鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

風強いけど、

2023-04-16 16:07:09 | 思いつくまま

  

早いですねえ、もう4月も、新学期の4月も半分が終わっています。この調子で今年度も時間は進むのでしょうね。どこまでついて行けるか、行けないか、ついていくのがいいことなのかどうか、わかりませんがね。

                

 

きのうは午後から雨、きょうは朝から強い風。気温は上がりました。最高気温は20.8度のようです。

             

 

それにしてもチャットGPTというのですか、AI 人工知能、恐ろしかねえ~、そう思いませんか。もう私は消え去るばかりですからいいですが、これからの若い人たちにとっては大変なことになりそうです。勉強や研究の方法やその結果の検証方法なんかどうなるのでしょうか。

恐ろしい世の中になったものです。ついに人間は人工知能AIに使われる、こき使われることになりそうです。チャットGPTについてはあらゆる分野でそのマイナスの面というか、使われ方によってはとっても恐ろしいことになるということを研究して対応していかないとどうしようもなくなります。

その危機感を持つべきなのに、その気配が感じられません。国会答弁を書かせればいいなんていうのが現在の政権の議員の言うことなのですからあきれてしまいます。こんなやからに日本の運命をゆだねているということがこわいです。でも、そういう危機意識が感じられません、残念ながら。

米中の軍事関係者はここぞとばかりにさらに研究にまい進することでしょうね。自分たちの首を絞めることになるというのに・・・。 まあ、どっちみち日本は、日本人は消え去るのですから今更どうでもいいといえないこともないのですが。

 

                  

私が興味をもって閲覧しているブログというのかホームページというのか、そのなかに「内田樹の研究室」と、今まで何回か引用させてもらっている「江草乗の言いたい放題」があります。

維新の会が独裁体制を敷きつつある大阪市大阪府についてともに危機感をもって注視していることが分かります。

           「維新と加速主義」 2023/04/16 内田樹の研究室

ある講演会で大阪の維新政治15年の総括を求められた。行政、医療、教育、どれをとっても大阪市府の現状は高い評点を得られるものではない。だが大阪での維新の人気は圧倒的である。なぜ政策が成功していない政党を有権者は支持し続けるのか。
 維新政治に批判的な人たちは有権者が維新政治の実態を知らないからだという解釈を採っている。大阪のメディアが維新の広報機関と化しているので、有権者は維新政治が成功していると信じ込んでいる。だから、真実を知らしめれば、評価は一変するはずだと言うのである。そうだろうか。私は違うような気がする。
大阪の有権者は大阪で何が起きているかちゃんと知っているのだ。それは日本の未来を先取りしているということである。大阪は実は「トップランナー」なのである。
 公務員は減らせるだけ減らす。行政コストは削るだけ削る。社会福祉制度のフリーライダーは一掃する。学校教育では上位者の命令に従うイエスマンを創り出す。これらはアメリカの「加速主義者」たちが主張し続けてきたことといくつかの点で重複する最新の政治的主張なのである。

 加速主義というのは2010年代アメリカに登場してきたホットな思想である。資本主義はすでに末期を迎えている。人類は「ポスト資本主義」の時代に備えなければならない。だが、「民主主義」や「人権」や「政治的正しさ」のような時代遅れのイデオロギーがブレーキになって、資本主義の矛盾を隠蔽し、資本主義の終焉をむしろ遅らせている。そのブレーキを解除して、資本主義をその限界まで暴走させて、その死を早め、資本主義の「外」へ抜け出そうというのが加速主義である。
 映画を倍速で観る人たち多数派を占めつつある時代にふさわしい思想だと思う。結果の良否はどうでもいい。結果を今すぐこの目で見たいという欲望のあり方は私にも理解できる。「棺を覆いて事定まる」とか「真理は歴史を通じて顕現する」とかいう考え方は「ことの良否が定まるまでには長い時間がかかり、生きている間には結果を見ることができないかも知れない」という人間の有限性の自覚に基づいている。当然「そんなの嫌だ」という人もいるだろう。自分が今していることの意味は今すぐ知りたい。判定を「後世に待つ」というような悠長なことには耐えられない、と。
 この加速主義的傾向は今社会のあらゆる領域に広がっているように思われる。「世界標準は...なのに、日本だけが取り残されている」とか「バスに乗り遅れるな」というタイプの定型句は政治的立場を超えて頻用されている。気象変動についても、パンデミックについても、金融危機についても、原発再稼働についても「待ったなし」だと人々は言う。その言葉づかいの同一性に私はいささの不安を覚える。
 加速主義的傾向が支配的な社会では「スピード感」がすべてを押し流し、浮き足立った気分を煽る人たちが世間の耳目を集める。そうして焦燥に駆られて採用された政策がいかなる結果をもたらしたかの事後的検証には人々はもう興味を示さない。未来を早く知りたいという焦燥感は私にも理解できる。だが、過去を振り返り、失敗から学習する習慣を失った人たちの前に明るい未来が開けるということがあり得るだろうか?

