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フリードリヒの日記

日常の出来事を、やさしい気持ちで書いていきたい

駄馬を見分けるスキル 名伯楽の秘密

2012年05月23日 08時37分57秒 | 社会・政治・思想哲学

 昨日、紹介した「僕は君たちに武器を配りたい」のなかに、面白い話があったので、紹介しよう。


 紀元前1500年ごろの中国に、馬を見分ける名人「伯楽」という人がいた。


 今でも人を見る目を持った人のことを「名伯楽」と呼ぶ。


 彼は一日に百里を走る馬をたちどころに見分けられたという。


 その評判を聞いた人々が、自分も馬の見分け方を知りたいとやってきて、伯楽に教えを乞うことがよくあった。


 その時に伯楽は、自分の嫌いな客と好きな客で、教えることを分けていた。


 嫌いな客には名馬の見分け方を教え、好きな客には駄馬を見分ける方法を教えていたという。


 私はここのところを読んで、少し止まってしまった。


 「なんで?」と


 理由はこうである。
 
 世の中にめったに名馬はいない。それより駄馬のほうが多い。だから、めったに存在しない名馬の見分け方より、駄馬の見分け方のほうが役に立つのである。


 本当の駄馬だけをふるい落とし、そこそこの馬をうまく使いこなしたほうが、実際的なのである。

 これは会社経営をしようとしている人間にも、当てはまる。本当に優秀な人は少ない。そして、本当に優秀なら自分で起業してしまうだろう。
 だから、本当にダメな人間をふるい落とし、そこそこの人間をうまく使いこなしたほうがうまくいく。
 
 この話を読みながら、野村監督のことを思い出してしまった。要するに、人の使い方なのである。

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桜新町の波平さん

2012年05月23日 08時00分00秒 | 日々の出来事・雑記

 桜新町にある波平さん銅像の髪の毛が切られたとのニュースがあった。
 今年、世田谷の砧公園に桜を見に行ったとき、最寄りの桜新町の駅を使った。けっこう活気のある通りで、そこにサザエさん一家の銅像があった。
 その中でも、一番興味深かったのは、やはり波平さんの髪の毛である。どういう作りをしているのかわからないが、少し柔らかくて、髪の毛っぽく作ってあった。しかし、簡単に切れるほど、弱い作りではない。だから、意図的にペンチか何かで切ったのだろうか(ニュースによると、抜いたらしい)。
 日本の幸福の象徴のようなものを壊してしまうのだから、よっぽどひねくれた不幸な奴なのだろう。器物損壊罪で捕まえてしまえばいい。

 ただ、この事件によって、サザエさん一家の銅像が桜新町にあることが日本中に広まった。そこの商店街にとっては、その事件が不幸中の幸いになったのかもしれない。

  

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