20日のこのブログで、21日にマエストロ稽古があると書きました。
無事終わったといっていいのでしょうか。21日は6時30分からスタートしたのですが、発声練習はいつもは30分丸まる行っているのですが、この日は半分の15分で終了。6時45分から早速指揮者の山下先生による合唱指導の開始です。途中休憩はありましたが、8時50分までびっしりと指導されました。
今回は10月3日に参加する人は全員出席することといわれていました。必須の練習日ということ。いつもの我々仙クラ合唱団のほかに、大学の合唱部と別の合唱団からのメンバーも加わり、総勢170人が青年文化センターのコンサートホールに集結しました。観客席から見て、右側からアルト・バス・テノール・ソプラノという順番で舞台上の階段というのでしょうか、段々に勢揃い。勿論新米で下手な私は一番前に陣取りました。
山下先生、3日の指揮者ですが、いやはや面白かった、何が?ジェスチャーが。身振り手振り、肩を上下左右に揺るがせたり、手振りでも腕と指の振り方、開き方が曲の展開や強弱によって当然変わるし、そして口も。大きく口を開けて歌います、歌ってくれているのか。じっと見ているとついつい引き込まれてしまう。そういう魅力、引力を持っています。やはり指揮者はそうでないとオーケストラを率いることはできないのでしょう。
肝心の合唱の方ですが、各パートごとに、たまに全体の問題としていろいろ言われました。Freude Freudig の発音、子音もはっきり発音する、pp, p, f, sf, ff 、cresc、< >、etc,etc いろいろ注意されては歌いなおししながら進んでいきます。でも、悲しいかな、何をどうしろと言われたかほとんど覚えていません。言われたときはなるほどと納得はするのですが、次に進むともう上書きされてしまって、前のことは忘れてしまっている。仕方がないですね。一生懸命やっても忘れるのは止むを得ません、と自己弁護します。
238小節目が最初の出番、声出しで、”Freude”、240小節も”Freude”です。最後が920小節の”fun-ken!”ですが、918小節から続いて、”Freude, schoner Gotterfunken ! ”(oはoウムラウト)「歓喜よ!、美しい神々の輝きよ!」で終わります。
でも私が一番好きな歌詞は、”Seid umschlungen Millionen !”ですね。「抱きあえ、幾百万の人々よ!」 これが実現すれば、世界から争いはなくなるのでしょうが、現実はとっても厳しい!!尖閣列島の問題一つとっても、石垣の海上保安庁の乗組員にとってはまさかここまで日中間で大きな問題となるとは想定外だったことでしょう。海保の船長なんか眠られない日々が続いたのではないでしょうか。中国漁船の船長を逮捕しなければよかった、逮捕したことは正しいことだったのか、それでよかったのか、多分非常に思い悩んだことでしょう、自分自身の中で。呻吟したことでしょう。急遽釈放されましたが、釈放されたらされたで、自分のしたことはいったいなんだったのかと、これまた苦悩することでしょう。今回の「釈放」決定は誰がどう考えたって「政治的な決着」でしょう。検察庁那覇地検だけの判断ではありえないことでしょう。(穿った見方をすれば、大阪地検特捜部の失態をカバーするつもりだったのかも・・・)今回の釈放決定に対して次男はとっても怒り、那覇地検と政府官邸に抗議のEメールをしたくらいです。ここまでなめられていいのか、土下座外交に居ても立ってもいられないということです。でも、今回の逮捕がここまで大きな国家間の問題となるとは誰が想像したことでしょう。
尖閣列島、北方領土、沖縄の米軍基地、対中・対ロ・対米外交すべてが八方ふさがりです。外交はアメリカばかりに偏ってきたために、追従してきたために、アメリカだけでなく、中国やロシヤとの外交も外交らしい外交とはなっていない現実。日本としてはもっともっとアジア、特に中国、韓国、極東ロシアとの関係に骨身を惜しまず活動の力点をおくべきと考えます。例え歩みは遅くとも。
(23日の堤防のかたつむり)
文章も楽しく読ませていただきました。最後にカタツムリで閉めるなんて流石です。
どうなるのでしょうか?
23日新しい靴も買ってきました。