鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

シマノ・ジャパンカップ鮎釣り選手権東北大会

2009-07-12 22:22:44 | 小国川

 久し振りの早起き。午前2時に起き出しました。 釣り友とともに一路小国川へ。 5時丁度到着。

 舟形町は曇り空、薄ら寒い。よくも半袖シャツで我慢できるものだと、常に長袖派の私としては、感心しきり。 

 小国川は、水温18度、濁りはなし、水量もほんのちょっと多いかなと思われるくらい。

 5時半から受付開始。 例によって封筒を引く。 封筒の番号は「36」。 90番までは上流域でAブロック、91番以降は下流域でBブロックとなっています。それぞれのブロックは3つのグループに分かれるので、Aブロックなら、1番から30番、31番から60番、61番から90番という具合です。 それで、これはもしかしてオトリを受取る順番も早いのかもと喜びました。 とはいっても、本当は下流域に入りたかったので、どうでもよかった?のですが。

 しかし、オトリ配布は何のことはない、A、B二つに分かれての配布。だから私は36番目に受取りました。

  

 1枚目の写真は、大会本部から上流側を見たものです。 2枚目は同じく下流域を撮ったものです。 水量は申し分ない状態です。

      

 オトリ配布開始は6時40分くらいでしたか。 私は例によって怠け癖というか、楽をしたいという気持ちが湧き出てきて、すぐそば、大会本部前に入ろうかなとも思いましたが、いかん・イカン・遺憾と自分を叱咤激励し、少しは苦労しよう、上流に歩こうと思いました。 「苦あれば楽あり」

 1枚目の写真は上流域の写真で、写真の奥から川は右に曲がっています。荒瀬があり、その上は大石がごろごろしている急瀬が続き、さらにそのい上は平瀬となります。水量が豊かなところです。

 私はそこの平瀬に入りました。一番入りたかったところには既に二人が入っていましたので、その上流に入りました。左岸にもいい石があり、流れもいいのですが、だれも竿を出しません。川の中央は腰くらいまでの水量があって、本来は惚れ惚れするような瀬や平瀬となっているのですが、ここも竿は出されません。川の中央に立ち込んで右岸を狙うというパターンとなります。 考えてみると何とも変な話で、人が立ちこむことで鮎を右岸に追いやっているということなのでしょうか。

 予選は7時15分から10時15分までの3時間となり、川に入ってから15分くらいも待つことになります。

 竿はシマノの「珪石」、今年は何度も使用しています。でも今日は穂先は”ソリッド”にしました。おとりの大きさや水量から、オトリを少しでも長持ちさせたいと思ったからです。 水中糸は、例によってホクエツのAの超極細で、これも何度も使っています。

         

 予選スタート。オトリは白くて小さい。これでは深く強い瀬にはとても入りそうもない。 川の中央に立ち込んで、右岸へチ際にオトリを送り込みます。嬉しいことにこのオトリは結構自力で泳いでくれるのです。 だからといってすぐ掛かるわけではないのですが。 なかなか掛からないので、取り外し式のV背バリも使ったりして、何とか1匹を掛けようと必死です。前後の人も竿は曲がりません。

 時は平成21年7月12日午前7時30分。とうとう来ました。ググッというあまり強くない当りが。内心ではやったーと大きな声を出しながら、慎重に慎重に引き寄せ、少しでも流れの緩いところで抜きました。 16センチくらいの追星のくっきりした、お手頃サイズ。

 二匹目はその20分後。でも同じところではありません。少しずつ上流に移動しながら泳がせたら掛かってきたようです。大体20分前後で1匹が掛かるという状況でした。でも、またもや親子丼。空中ではなく、水中ですが、当りがあり慌てずに竿を溜めて動きを止めてから、竿を立てようとしたら、一気に無重力状態に。点検したら下の付け糸の中ほどから切れていました。 ガッカリ、がっくり。 それでも気を取り直し、粘り強く泳がせました。

 結果的にオトリ2匹込みで8匹。親子丼がなければ10匹になっていたのですが・・・。周りを見るとそれでもよく釣れていたといっていかもしれません。

 検量。Aブロックは最低ラインが7匹、Bブロックは5匹でした。個人的には本当に久し振りの予選通過でした。嬉しかったです。 でも予選通過者は参加者に比して多いかなと、それに助けられたところが無きにしも非ずです。 全体で167名の参加者。それに対してA、Bブロックとも各17人が予選通過、合計34人となります。5人に一人の割合ですか。

 

 しかし、折角予選を通過したのに、決勝戦(11時30分から午後1時30分の2時間)は開始2分で1匹をゲットしたのに、その後ハヤが掛かっただけで、全く何も掛りませんでした。 惨敗です。 アユも泳いでくれたし、うまく泳がせたと思うのですが、アユは追ってくれませんでした。 釣れれば疲れないのですが、釣れないと疲労度もアップします。空しさと疲労感、少しの倦怠感。

 

 3枚目の写真は、ゼッケンとステッカー、記念品(葦でつくった筆入れ?)です。

 まとまりのない、長いばかりの文章となってしまいました。読んでいただいて感謝します。

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3 コメント

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Unknown (yodakinbo)
2009-07-13 00:30:31
予選通過しただけでもいいです。
ソリッドの使い心地はどうでした。替え穂先で付属してる竿はありますが、まだ一度も使ったことがありません。

お疲れ様でした。
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Unknown (jiji)
2009-07-13 01:23:21
お疲れ様でした。
アユ釣は私が思っている以上にハードで知的なスポーツ??なのですね。
打ち込めるものがあるのは幸せですね。
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Unknown (newone)
2009-07-13 07:56:44
 (お笑いを一席)何匹目かが掛かったとき、流れにも乗られこれはでかいぞと喜び、慎重にやり取りして、空中を飛んでくるアユを見て、思わず苦笑い!!オトリよりも小さいアユではないですか。
 ソリッドは使いこなしてはいないのですが、全体的にはやはり引抜には手間取るようです。でもチューブラとあまり変わらないと感じるときもあります。 とても島啓吾名人のようにはいきません。

 アユ釣りはアユスポーツ、アユフィッシングスポーツといってもいいのかも。体と頭を駆使しないと大会は勝ち抜けません。
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