きょうも朝から雨が降ったりやんだりの不安定な天気となっています。 河原を歩いても虫の音も弱くか細くなり、いよいよ消えるのかという雰囲気になっています。 命あるもの必ず消えるとはいうものの、河原を歩いていても無常感に満たされることがあります。
早朝は朝焼けがすごかったのですが、そしてきょうは暑くなるのかなと思ったのですが、そうはならなかったようです。
(午前8時50分頃)
そうそう我が家にも珍客が訪れました。大歓迎ですが。 これです。2回の窓の網戸にくっついていました。
クツワムシ?
同じmujouでも、この無情感というか情けなさと言ったら、少し大げさに言えばまさに筆舌に尽くしがたい事態となっています。 そうです、東北楽天ゴールデンイーグルスとベガルタ仙台です。 何ですか?この弱さ、脆さ、やる気のなさは!!!!!
全く何としても勝ってやる! 勝つんだという必死さが全く感じられないのです。 いわばプロ意識の欠如になるのでしょうか。 あの8月の楽天イーグルスは一体どこへ行ってしまったのでしょうか???あの勝率は一体何だったのでしょうか???
(中洲も除草するようです。)
もしかして8月の快進撃こそが夢・幻だったのではないでしょうか? 今の状態がいつもの東北楽天の姿で、8月こそがあり得ない、間違っていた、神様の大きないたずらだったのでしょうか。 いくら消化試合とはいえ、あまりに情けないゴールデンイーグルス。もうブロンズイーグルスに改名、改称すべきかなんて思ってしまいます。
そしてベガルタ仙台。 あと一勝か、引き分けでも今季のJ!残留が決まるという試合でも勝てないのです。 何としても勝つのだというやる気が見えなかったからこそ、試合後に選手の乗ったバスがファンに囲まれてしまうのです。ファンの怒りをもろに受けてしまうのです。
これがずーとどうしようもない試合ばかりしていたベガルタであれば諦めもつくでしょうが、これも楽天同様、いっときいい感じで戦い、勝っていたのです。言った何があったというのでしょうか??選手と監督間に大きな溝が出来ていたりして・・・・・。たとえそうだとしても、選手としては試合となったら、全力で勝つ気でぶつかっていくのがプロの選手のはずです。
腹が立って腹が立ってしょうがないのですが、こんなことに腹を立てているようでは大人(たいじん)ではないですね。小粒のニンゲンです。
そこいくとこの危険な輩はやり過ぎと言わんばかりに突き進んでいます。このやる気だけは二つのプロチームに見習って欲しいものです。 見ましたか、読みましたか、首相の所信表明演説。誌面のほぼ9割を占める安倍独裁者の所信表明ですが、夕方のテレビを見ていてびっくりしたことがあります。
(近くの家の金網のゴーヤです。)
何だ、これは?どこの国の国会か?とキツネにつままれたかのような気になってしまいました。 自民党議員が総立ちとなって拍手をし、あろうことかそれを受けて独裁者までもが満面の笑みを浮かべて拍手をしているのです。
北朝鮮の党大会か?中国の党大会か?とすぐに思ってしまいました。みなさんはどう思いましたか?いい光景だ!素晴らしい国会と内閣の関係だと感激しましたか? 私は感激どころか、ぞっとしました。お互いに褒め称えあう、表面面だけのことであっても恐ろしい、嫌な光景を見てしまったなと後悔しました。
でもこれが来るべき日本の基本となる光景なのかもしれないなとも思いました。大政翼賛会の戦後版、平成版の出現です。 とってもいや~な感じがします、鳥肌がたちます。
「六 地球儀を俯瞰する外交」の最後の部分です。 『現場では、夜を徹して、そして、今この瞬間も、海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が、任務に当たっています。極度の緊張感に耐えながら、強い責任感と誇りを持って、任務を全うする。その彼らに対し、今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか。』
自然発生的に総立ちしての拍手ではなく、台本のようなものがあったようですが、遂に来るべきものが来た、来るべきものも来た、と私は危機感をもって受け止めました。
でもその前段階での発言にも注目です。 『東シナ海、南シナ海、世界中のどこであろうとも、・・・・・。いかなる問題も、力ではなく、国際法に基づいて、平和的・外交的に解決すべきであります。 そして、我が国の領土、領海、領空は、断固として守り抜く、強い決意を持って守り抜くことを、お誓い申し上げます。』
前段については文句はありませんが、後段を突き詰めると、いざという時には”軍事力”の行使も辞さないということを言っているのでしょう。 であれば、前段は「第一義的には」という文言を入れ、「最後には軍事力の行使も辞さない」という文言も必要になってくるのではないでしょうか。 この解釈はおかしいでしょうか?無理がありますか?
NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」もいよいよ最終、最週に入っていますが、ようやくここで暮らしの手帖の編集長である花森安治の信念が出てきました。 「戦争中の暮らしの記録」を編集発行し、100万部を売り上げたようですが、実はこの雑誌には私の若いころの思い出もあるのです。
実は若かりし頃の私も「戦争中の暮らしの記録」に応募していたのです。もちろん採用はされませんでしたが、その後この記録集が1冊送られてきました。 いまでも持っています。どこかに積まれているはずです。
ただ残念なことに、高校卒業か予備校の頃だったと思うのですが、何を書いて応募したのか覚えていないのです。 もちろん自分が体験したことではありえず、父母から聞いた話しか、本で読んだことをもとに感想を書いたものか、定かではありません。控えをとってるはずもないし、・・・少し悔しいですね。
でもドラマではその当時のことが描かれているので、このところ何か間延びしていた感じのある「とと姉ちゃん」でしたが、ようやく元に戻りつつあるかなと思いながら楽しみに見ています。
とと姉ちゃんに、お疲れ様。
もう一輪