アドバイスNIE

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NIE 教師の新年度準備(2)

2015年02月22日 | 新年度準備
2 環境作り、学級担任として継続的に取り組みたいことを考える。
・NIEコーナーの設置
 どんな取り組みも単発的なものでは成果が期待できません。特に、NIEで一般紙の紙面を活用する場合は、理解し、慣れる段階を経ないと活用する段階に進むことができません。その意味からも常設のNIEコーナーの設置が大切です。以下に実践例を紹介します。
 ・切り抜き新聞の掲示
 ・気に入ったニュースの掲示
 ・学級の出来事を扱った新聞の掲示
 ・子どもたちが撮ったデジカメニュースの掲示
・朝の会でニュースの発表
 時事力やプレゼンテーション能力を高める為に、私の住んでいる市では多くの小中学校で行っています。NIEを意識しなくても既に多くの先生方が実践しているのです!より成果を上げる為に、以下のポイントについて一考をお願いします。
 ・発表を無理強いしない←読めない記事を切り抜いてきた子につっかかりながら最後まで読ませるのは、新聞嫌い、学習嫌いの子を作りかねません。逆三角形の文型を理解していれば「見出し」「リード文」だけ発表しても発表に値するはずです。
 ・交流は互いを高め合うためにする←聞いている子が「聞こえません」「○○とはどういう意味ですか」と発言する場面を時折目にします。記事を全て理解するのは大人でも無理な場合もあります。「○○って、◇◇の意味ですか?」「○○について教えてくれる人はいませんか?」等、互いに学び合うよう教師が働きかけましょう。
・スクラップノートに挑戦
 読解力、思考力を育てるために有効です。様々な実践が行われています。長続きしそうなもの、目標を達成できそうなものを選んで下さい。
 ・日記の後に気になる記事をはる
 ・写真や見出しなど、おもしろそうなものを集める
 ・テーマを決めて記事を集める
 ・切り抜き記事に感想を書く
 ・切り抜き記事に感想を書いた後、友達と交換しコメントを書き合う
コメント (1)
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