鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

シマノ・ジャパンカップ

2007-07-08 21:04:59 | 小国川

 2時半に起床して、3時前に自宅を出発。

 外はまだ暗い(当たり前か)。うちでは毎朝・毎晩仏壇に線香を供えるのですが、そのとき今日の試合を勝ちますようにとお祈りしたのですが・・・(と書くと、もう結果は分かってしまいましたね)。

 

 朝からびっくりしたことが。R13号線の道の駅に寄ったとき(4時前か)のことですが、トイレの前の生垣とコンクリートと玉石があるところに、何と男の人が倒れているのです。仰向けに。寝ているのかな、酔っ払いか、もしかして何らかの事件、事故に巻き込まれたのかなとかいろいろ考えましたが、何にしてもいい気持ちがしません。

 少しして、上半身を起こしたので、これならたいしたことないかと、勝手に解釈して、その場を去りました。

 

 舟形町に近付くにつれ、ものすごい霧、濃霧です。小国川も暑い霧に包まれていました。空気が冷たいです。でも、この分なら日中は暑くなるなと思いました。

 大会会場へは4時35分頃到着しました。まだあまり車が止まっていません。

 小国川はこんなに綺麗だったかと思うほど澄んでいました。水量も丁度いい感じです。

 何処に入ったものか、あれこれ悩みながら簡単な朝食を取る。

 

 受付は5時半から。懐かしい顔ぶれに出会います。七夕のように、大会のときだけ顔をあわせる面々。

 1,000円を払って、封筒を引き抜く。この封筒の中にはゼッケンが入っています。封筒の下のほうにも番号が書いてあり、NO、38でした。

 

 写真の中央の送電線を境界にして、奇数が上流、偶数が下流となります。だから私は下流域となりましたが、下流は苦手です(それでは上流がいいのかというと、下流よりはいいと言う程度ですが)。いいところがない、というよりは分からない。回りの声を聞くとはなしに聞くと、何処に入っても同じだ、厳しいと。

 

 試合は7時から10時までの3時間。(10時までに戻らなければならない。)38番ですから、おとりの受け取りは19番目。今日の参加者は164名。半分で82名。そのうちの19番目だから、そんなに悪い番号ではない。

 オトリ配布は、6時45分頃から開始となり、受取った人から思い思いの場所めがけて移動するわけですが、どうせならずーと下流域まで行ってやるかと思いつつも、体は楽をしようと近場を目指してしまう。

 川の中央から右岸寄りに上流のほうから、人が場所を取りはじめる。少しでも水量のあるところをと思いつつも、皆埋まってしまい、いくら厚かましい私でも、先客に詰めて入れてくれとはいえず、段々下流に下がっていく。

 結局入川したのは右岸がチャラとなっているところとなってしまう。でも、右側の人との丁度中間あたりの鏡からの泡立ちの瀬がいい感じだと思い、そのうちそこに竿を出してやろうと、とりあえずは手前からおとりを出しました。

 しかし、何か弱々しいおとりは、下流に流されていく。沈んでくれないのだ。2匹しかいないおとりの1匹が頼りにならない。前途多難。大会終了後の声ですが、やはりおとりが弱くて泳いでくれないという声が聞こえてきました。

 おとりを取り替えて、自分のエリアを目一杯泳がす。右岸へちぎりぎりも泳がせる。でも掛らない。周りも誰も掛らない。

 鮎がいそうには感じなかった。なのに、そこで粘った。空いているところがないし、時間が経てば、チャラで追うようになるのではないかと、自分に都合のいいように考えたり。

 釣れないから、段々右岸に近付いていきます。他の人たちも。そのうち、右側の人(上流側の人)が私が狙っていたところにおとりを入れて、この周辺では最初となる待望の1匹をかけたではありませんか。7時30分過ぎか。

 悔しいことに、そこでぽつぽつと掛るのです。目に入るところで。歯軋りしながら、何とか1匹を確保すべく、泳がせるのですが、またおとりもよく応えて泳いでくれるのですが、掛りません。

 

 左岸側では移動する人たちの姿が多くなりました。前後左右ではなく、左右と後ろの釣り人に目配りしながらの釣り。

 私の左側の空間が広がってきたので、思いっきり下竿にして泳がせていたら、ようやく”かかったかな”と思わせるような目印の動きが。時は8時55分。スタートして2時間でようやく1匹をゲット。ボーズを免れた!と喜んだのです。

 しかし、小さい、12か13センチくらいの細い鮎。でも、ついさっきまでここで泳いでいたのだから、チビ鮎でも泳げるがはずだ(これは、狩野川の解禁日に高松重春が言っていた言葉です)と、おとりを交換。でも、掛らない。時に9時20分。下流側に移動を開始する。

 

 下流の絞り込まれている瀬が空いてきた。水深は50センチくらいか、いい瀬があり、おとりを入れてすぐに軽いあたりがあり、同じようなチビ鮎がかかった。

 その瀬を釣り下り、今度は鮎らしいあたりとともに15センチの鮎がタモのなかに収まりました。

 いるじゃないか、掛るじゃないかと嬉しくなって、そこの瀬を行ったり来たりしましたが、その後は掛らず。10分前に納棺(これが相応しいのですが)ならぬ納竿して、オトリ配布所へ戻る。

 

 かくして、2007年(平成19年)の第1回の鮎釣り大会は、無残、無惨な結果となったわけです。

 

 決勝戦へは、上流部が8匹以上、下流部が7匹(私は5匹)以上が出場となりました。もっと早く動き回っていた方が結果としてはよかったのかもしれませんが、全ては後の祭りです。

 

 竿は、シマノの「珪石」、穂先はソリッド。水中糸は、ホクエツの複合メタル「超極細」。ハリは6.5号くらいの4本イカリでした。

 スタート時の水温は16.5度でしたが、ウエットタイツでも寒くはなかったので助かりました。

 

 写真は一関大橋下流域です。川の中の横の線は橋の影です。左奥の雲の下には雪を戴く月山が見えました。

 

 長すぎてすみません。読んでくれてありがとうございます。午後以降のことは、明日にします。疲れて眠くて・・・。

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3 コメント

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残念 (yodakinbo)
2007-07-08 23:37:50
写真を見る限るでは石はいい色をしてるようにみえるんですが。
大会の時はいかにオトリが早く替わるかが勝負ですから惜しかったですね。

僕のマスターズのようにドンブリ3発でボーズじゃないから良いですよ。
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Unknown (じじ)
2007-07-09 00:20:43
朝早くお出かけなのですね・・・
もたもたしていると私の寝る時間です。これも異常なのだと思いますが。
それにしても大会はやはりハラハラドキドキこれも大会の楽しみなのだとお察しいたします。
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ありがとうございます。 (newone)
2007-07-09 06:21:16
 そろそろ限界なのでしょうか?

 大鮎を釣りたいということで、釣りが雑になっているのは確かですので。
 大会の釣りには相応しくなくなってきています。
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