何故China Syndrome(中国症候群)と言うのか分かりませんが、これはもしアメリカの原発で事故が起こったら、核の暴走に伴う超高熱が原子炉を溶かし、地中を溶かし、地球の内部を貫き、そしてついにはアメリカの裏側の中国(正確にはインド洋が対蹠地)Pへ到達するだろう、という冗談から産まれた言葉だそうな。さしずめ日本ならBrasil Syndrome とでも言うべきか。
僕は原発反対派ではありませんが、こうなってくるとやっぱり怖い。近隣の住民は避難したそうですが、もし制御不能になった場合とてつもない事故になりそうです。
こうやって今記事を書いてる間も時々余震で揺れてます。大丈夫かな。
TVの見れない方へ→「USTREAM」
今現在只事では無い様子!!!
炉心内の核燃料は、原子核分裂に伴なう崩壊熱を常に出しつづけている。原子炉は冷却材を循環させて熱を外部へ運び出し、炉心内の温度を一定に保っているが、何らかの事情で冷却材の喪失、または循環が停止すると、核燃料は自身が発生する熱で溶融し崩壊する(冷却材喪失事故、Loss Of Coolant Accident 、LOCA)。また運転中の原子炉へ急に大きな正の反応度が投入されると、原子炉出力が急上昇し、冷却材の熱運搬能力を上回る発熱が生じて、核燃料が崩壊する(反応度事故、Reactivity Initiated Accident、RIA)。
核燃料は燃料被覆管に入れられているが、多くの原子炉で燃料被覆管に用いられているジルカロイ合金は1,400℃で溶融を始め、溶融した核燃料と共に原子炉圧力容器の底へ溜まり始める。被覆管が破損することで被覆管内部に封じられていた核分裂生成物が周囲に漏れ出してゆく。この間も核燃料は発熱を続け、やがて原子炉圧力容器をも溶かして外部へ漏出し、大量の放射性物質が漏れることになる。
高熱の溶融金属が冷水と接触すると、大量の水蒸気が爆発的に発生して、周囲を破壊することがある(水蒸気爆発)。また高熱のジルカロイ合金は水から酸素を奪って酸化し、水素ガスを発生させるが、これが何らかの理由で引火すると爆発を起こす。
ウィキペディアより |
いま、公式の地震被害の速報中、気になっていることがあります。
福島第一。第二原発の地震事故後の処理発表のことです。
放射能の汚染は、そんな生やさしいものではありません。
生命が、しらぬまにおかされてゆくのです。
眼にみえませんし、その実害情報は表向きに公表されていません。
すでに政府の公式発表では、女川の原発で放射能の測定結果がレントゲン検査1回分の二分の一程度の量と、報告されています。
第一原発から直線距離100キロ圏での測定です。
避難地域20キロ圏をはるかにこえています。
事故処理は今後数ヶ月はかかります。
しかも、海水冷却後の汚染海水はどこで処理するのでしょうか。
寒流・暖流の混合する列島東の海域は、汚染された海流が
上下動するのです。、その怖さは水銀汚染どころの話ではありません。海水の汚染度も観測する必要があります。
さらにリアルタイムで推移している今でも放射能の濃度は
上下しながら大気中をながれています。
おそらく、大学や公的機関なども測定器を使って計測していると思いますが、内部統制されて、個別な発表が規制されているようです。
そこで、お願いです。
アマ無線の方々の呼びかけで、いま個人でガイガーカウンターをお持ちの被災地や関東。東北地方のかたがたに、リアルタイムの、放射能拡散と濃度の測定をしていただくように、お願いしてもらえないでしょうか。
また、その結果を集約して発信していただけないでしょううか。
事故地で、今朝3人のひとが汚染されたと発表されましたが、
現在はテレビのニュースで19人になっています。
洗浄すれば済む程度の汚染量だといううのですが、
体内の呼吸された放射能はどう洗浄するのでしょうか。
また、干し昆布を食えなどと、他愛もない予防法が喧伝されています。そんなおまじない程度で済むことではありません。
そのおそろしさや報道の伝達法の遅さは眼にあまるものが
ります。
ロシアは原発事故の体験から、すでに極東地域の放射能
観測をはじめたようです。
地震被害地域の広大さのなかで、いま戦っている被災者の方々
のさらなる安全性のために、なんとか呼びかけの
ネットワークをつくってくださいませんでしょうか。
おねがいします。