旅の途中

にいがた単身赴任時代に綴り始めた旅の備忘録。街道を歩いたり、酒肴をもとめてローカル線に乗ったり、時には単車に跨って。

メトロに乗って 中野・ふれあいロードの立呑みで 東西線を完乗!

2019-10-12 | 呑み鉄放浪記 地下鉄編

 そろそろ日が短くなってきたので、休日の午後からぶらり夕暮れ東京散歩。
今秋は東京メトロを狙って、まずは東西線から呑み潰そうと思う。 

東京メトロとは云いながら、東西線の東端は深く千葉県に入り込んで西船橋が始発。
4線が乗り入れる要衝西船橋だけど、街の賑わいは控えめな様子だ。 

6・7番ホームにはスカイブルーを纏った新旧の車両が折り返しの発車を待っている。 

スカイブルーの10両編成が轟音を響かせて江戸川鉄橋を渡る。
河岸の堤防広場では、BBQを愉しむ何十というテントが極彩の花を咲かせている。 

 門前仲町は富岡八幡宮別当寺の永代寺の門前町として町屋が形成された。
江戸時代には伊能忠敬が住んでいたことで知られる。この日は骨董市の賑わいだ。 

 

境内の伊能忠敬像の奥にある「深川宿」では "ぶっかけ深川めし" を食べさせてくれる。
それこそ、東京メトロのCMで石原ひとみが訪ねていた。
呑み人的には付け合わせの "あさりの佃煮" が、酒のアテに絶妙だったと思う。 

 4つ進めて竹橋の階段を上がるとランナーの帯が流れるお濠前。
平川門を潜ると二の丸庭園を見学できるのだけど、すでに16:00を回って閉門している。 

 さらに一つ進めて九段下、夕陽を真正面に浴びて靖国神社まで歩いてみる。
今の平穏は、ここに眠る先人たちの犠牲の上にあると、静けさの中に感謝をしたい。 

 神楽坂に心惹かれながら、ラスト6駅を進めるて地上に這い出ると、そこは中野駅。
再び総武中央線のカナリアイエローに並ぶと、呑み人の東西線の旅は終わる。
スカイブルーの10両編成はと云うと、さらに中央線に乗り入れて三鷹まで足を延ばす。

17:30、中野駅のグリーンサインに灯が入る。もう飲んでいいよのサインってところか。
中野駅前と北に延びるサンモール商店街はなにしろ活気がある。若い人が多いからね。 

商店街を一筋東に入ると立飲み屋が並ぶ路地、呑み人は「立呑み二郎」に吸い込まれる。 
カウンターの中は女の子ふたり。先ずは生ビールを呷る。今日も暑かったからね。
料理はほとんどが260円、ジローってことか?爽やかに "冷やしトマト" が美味しい。 

 

"十六豆腐の厚揚げ" ってのが、いい味出しているね。
華やかな吟醸香、芳香なふくらみ、キレがいい "南方 純米吟醸" は和歌山世界一統の酒。
えっ今宵はこれで終いかって?だって帰ってラグビー観なくちゃね。 

東京地下鉄・東西線 西船橋~中野 30.8km 完乗 

 

ジュリーがライバル / 石野真子 1979



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほぉ中野ですか~ (ZUYA)
2019-10-12 07:30:59
昔は住んでたところから散歩してよく中野には行きましたが、(何故か結婚を機に)“呑兵衛”になってからはまだ未訪問...参考にします!
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Re:ほぉ中野ですか~ (ZUYA) (呑み人)
2019-10-12 09:44:29
ふれあいロード界隈は訪ね甲斐があります。
はしごも有りかと。
立呑みと謂えども若やいだ店が多いです。
ZUYAさんなら違和感ないと思いますけど。
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