きょうは25日。クリスマス。今年も今日を入れてあと7日でお仕舞となります。 早いですね。
さる17日ですが、広瀬名取漁協より手紙が届きました。 今どき一体何だろうと訝しく思いながら封を切ってみたら、アンケートの調査でした。 「平成25年漁業権更新に伴う基礎データ収集 アンケート調査」 でした。 まだ回答していませんが、丁度今夏の広瀬川での鮎釣り結果がまとまったので丁度いいタイミングでした。 というか正しくは漁協からアンケートが来たので、何とかまとめておかないといけないなと思ったのでしょう。
この調査依頼文書を読んで初めて組合の内情が分かった次第です。 私のような準組合員には組合の動きは全く分かりません。 総会の案内だって来ないし(出席する資格がないのだろうし)、総会で何が議論され、何がどう決まったのかは知らされてはいません。 そのため今回の組合からの文書で初めていろいろなことが分かったというわけです。
・来年が10年に一度という漁業権更新の時期だということ
・組合員の現象、風評被害による遊漁者の減少により収入は大震災前の6割近くまで落ち込んでいること
・天然遡上鮎の復活には、2年続けて放流種苗の吟味により数量を確保し、産卵保護区を拡大したこと
・遡上サクラマスの資源量も増加したこと
・コストの高い鮎稚魚の購入費用は、現行の賦課金や遊漁料金では従来規模の継続が困難であり、3年間総会で継続審議されていること
・この基礎データは、東京電力への原発被害補償交渉にも必要であること
アンケート用紙はこのようなものです。
他に組合運営にかかるアンケートもあります。
もちろんこれらのアンケート調査には積極的に協力します。 「ご意見、ご希望」を書く欄もありますので、この機会を利用していろいろ書いていきたいと思っています。
準組合員になって20年以上になりますが、こういうことは全く初めてです。 せめて5年に1回くらいでも実施して、幅広く組合員の意見を集約して、組合全体で対応できるようにしておけばよかったのに・・・と思う次第です。
これだけに終わらずにその後の経過や総会での質疑の状況、原発補償等についてもお知らせしてくれればありがたいものの、郵便ではお金がかかりますし大変でしょうから、組合のHPを作成し、常に最新情報を知らせるようにできればいいのですが、そこまで事務局体制を充実していくというのもこれまた大変なことだと十分察しはいたします。
釣り人は。それぞれが一国一城の主ですから難しいですね。