きょうから５月です。皐月です。皐月とは、田植えが盛んに行われ、早苗を植える月という意味だそうです。そうえば、先月下旬に県北に向った時、田んぼは掘り起こされ、中には水が張られた田んぼもありました。
いつしか静かに田んぼに水が貼られ、その名の通り水田となっていきます。貯水池でもありますよね。本当にうまくできています。
５月といえば、５日の子どもの日、端午の節句、こいのぼり（鯉幟）です。ところが、このごろは見ないのですよね、こいのぼりを。むかしは結構空中を泳いでいたものですが、さみしいですよね。
それで、ということでもないのですが、ということもあるのかな、かってこういうこいのぼりがあったということを思い出していただくためにも再掲させていただきたく思います。東松島市大曲浜で毎年行われてきた””青いこいのぼり””です。
東日本大震災で可愛い弟を亡くしたお兄さんが、全国の人に呼び掛けて青いこいのぼりを集め、掲げたプロジェクトです。２０１５年の５月６日ですか、朝早く出かけて行って写真を撮ってきましたので、再掲させていただきます。
本来？ですと、例年５月のGWにはお土産を持って舟形町へ行っていたのですがねえ。
去年から、にっくきコロナのために行けずじまいとなり、今年も１１日までは県外への移動は難しくなっています。行こうと思えば行けるのでしょうが、小心者の私としてはそういう行動はとれません。実害の有無は別として、「まん防」対象地域の仙台から来られる方としては気持ちのいいことではないでしょうから。
（２０１５年５月６日のこのブログをご覧ください）
そうそう、いままでは”河原の散歩”のときは決してマスクを着けていませんでした。それがいつしか、徐々に肩身の狭さを感じるようになり、遂に、とうとう、きょうからマスク着用となってしまいました。
自然の川が流れ、車やバイクも走らず、ウグイスがコーラスを聴かせ、カジカガエルも水辺から呼応？し、日に日に緑が濃くなって、酸素を供給してくれている広瀬川界隈を散歩するのにマスクは不要といわれてきたように感じていますが、それでも河原に来る人たちがマスクをし、走っている人たちまでマスク着用が多くなっている現状では、抗いきれません。降参です。
きょうから澱橋下流の河川工事も休工なのでしょうか、だれもいませんでしたので玉石のピラミッドをぐるっと見て回り、工事現場のわきに咲いていた藤の花？の写真を撮った時です。
ゴゴゴゴー、ガガガガー、私の貧弱なオノマトペでは表現できません。立っていたのに地響きを感じ、大きな揺れも感じたのです。足元がゆれました。すぐに地震と分かりました。時計を見たら１０時２５分すぎくらい。
いあまｍでに地震は、大きな地震は何度も経験していますが、外にいるときに”大きい地震”を体感したのは、これで２度目でしょうか。今日の地震は、震源地が宮城県沖で、震源地の深さは６０キロ、Mは６．８ですか、最大深度は５強です。
もう４３年前になるのか、１９７８年６月の宮城県沖地震のときもまちを歩いている時に経験し、何かにつかまらないと立っていられませんでした。あの時は電柱ではなく、交通標識のポールかな、それにつかまって立っていました。
きょうの地震は立っていられないということはなかったです。１９７８年の地震のときのMは７．８くらいだったかな。きょうのMは６．８。震度は変わらないようですが、４３年前の地震のエネルギーは大きかった。
なんにしても、急いで帰路につきました。２回の本等が崩れたくらいで助かりました。それにしても、いくら１０年前にM９．０の巨大地震があったと言っても、もう１０年経過。ではあってもちょっと一年間を振り返ってみても大きい地震はいっぱいあるのです。
宮城県沖、福島県沖、岩手県沖を震源地とするM５以上の地震を拾ってみました。２０２０年の５月１８日＝M５．２、５月１９日＝M５．３、９月１２日＝M６．１、１２月１２日＝M５．６、２０２１年２月１３日＝M７．３、３月１７日＝M５．３、３月２０日＝M６．９、４月１８日＝M５．８、そしてきょうの５月１日＝M６．８
いくら日本の、日本人の宿命とはいえ、多すぎませんか！！！なんて、言っても、叫んでも、自然相手ではどうしようもありませんが。