 

         江草乗の言いたい放題 「大阪維新共和国」  2023/04/11  

(お断り:エキスの部分と思われる部分だけを引用しています。ブログ管理者)

 この維新共和国を支えてるのは住民の極度の「無関心」である。大阪の住民の半分以上の人は政治にそもそも関心がない。投票にも行かない。誰に入れても同じと考えている。実際は同じではないし、維新共和国か統治することで大阪の公教育はますます破壊されるだろうし、中小企業の倒産も増えるだろう。産業振興のための国からの交付金は維新お友達企業に流れ、中小企業にとっての生命線だった府の商工業予算は10年間で9割削減された。その煽りを食らったために、つぶれないで済んだ企業まで大阪では廃業を余儀なくされたのだった。だから政治参加してこの状況を打破しないとますます大阪は衰退するのだが、そんなことは維新幹部は百も承知である。彼らは大阪を滅ぼすことが目的だ。大阪を滅ぼして焼け野原にして、そこに中国企業が進出しやすくするのである。彼らは筋金入りの売国政党なのである。

 維新の岩盤支持層は地域ごとに行われるタウンミーティングと呼ばれる信者集会に参加する。そこでは維新議員や吉村洋文の挨拶があり、信者はそこで巧妙に洗脳される。教祖吉村サマはアイドルであり、入場すると会場は拍手に包まれ、オッサンオバハンたちの熱狂に包まれる。オレが「カルト」と感じるのはその部分である。信者たちは教祖サマを無条件に崇め奉っているのである。オレが吉村洋文の嘘をいくら指摘しても「我らが教祖サマが嘘なんて言うはずがない」なのである。この信仰のマインドコントールを解き放つことは不可能だ。この信者たちという岩盤支持層が少なくとも50万票くらいは集めてくるのだろう。

 
 自民党は大阪を見捨てた。これは間違いない。維新の会は自民党の中でも安倍晋三や菅義偉と近かった。結党時には安倍晋三を盟主に仰ぐ案まであったのだ。維新は実質自民党スガ派みたいなものだから、大阪で自民党を守る必要など全くない。自党の分派が勢力を伸ばすのは自民党にとって何の問題もないし、むしろ反自民の票が他党に流れるくらいなら維新で拾ってもらった方が好都合なのである。改憲で対立すれば、自民は公明党を切り捨てて維新と連立政権を作るかも知れない。利権体質という点で維新と自民党は親和性が高いからである。まあゼニを巡った争いは起きるだろうが、それは自民党内でも過去にあったことである。


 オレは今後の「反維新」の戦いをどうするのかある意味悩んでいる。だまされて吉村に投票する人達、選挙にも行かない無関心な人達が多数派の大阪でオレが思うのは「そんなアホどもはもう見捨てればいい」ということである。自分もさっさとこの維新共和国を見捨てれば楽である。ただオレには維新というこの「人類の敵」レベルのカルト集団と戦わなければならないという使命感もある。それは少数ながらもオレと一緒に戦ってくれる人が存在するからである。オレはそういう仲間を見捨てるわけにはいかないのである。雨の中、靫公園から難波までの「カジノ反対」のデモ行進を一緒に歩いてくれた仲間と一緒に頑張りたいのである。大阪をあきらめたくはないのだ。戦いを終わらせたくはないのだ。

 

 みなさんはどう思いますか?大丈夫だ、人類は何とか制御するだろうとお思いでしょうか。

 

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