鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

さすが小国川

2007-09-27 22:50:55 | 小国川

 Y.Yさん、小国川のホームページを見ましたか?

 何とすごいことが書いてあることか!!信じられないくらいですが・・・。

 9月14日のままだったホームページですが、ようやく26日に更新されました。それによると、瀬見温泉付近で驚くなかれ、25センチ級のアユが、でかいアユが25~30匹も釣れているというではありませんか!!

 本当かとすぐには信じられませんが、今年はどこの川もアユがあまり多くなかったために巨大化しているということは十分考えられます。

 今度の土・日はラストチャンスかも。でも10月5日からもまだいいかも・・・・・。禁漁期間後の再解禁が(も)ねらい目かも・・・・。ここはプラス思考、志向、指向でいこうではありませんか。

 何かアジっている感じですが、記事を信用して行ってみたいです。行けませんけど。お祭りがなければ、飛んでいくのに。

 

 上記のことと関連するわけはないのだろうけど、今日の朝日新聞の記事です。

 シリーズ物でときどき掲載されているものですが、”自然を歩く”「山形・最上小国川の天然アユ」「ダムに揺れる清流の里」という見出し。

 

 写真の一つは、釣り大会が頻繁に開催されている一関大橋の下流域です。

 記事の内容は、前半は小国川のアユが如何に素晴らしいか、河川環境、アユそのもの、釣りの魅力について書かれています。記事には書かれていませんが、ここのアユは”松原鮎”といわれ、昔から有名で、将軍家にも献上したとか聞いています。

 しかるに、ここに治水対策としてダムの計画が持ち上がり、住民や漁協の抵抗があったために、県当局は普通のダムは諦め、穴あきダムなら大丈夫ということで、10年後の完成を目指しています。

 懐かしいといっては失礼に当たりますが、昔からいろいろとお世話になっているアユ釣りの名人で、今は早期退職して小国川そばに居を移している”下山久伍”さんの言葉が載っています。

 今は釣りガイドとして、また漁協の役員として活躍しています。もちろん小国川に釣行したときは、下山さんからオトリを購入しています。といっても、逆にサービスしてもらったりして、恐縮しているのが現状ですが。

 『川が死んでしまう。』

 『穴あきダムでもヘドロはたまる。川の植物連鎖が断ち切られるなどの弊害が出る。アユへの影響は計り知れない。』

 『100年先の釣りファンにも、このアユを伝えなければいけないと思うんだ。』

 

 総工費が130億円の大型公共事業で、地元が期待するのは無理からぬことではありますが、130億円の全てが地元に落ちるのではありません。

 そもそも130億円全てが国から補助される訳ではないし、地元の、つまり県の負担だって、持ち出しとしてあるわけだし(今はどこの県でも予算を組むのに四苦八苦しています。行革、行革のオンパレードです。)、肝心の事業費の7、8割近くは中央の大手資本の建設会社に持っていかれてしまうわけです。

 さらにつくればそれで全て終了ということにはならず、当然に維持管理費が必要ですし、肝心の小国川が死んでしまっては、小国川のアユがもたらす経済的な収入源は断たれてしまいます。アユが釣れなくなれば、釣り人は冷淡で誰も足を運びません。

 もっと別のやり方があるのに・・・。

 

 下山さんや漁協の組合長沼沢さんの更なる活躍を祈るばかりです、協力できることは協力しつつ。

 小国川よ、永遠なれ!!

 

 写真は、昨日のものですが、堤防の河川公園の草を綺麗に刈り取っていました。とはいっても、大して草は伸びてはいないのですが。

 それなら、写真の右手になりますが河川敷のうっそうとした草木こそ何とかして欲しいと思います。外来植物に完全に占拠され、地元の人間でさえ入れなくなっています。

 普通河川敷といえば、大中小の石がごろごろしているか砂場になっているのではないかと思うのですが、広瀬川は違います。いろいろな草に完全占拠されているのです。

 昔々はそうではなかったのですが・・・。愚痴は止めます。

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1 コメント

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頑張れ漁協 (yodakinbo)
2007-09-27 23:44:23
ダムの問題は粘り強く反対しないと、当局はあの手この手のからめ手でジワジワと攻めてくるので要注意。

写真の人はもう長袖を着てますね。
ボクはまだ半ズボン、Tシャツなのに。
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