いやあ、いい天気です、ものすごくいい天気です。2回は暑いくらいです。風はないようで、陽射しが強く眩しい天気です。正午の気温は16.1度です。
今3月11日午後2時17分です。46分まではあと29分くらい。またこの日が来ました。早いような長いような、複雑な心境です。
きょうは珍しいもの?をご紹介します。12年前とってもお世話になりました。そして、今もってお世話になっています。でも一年の半分は使ってはいないかな。と書いたら何かお分かりですか。想像してみてください。
12年前ももう年季が入っていました。だから購入してから何年経っているのでしょうか。今は会社名が変わってしまいましたが、ナショナル製品です。ナショナルの開放式〇〇〇で、しん式 放射形 と書けばお分かりでしょうか。
そうです、○○○には「石油ストーブ」が入ります。当然今は販売していません。どちらかというと小さめですね。とにかく電気が止まり、都市ガスに至っては何十日も止まってしまいました。幸いにも水道だけはこの地域は止まらなかったのです。
食べるためには食料を煮炊きしなければなりません。お湯やお茶を飲むためには水を沸かさなければなりません。その時に当時でももう古かったのですが活躍してくれました。今もって冬を中心に朝夕は活躍しているのです。
上から見ると、 年季が入っています。
覆いをとるとこうなります。
真ん中の燃えて熱を出すところ(何というのでしょうか?)を外すとこうなっています。
燃えるところの芯が出ていません。正面右下のこの部分で芯を上げます。
するとこうなります。
芯が上がってきています。ここにマッチで火を点けるのです。マッチは、我が家ではいつもいっぱいあるのです。それは朝夕仏壇に線香をあげているためです。
幸か不幸か?不幸ということはないか、3月11日ではまだ朝夕は寒いので石油の備蓄はありました。
どのくらい備蓄されていたかは不明ですが。
という次第で電気・ガスが止まっても煮炊きができたのです。いやあ、本当にありがたかったですねえ~。助かりました。こういう原始的な石油ストーブがあり、それをまだ大切に(?)使っていたおかげです。
だから、こういう原始的な物はいつ何時役に立つか分からないものです。今の若い人たちはこの石油ストーブを見ても使い方は分からないかもなあ~。黒電話・ダイヤル式の電話機も使えないとか聞くとアチャー、と思ってしまいます。
今午後2時44分です。あと2分です。怖かった、まさかあんなに強い地震、長い長い地震が襲ってくるとは・・・・。 黙祷