日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

正月顛末

2010-01-06 | 子どものこと
昨日,息子の大学受験料残りを振り込んで,願書を提出。あとは,ちゃんと受理されれば,受験票が届くのを待つのみ。いよいよセンター試験まで10日。頑張ってくれというだけだ。

で,この正月だけど,なんというか,正月のような,正月ではないような・・そんな三が日だった。もちろん,息子が受験生だからというのはあったんだけど,実は,年末,それも31日の夜,旦那と娘が大げんかして,娘が怒って,そのまま荷物を持って,都会へ帰ってしまったのだった。本当にトホホな年越しだった。

新幹線ももうないだろうにと思ったが,乗り継いで帰ったようす。なんというか,その行動力には脱帽だが,しかし・・・だった。

大体,悪いのは旦那なのだ。これはそばで聞いていた息子も,あとでこっそりと「あれは父さんが悪いよな」と言っていたけど,確かにそうだ。何の話からかというと,某最年少賞金王の話から「発展」した話。で,夕御飯を食べて,お酒も飲んでいた旦那が余計なことを言い出して・・ということだ。

大体,旦那にしてみたら,大学に残ったものの,なかなか就職も決まらず,そのくせお気楽なことを言い,帰省してからも,毎夜,遅くまでテレビを見て夜更かしし,朝も遅くまで寝ている娘を見ていて,少々機嫌が悪かったというのはある。あんなことだから就職も決まらないんだと,言ってたのだ。でも,久しぶりに帰ってきた実家だったら,そのくらいは当然,私としては想定の範囲内のこと。しゃあないなと思っていたのだ。そうはいっても,掃除してくれたり,食事の用意を手伝ったりもしてくれてたから。

で,売り言葉に買い言葉。酔った勢いで,よそのお子さんと比べるようなことを言うようなものだから,娘も「同じ空気を吸いたくない」などと叫んでそのまま荷物をまとめて帰ってしまったのだった。トホホ・・・泣きたいのは私です

まあ,そんなこんなで,大みそかの夕御飯までは楽しく過ごしていたのに,その後の展開は,激しいものでした。はぁ・・・

結局,元日の朝には,娘が忘れていった物を宅急便で送り(眼鏡とか,時計とか,少々食べ物とか),娘が食べると思ってたくさん作っていたお節を食べ,し~んとした正月を迎えたわけです。旦那は,酔いが覚めて,多少反省したのか,正月元日は,禁酒でしたあら,珍しい。

しかし,旦那も悪かったけど,娘も帰るのは駄目だったと思う。せめて部屋にこもって出てこないくらいのことだったら良かったのにと思う。そうじゃないと,お互いに謝る機会を逃す。旦那も,もう1年だけと言うのを認めたのだったら,言いたいことがあっても,ぐっと春までは我慢するだけの懐の広さを見せろと思った私。

まあ,これに発憤して,娘もまた就活を頑張るだろうし,瓢箪から駒とばかりに,良いほうに転がって欲しいものだと思う。

2,3日して,テレビを見ていたら,視聴者投稿ビデオをやっていて,昔投稿したビデオに出ている本人が,その後どうなったかをやっていた。で,3歳くらいの可愛い女の子が出ていて,その子が10年ほどたって・・というのを見ていた息子。中学生くらいの可愛い女の子を見て,「高校生くらいになって,この子も,『お父さんと同じ空気を吸いたくないんだよ』なんて言い出すかも・・」なんて言って,2人で笑ったのだった(笑)しかし,「同じ空気を吸いたくない」なんて・・・なかなかの捨てぜりふだ

というわけで,凍り付いていた我が家の空気も,日が過ぎて,少しずつ溶けてきた。娘も都会で,元気にやっているようではあるが・・・。

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