A 新聞の記録性を生かしましょう。今は、当然だと思っていることも、数年後には貴重な歴史になることは無数にあります。不思議なことに、身近なことでも記録しないと数年も経たないうちに分からなくなってしまいます。コロナ禍で大変だった1年。そんな1年を一緒に過ごした子どもたちの姿を記録に残すことは、子どもより多く生活をしている大人、教師や保護者の努めだと思います。新聞記事や新聞作りのノウハウがお役に立つはずです。
「「はてな」を調べて書こう」(3年 学校図書)令和2年度版
1 単元の目標
疑問を解決するために調べる方法を選び、分かったことと自分の考えを整理して、報告する文章にまとめることができる。
2 授業の流れ(例)
1 学習課題と学習の進め方を確かめ、見通しを持つ。
2 調べたいことを決め、調べたいことに合った方法を選ぶ。
3 調べたことを整理し、組み立てメモにまとめる。
4 メモをもとに、報告文を書く。
5 互いの報告文を読み合い、感想や意見を伝え合う。
6 学習を振り返る。
3 アドバイス
大事なことを落とさずにメモをするために、新聞記者の取材方法を生かしましょう。
1 問い続ける 深い思索の旅
2 日常的な感覚を大切に
3 興味の幅を広げる
4 人脈を広げる
5 うまい文章を読む
6 「事実」を積み重ねて、最終的には読者に判断をゆだねる
7 10調べて、1の記事を作る
8 何がニュースなのか、ニュースのポイントを意識する
9 絶えず疑う
出典「記者トレ」井藤元監修