フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

マルチタスクによる脳の疲れ

2020年10月25日 07時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

今日は予告どおり②マルチタスクによる疲れを説明したいと思います。

マルチタスクとは、脳が複数のことを処理していることです。

たとえば、テレビを見ながら将棋を指しているとか、車を運転しながら電話をしているような場合です。

マルチタスクは、すごく脳を疲労させます。

疲れてくると、まず、自分で考えることをやめます。

そして、何かに抵抗する気力がなくなっていきます。

それから、だんだんと自己肯定感を奪っていきます。

かなり危険です。

なぜ、僕たちはマルチタスクをしてしまうのでしょうか?

それは脳が刺激を好むからです。

人間は同じことを続けていると飽きてしまいます。それで複数のことをやってしまいます。

また、複数のことをしていると、得をした感じがしますよね。

しかし、後述のように、全然得しません。

サセックス大学の認知科学センターに怖い研究があります。

それは、スマホやパソコンなどを、いくつも操作をすると、脳の構造が変わってしまうそうです。

脳の神経のかたまりである灰白質という部分が少なくなり、神経が働かなくなります。

そうすると、不安感が強くなり、うつや精神的な問題を抱える可能性が高くなります。

また、認知症の危険も高まるそうです。

一番の問題は、マルチタスクは生産性が下がることです。

複数のことを処理しているのだから、物事が早く進むように思われますが、40%も生産性を下げるそうです。

マルチタスクをやめて、できるだけシングルタスクにするのがいいでしょう。

シングルタスクとは、一つのことに集中して取り組むことです。

シングルタスクを成功させる秘訣は、短く時間を区切ってその時間は集中すると決めることです。

人にって、集中力に差があります。

だから、5分にするか一時間にするかは、その人によって異なります。

その時間だけは、一つのことに集中すると決める。

そして時間が来たら、別のことをする。

そうやって、常にひとつのことに取り組むようにします。

僕も、飽きやすい性格なので、なかなかシングルタスクができません。

同時進行で、何かやってしまいますね。

自分でブログを書いていて、なんですが、僕自身、シングルタスクできるように頑張りたいと思います。

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