

2018/05/22 忍者管理人 Ninja250
今日は秘境ツーリング。
秘境をいろいろまわって遊んできました。
日本三大酷道(国道)と言われる、国道425号線の十津川~龍神区間にチャレンジしてきました。
忍者管理人も走行は20年ぶりくらいとなります。
補足
今回ツーリングするにあたり、あらかじめ時間とコースを事前に打ち合わせしており、
万一、予定通過完了時刻を大幅に超え、連絡が途絶えた状況でレスキューの準備だけしております。
それだけ険しい国道区間となりますので、ライダーのみなさまは、決して進入しないで下さい。
☆道幅極狭し。対向困難。
☆路面崩落箇所あり。
☆落石多数。
☆崖直下・崖横となり転落の恐れあり。
☆全線に渡り携帯電話会社の電波圏外区間。
☆通行車両ごくわずか。
☆レッカーが非常に困難・不能区間あり。
となっております。
それでは、忍者管理人がご案内いたします。
ご覧いただきましょう!
国道425号線(奈良県十津川村~和歌山県田辺市龍神)
全45km その2
和歌山県側
国道425号線 日本三大酷道区間
奈良県側と和歌山県の県境 牛廻峠(うしまわしとうげ)
ここから和歌山県田辺市(旧龍神村)へ下りルートとなり国道が続きます。

和歌山県側は、集落が無いので、通行される車両もごくわずかで、奈良県側よりもひどい道路の状況が続きます。
道路崩落。
ご覧のように、バイクなら通れますが、普通車の幅ならもう危険かも知れません。
もちろん、トラックなどは通行はやめたほうがいいでしょう。



路面流出。
小さな土石流が発生した場所だと思われます。


もちろん、スマホ圏外が続きます。
ナビの案内は通信しないため、GPSと基本地図データだけで、かろうじて位置と距離だけ表示されています。


道路の端は絶対に踏み外してはいけません。
川まで一気に落ちるため大変危険です。


そして走行に際し、一番苦労したのは、ご覧の落石してきた石。
全線に渡りこのような状況が多数あり、この鋭利な石でタイヤが切れてパンクしてしまうため、できるだけ避けて走行しないといけません。
常に注意が必要です。



さらに、通行量が少ないため日当たりの悪い部分に、苔(こけ)が発生し、タイヤで踏むと滑って大変危険です。


斜面と崖。
この国道425号線は、ほとんどこのような場所を走ります。




龍神温泉が近づくにつれて、渓谷沿いに走ります。
ちょっと心に余裕が出てくるのは、このあたりからです。


龍神温泉が近くなってもこんな場所。
もしも、落石。
もしも、土砂崩れ。
どうやって通過しようか悩みますね。


龍神温泉まで残り2kmでやっと旧龍神村の集落があります。

そしてこの区間の終点。
国道425号線(十津川~龍神区間)と国道371号線との交差点です。
龍神温泉のすぐ横に出られますけど、ご覧の案内看板があり、本当は迂回指示です。



国道425号線(奈良県十津川村~和歌山県田辺市龍神)
全45km
国道ですが、酷道と呼ばれる区間ツーリングいかがでしたか?
忍者管理人は軽くて小回りの効くNinja250で走ってみましたが、これをご覧のみなさまは、画像を見ていただくだけで、走らないようにお願いします。
全45km
画像を撮影しながらの走行でしたが、所要時間 1時間40分
平均速度は30km/hを下回っています。
いかに、距離が伸びない路線であるか、おわかりいただけたと思います。
これだけ走って、和歌山県側は対向車両 1台のみ。
案内看板にあるように、国道311号線の快走ルートにまわっていただいた方が、所要時間も早いのでそちらをご利用下さい(笑)

