鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

由比忠之進さn

2007-11-15 23:52:22 | お知らせ

 1967年、今から40年前の11月11日夕方、当時の佐藤栄作首相の訪米に抗議するために、首相官邸近くで焼身自殺をした人、その人が「由比忠之進」さんです。

 ベトナム戦争に対する抗議です。アメリカのベトナム戦争に追随した日本政府に対する身を賭しての抗議です。

 あの頃はベトナム戦争が激化の一途を辿り、日本でも鶴見俊輔や小田実らを中心として「べ平連」(ベトナムに平和を市民連合)の活動が活発でした。

 彼の追悼集会が11月10日、名古屋市内でささやかに行われたということです。(詳しく知りたい方は11月13日の”Jan Jan”の記事を読んでください。)

 もうあれから40年も経つのですね。でも由比さんの名前はかすかに覚えていました。

 

 朝日新聞の11月13日の記事。「ベトナムと私」は作家の高樹のぶ子さんで、『ひっそりと戦争の傷跡』の後半の話しに私もビックリしました。

・・・「一夜婚」には驚いた。戦争の後遺症で結婚できない元女性兵士のため、農村では「一夜限りの性交渉」が許された。子どもを持てば生活の支援を受けられる。そうして静かに生活している母子に会ったのだ。『恋愛』という言葉がとてもぜいたくなものに感じられました。・・・・

 そういうことがあったということはまったく知りませんでした。なんとも切ない話しではないですか。国家の独立のために身をささげ、負傷し結婚できなくなってしまった女性、彼女たちの生活を助けるために考えられた「一夜婚」

 結婚しては離婚してを繰り返し、夫婦で離婚会見を笑いながら開いたり、恋愛や結婚というものをもっともっとまじめに考える必要があると思います。

 

 写真は、一昨日の写真紙芝居「魔境横断」のせりふです。本当に殴り書きと行ってもいいようなひどいものです。

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