出発 8:00
大菩薩嶺 8:30
丸川峠 9:40
寺尾峠 10:20
柳沢峠 13:30
柳沢の頭 14:35
ハンゼノ頭 15:00
倉掛山手前 16:30
大菩薩嶺
丸川峠。こじんまりした丸川荘があった。
大菩薩嶺までの登りは、太陽を背に南側から歩くことになる。だから、雪はあまりなかった。ただ、ところどころ凍っていたり溶けてぐちゃぐちゃしていて注意は必要だ。しかし、きついということはない。
これに対し、大菩薩嶺から下っていく道は北側で日が当たらず、雪が多い。それゆえ、軽いラッセル状態になる。だから、きついしなかなか進まない。
寺尾峠。
六本木峠。
柳沢峠。標高は1480mあるが、大菩薩ラインが通っていて、車が乗り入れられる。
山の中にいた私にとっては、ずいぶん都会に感じられる(笑)。
柳沢ノ頭。
展望台からの大菩薩嶺。
その尾根沿いを歩いてここまでやってきた。
風景としては大したことはないが、その道を通ってきた者にとっては感動的な風景だ。
山と比べると人間はちっぽけである。しかし、一歩一歩進めば、遠くまで進めるということが、リアルに実感できる。
NTTの電波塔。笠取山や唐松尾山付近からも見えた。
この辺で少し迷ってしまった。
藤谷の頭から倉掛山までの尾根は、北に向かって歩いて行くのだが、東側は国有地、西側は私有地になっている。
それが、すこし混乱のもとになった。どうやら私は私有地の林道に入り込んでしまって、その辺をぐるぐる回っていたようだ。
私はそれに素早く気づいた。
そこで、地図で大まかな現在地を予想し、コンパスで方向だけ確かめながら進んだ。そして、携帯の通じるところで、google mapで自分の現在地を確認した。
そうしたら、バッチリ自分の位置が分かった。
特に問題のない迷い方だったようだ。
地図とコンパスなんて必要ないという人がいるが、それは間違いだ。私は何回もそれに助けられた。
特に、初めて来るような土地でかつ道標のない道などは、地図とコンパスは必須である。
それが自分の命を守ることになる。
この日のテン場。