ＮＹ発 『 I’m NOT A Plastic bag 』

大阪で二回目に住んだ社宅は
一度は海外で暮らしたことのある家族の多い社宅だった。

アメリカ（ＮＹをはじめあちこち）、Ｕ.Ｋ.、
中国、香港、シンガポール・・・・etc。

ただ、だからなに？という人が多く
今、住んでいるその場の空気を大切にしている雰囲気が
私にとってはとても心地よかった。

そんな中、ＮＹ帰りの約一名だけはその空気を読めていなかった。
ことあるごとに、「ＮＹではね～」「ＮＹではね～」を連発し、
陰では失笑の的となっていた。

今、考えても彼女が本当に伝えたかったことは何なのかわからないが
ＮＹの独特な「セレブ感覚」（一般人も含む）は理解できた。

　　　　　　　

そのＮＹで今、人気となっているのが
英国の人気バッグデザイナー
アニヤ・ハインドマーチ氏の布製買い物袋。

なんでも
「私はビニール袋（＝レジ袋）じゃないわよ」
と大きく書かれたバッグで価格は破格の１５ドルとか。

デザイナー、ハインドマーチ氏の
「エコバッグをもつという行為がファッショナブルなものになれば…」
という願いがこめられたこのバッグ、
ＮＹではまたたく間に売れてしまったそうである。

“おしゃれで、かつ環境問題に興味あります。”

まさに「セレブ感」と「環境派知的イメージ」
の融合バックである。

日本でも近々発売とのこと。
上っ面だけの「セレブ感覚」はやっぱりイケてない。
ぜひハインドマーチ氏の思いをかみしめて購入してほしいなぁ～と
思う一般人のおばちゃんである。

　　　　　　　　　　　　　　


ちなみに我が家の近所のスーパーでは
ずいぶんと前から「レジ袋ＮＯ計画」を打ち出している。
だから若い主婦のみならず、おばさん主婦もおばあちゃん主婦も
み～んな「ＭＹバッグ」持参で買い物しに集まってくる。

けっこうみなさん素敵なバッグをお持ちである。

もしかしたら私はけっこう
「おしゃれ」で「セレブ」な街の住人なのかもしれない・・・。





日記＠ＢｌｏｇＲａｎｋｉｎｇ
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