鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

いかにも冬空で

2013-12-27 10:54:00 | 思いつくまま

 ことしも今日を入れてあと5日です。一週間を切りました。 そうかきょう27日は今年の仕事の御用納めの日か。 あした28日は休みですから。 新年も5日の日曜日まで休みか、連続すると9連休ということですか。 現役で働いている人にとってはとってもありがたい嬉しいことですね。 こちとらは毎日が日曜日で、曜日の感覚がややもするとなくなってしまいかねません。 とはいっても毎日ゆっくり起きているというわけではございません。 朝は6時か6時15分には起きだします。 もっともその前からラジオを聞いていますが。

       

 きのう26日は毛沢東が生まれて日でした。生誕120年とか。毛沢東と周恩来がいたころの中国とは完全に様変わりしてしまいました。個人的には悲しいことです。 笑われるかもしれませんが、”べチューンを記念する” ”人民に奉仕する” ”愚公山を移す” という精神はどこに行ってしまったのでしょうか。その精神が生きていれば今のような覇権主義国家、賄賂横行の貧富の差の激しい国家にはならなかったことでしょう。残念です。

       

 それにしても長州出身の独裁者は一体何を考えているのだか、困ったものです。困ったなんて生易しいことではないです。 わが愛する日本という国を危うくしようと画策しているのですから。 

 日本国憲法の理念を高く掲げて全世界に”積極的な平和主義”を唱えていけばいいものを、何とかして日本を普通にいつでも戦争のできる国にしておこう、わざと危険なことに手を出して周辺諸国を不安に駆りたてよう、うるさい国民は現代版治安維持法で恐怖心を植え付け、お互いに隣人同士で疑心暗鬼の状態にしておき、国民を統制しやすくしておく、そして少国民に対しては道徳教育を強化して、テストの伴う教科に格上げして国家に楯突くようなことのないように、こっかに従順な少国民を育成しようと裏で画策するどころか、堂々と正面切って打ち出してくるような状況の日本に成り果ててしまった、この無念さ。

       

 それもこれも国民がこともあろうに長州出身の安倍自民党を第一党にしてしまったからです。 他の総裁だったらまだしも、岸の流れを汲む安倍如きを総裁にし、総理大臣にしてしまった。悔やまれます。 この自民党の国民を誑かした選挙戦術、経済最優先、経済成長戦力なるものに騙されてしまった。デフレ脱却という経済最優先というオブラートに、秘密保護法や集団的自衛権、武器輸出三原則、道徳教育の教科化という憲法を蔑にしてしまう重大なことをくるんでカモフラージュしてしまった、戦前の日本に戻そうという、そういう危険思想の持ち主であるのに政権を委ねてしまった。 悔しいです。

           

 この一年の間に日本国はとんでもない方向に突き進んでいます。安倍自民党に完全に牛耳られてしまった。もうしたい放題、言いたい放題。怖いものはなのですから。政権に楯突くものは強化されるであろう警察権力によって、現代版治安維持法の拡大解釈や秘密保護法の国民には決して知らせない恣意的な拡大解釈によりどんどん取り締まっていけばいいのですから。

 

 宣言します、現代版日本の独裁者小型ヒットラーの誕生です。 国の利益よりも自分の信念に基づき靖国神社に、首相一周年記念を祝して”内閣総理大臣 安倍晋三”として参拝しました。 アジア太平洋戦争で国のために戦って命を落とした英霊にお参りして何が悪いという、私に言わせれば居直り論法で正当化しようとする。戦犯の岸の系列に属する安倍としては何としても正当化したいわけでしょう。

        

 でも何度も言っていますが、アジア太平洋戦争で亡くなった軍人軍属の大半は武器を持って米軍等と戦って死んだのではありません。 心ならずも赤紙で引っ張られ戦地に送られていったわけです。そこでは何があったか、兵隊らしく武器弾薬が豊富にあって戦ったわけではないのです。戦う前に死んでいったのです。大半は餓死や病死です、輸送船の沈没による死亡です。 軍人らしく戦って死んだというのならまだしも救われる思いがします。しかし現実は戦う前の死亡、満足な武器もなく逃避行の末の餓死であり病死なのです。悔しいではないですか。 

              

 はっきり言えば犬死です。でも徴兵した国家権力としてはそうは言えないので 英霊 として靖国祭るということにしたわけでしょう。 騙されてはなりません。 この現実を直視しなければ、国家のために死んだのだからということで正当化しては本質を見誤ることになりかねません。 国民を消耗品として無駄に殺した国家権力を許すということになってしまいます。

  

 ましてや一般国民を徴兵し戦地に追いやった張本人たち、戦争責任者が兵士と共に祭られているのです。戦争責任を国民自身で総括することのなかったツケがまわってきました。私が戦没者の末裔だったらそんなことは断じて許せません。

                             

 だからこそ、それまで靖国神社に参拝していた昭和天皇が靖国に行かなくなったわけです。昭和天皇の方が戦争責任を余程はっきりと認識しています。 その点はとっても偉いと思っていますし、平成天皇もそれを継続しています。 80歳となった平成天皇の記者会見での発言は素晴らしいと思っています。

     

 『前途に様々な夢を持って生きていた多くの人々が、若くして命を失ったことを思うと本当に痛ましい限りです』

 『平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って今日の日本を築いた』

 何と謙虚で奥ゆかしい素晴らしい言葉でしょうか。安倍自民党はこの天皇陛下のお言葉を噛みしめるべきです。 天皇陛下は戦前に戻ることなんか望んではいない。 富国強兵策も奨励していない。 天皇は””日本国の元首であり、日本国および日本国民統合の象徴”” とするならば今上天皇の気持ちを大切にすべきです。

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 12月26日木曜日 | トップ | 積もりましたね、 »
最新の画像もっと見る

思いつくまま」カテゴリの最新記事