出発 7;50
倉掛山 9:40
白沢峠 11:10
ヤブ沢峠 15:00
笠取小屋 15:30 テント設営
あの尖った山は鶏冠山だと思う。
熊の足跡だろうか。結構大きかった。
倉掛山山頂。寒い。
白沢峠。
笠取小屋。今日の幕営地。
この日のコースは、もう一度来るかと聞かれたらNoと答えるだろう。正直言ってつまらないコースだった。
標高1700mから1500mくらいのなだらかな歩きやすい尾根であるが、これといった特徴もなく単調である。
尾根の西側には広瀬湖があり、そこから笛吹川が流れ、山梨市へと続いている。その谷沿いの集落には、それなりに人が住んでいる。
尾根の東側は、廃村になったような村しかないが、奥多摩から続く青梅街道(大菩薩ライン)が通っていて、人の通りも多い。
それ故、尾根沿いの林道はきちんと整備され広く歩きやすくなっている。白沢峠を超えてから少し歩くと、車が通れるくらい広くなる。実際、その林道を通って笠取小屋まで行けるようだ。
ただ、整備されているから面白くもなんともない。そして、長くて疲れる。
食事に関して。
私は好き嫌いもなく、食べ物に関してはまったくわがままを言わない。しかし、さすがに毎日同じ物を食べているとだんだん飽きてくる。米と肉そぼろ。
無性に麺類が食べたくなる。カップラーメンを持っていけばよかった。
携帯の電波について
最近はどの山でも、かなりの確率で電波が通じるようになった。特に谷沿いに大きな町がある場合には、電波が入りやすい。
例えば、今回の尾根では前述のように西側に山梨市がある。だから電波の入りはすこぶるよかった。
ただ、基本的に山の中は電波の入りが悪い。その場合、自分の現在地と大きな町の位置を把握しておくこと。電波が悪くても、そこまで動くことによって入るようになる。
電波の良し悪しよりも大きな問題は、電池切れである。特にスマホの場合はその問題が顕著だ。電池がなければ、即アウトになる。
遭難した場合、携帯電話が通じるか通じないかが生死をわける。だから、予備の電池、もしくは充電用の機器は必ず持っていくようにしたほうがいい。
ちなみに私は携帯電話の電池を3つもっている。山に行くときはそれをすべて充電して持っていく。そうしておくと、電池がなくなった場合、取り出して替えるだけですぐ使えるようになる。
登山中に必要のないときは、電源を切っておくことも大事だ。