受付でいろいろと書かされるんです。

それで、半年くらい前に、おじいちゃんの警備員さんが、新人として入ってきた。

最初は、まごまごしていて、みんなにいろいろ文句を言われながら仕事をしていた。

僕は、最初からすごくウマがあったので、ニコニコと対応していた。

そして、その警備員さんと、だんだんと仲良しになっていった。

いつだったか、コロナの影響で、入館するときに検温することになった。

大きいピストルみたいな体温計で体温を測る。すごく速く測れる。

でも、よくわからないのだけど、僕の体温はいつも低めに出る。35℃とか34.5℃とか。

そうすると、おじいちゃん警備員さんが、すかさず、

「今日はもう死んでいますね」とか「冷血人間ですか」とかジョークを言ってくる。

そのたびに、いつも僕はゲラゲラと笑ってしまう。

ほかの警備員さんは、しかめっ面して、真面目にやれよ、みたいな感じだ。

僕は楽しくていいじゃんと思っている。

ふざけたことを言うときの頭の回転が、尋常じゃないほど速い。

ほんと職人芸だ。

ああいう歳で、ユーモアのセンスがあるって、すごくいい。チャーミングだ。

僕もあんなふうに歳を取りたいな。

でも、ユーモアのセンスって本当に難しいですよね。

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