写真は2日朝の青葉通りの様子です。
中央分離帯のケヤキは伐採され、中央分離帯もなくなろうとしています。
変われば変わるものです。
いつもの見慣れた青葉通りとは異質な通りに見えてしまいます。
今朝の地元の新聞によると、地下鉄東西線建設に伴う青葉通りのケヤキの伐採は終了したということです。
44本くらいが撤去され、そのうち3分の一くらいが他のところに移植されるということですが、果たしてちゃんと根付くものでしょうか。
伐採や移植後のこのあたりはいよいよ地下鉄の工事が始まるということになるのでしょう。
工事に進捗に伴って、車線が減少したりして渋滞が起こるのかもしれません。この付近の道幅は36メートルですか。中央分離帯があり、上下車線とも3車線の通りです。
この青葉通りという仙台駅前の方は幅が50メートル、西に向かって36メートルと狭くはなりますが、この通ができたのは戦後のことです。
仙台空襲で中心地区が壊滅したあとの都市計画で幅広の道路の建設がスタートしたわけです。
面白いのは、そんなに広い道路をつくる本当の狙いは、革命の阻止にあるのではないかとまことしやかに言われたことです。
つまり、革命が今にも起きそうになった場合、この広い道路を飛行機の滑走路として使用し、革命を阻止しよう、そのための幅広道路ではないかということです。いわば「反革命のための道路」とでもいうのでしょうか。
それが今は杜の都仙台市のシンボル道路となっていましたが、地下鉄工事のために40数本のケヤキが切られたり移植されたりしたわけです。当分この状態が続くことになります。
でも工事が始まるともっともっと味気ない道路になってしまうことでしょう。