鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

(その3)「本望である。」

2008-03-11 22:54:45 | お知らせ

 (その1)(その2)がありますのでよろしく。

 

 今日は公休日です。

 朝方堤防を自転車で走っているときに、確かに聞きました。

 ”ケキョ”というウグイスの鳴き声です。

 そしたら、ニュースでも言っていましたが、きょう仙台でウグイスの初鳴きが観測されたそうです。

 

 きょうは朝から暖かく、日中は最高気温が18.3度にもなったといいます。コートは不要でした。風もなく、運転してもヒーターはおろか、窓を開けて走りました。

 春本番を思わせる陽気でしたが、明日は最高気温が7度にしかならないとか。何とも激しい移り変わりです。

 

 休みということもあって、9時30分からの映画を夫婦で観て来ました。

 藤田まこと主演の「明日への遺言」です。第13方面軍司令官兼東海軍司令官である岡田 資(たすく)中将の法廷闘争を描く映画です。

 

 約2時間の上映時間中、ほとんどが法廷の場面で、動きのほとんどない映画です。

 もちろん藤田まことの演技はよかったですが、それ以上にアメリカ人でありながら日本軍の司令官の弁護を担当したアメリカ人俳優の演技が素晴らしかった。ロバート・レッサーという俳優です。

 

 内容は、名古屋大空襲に従事し、撃墜されたB29の搭乗員38人を処刑したことが、B項「通例の戦争犯罪」(いわゆるB級戦犯)に該当するということで、岡田中将以下19名の部下が被告となっての裁判闘争(本人は「法戦」)の映画です。

 

 岡田中将の自分一人が全ての責任を負うという毅然とした、超然としたといった方がいいのか、態度、それは仏教の信念に基づいて揺るぐことのない確固たるものですが、そして家族の愛、言葉は交わさなくても表情で、目と目で愛を確かめ合いつつ、自分の信念、無差別爆撃・無差別空襲は国際法違反、つまり犯罪であり、犯罪を犯したものを処罰したという論理を展開するわけです。

 

 死刑は彼一人で、部下は重労働10年とかの刑を言い渡されたわけです。そして従容として死地に赴くわけです。何とも潔い高潔な態度です。

 

 カメラマンは黒沢組の上田正治さんで、法廷での資と妻の温子、この夫婦の表情が常に画面に映るように撮影したみたいで、二人の表情を見続けて欲しいと言っています。

 撮影は時系列(順撮りというようです)に撮ったのですが、カメラのレンズを公判ごとに換えたそうです。100ミリ・120ミリ・200ミリ・300ミリと言う具合に。だから是非とも二人の表情に注意して見て欲しいと。

 見る前に知っておきたかったです。だからこれから見る人は、常に夫婦二人の表情の移り変わりに注意して見てください。

 この映画はお勧めです。一愛国者として、日本人なら見るべきです、現在の全てに無責任な状況となっている日本を考えるなら。

 

 

 写真は、(その1)から続いている河原のトラックの荷台です。

 一体何のために広瀬川の水を吸い上げているのか???

 それをどうしようというのか???

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