(その1)から読んでください。(写真は、花を撮るために焦点をマクロモードのままにして撮ったためピンぼけとなっています。申し訳ありません。)
写真は、その1の下流ですが、誰が作ったのでしょうか、小石を集めて円を作ろうとしたようです。このところは浅いので、親子で水遊びをしつつ、石を並べて、この中に魚を追い込んで捕まえようとでも考えたのでしょうか。
残念ながら、ここの浅瀬には魚が見えません。まあ、魚を取ろうというよりも、単なる遊びでやったのでしょうが、私にとってはとっても懐かしいことです。もしかして、これをつくったのは同じくらいの年代の人かも、と思って嬉しくなったりもしました。
Long long ago 昔々になりますが、私が子どもの頃は広瀬川にはオイカワが一杯いました。浅瀬に石を並べて直径3メートル前後の円をつくって、一箇所だけ約30センチくらい開けておきます。そうすると、周りを泳いでいるオイカワが集団で穴(入り口)から入ってきます。
今考えるとどうして入ってきたのでしょうか。そういう習性があるのでしょうか。広いところで泳いでいればいいものを、なんでわざわざ狭い空間に入ってくるのでしょうか。わざわざ捕まえてくださいと言わんばかりに入ってくるのですね。
何十匹か入ったのを確かめて、開けておいた入り口を網で塞いでしまいます。あとはその網に魚を追い込めばいいわけです。そうやってオイカワをバケツ一杯も取ったことがあります。それだけ当時は魚がいたわけです。
今はオイカワにはお目にかかることができません。ハヤはいますが、オイカワはほとんどいなくなったのではないでしょうか。
あの美しいオイカワのオスの姿にお目にかかりたいものです。