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法律ラッシュ

2006-06-30 | 世情

1週間もご無沙汰してしまいました。 毎日ムシムシしますね。 

ここ数年でいろんな法律が新登場したり、改定されてます。

個人情報保護法」 
SOX法」 
会社法」 
下請法」 

『法の精神』を著したモンテスキューによると、

「法律は、それ自体の起源、立法者の意図、
それが制定された基礎となる事物の秩序と関係している。
法は、まさにこれらすべての観点において考察されなければならないのである。」

だそうですから、昨今のめまぐるしい社会情勢の変化に対し、
法による統制を余儀なくされながら、
制定しては変化する社会のスピードに対応しきれていない気がします。
モンテスキューがいうところの、「すべての観点において考察されるべき」
という点が欠けているような。

わが社も受講者数がまもなく120万人に達しようとしており、
膨大な個人情報を保有しています。
個人情報保護法が制定される以前から万全のセキュリティ体制をひいてきたものの、
法律が制定されてから、さらに管理が強化されたのは事実です。

コンプライアンスに対する取り組みを実施することは
企業としての常識となっており、
「環境にやさしいです」といったエコロジー路線同様、
個人情報漏えい防止はさることながら、
企業イメージの向上という理由からの取り組みも多い。

しかしながら法律による弊害が出ていることも確か。
かといって野放しはできないというジレンマがそこここに垣間見える。

有名な話では、福知山線の脱線事故では、家族の安否を確認しようと
病院に問い合わせたら、個人情報保護を理由に教えてもらえなかったとか。

あるいは、先日から開始された民間人による路上駐車取り締まり。
宅配業者など、路駐しなきゃ仕事にならないドライバーなどは本当に大変。
TVで見たインタビューでは酒屋のおじさんが「零細企業がつぶされる」
と神妙な面持ちで話していた。

セクハラも追窮すればキリがない。
人間の愚かさを罰してみても堂々巡りを繰り返すだけ。

しかし、それでも、法律による統制は必要。
今後の社会では、有能な法律家がどんどん必要になってくるような気がします。
法律に支配されてがんじがらめの世の中にならないよう、
風通しのいい社会をつくっていける法制度ができてほしいです。
でも一番大切なのは、正しい倫理感を小さいうちから学ばせることですね。


CCつれづれ日記

宮本ってセリエAに行っちゃうんですか?
夏に甥っ子とガンバ大阪の試合に行こうと思ってるのに。

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