もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

花の江戸子、なにわをゆく 23

2007-05-14 | 旅のおはなし(花の江戸子)
~ シュタイナーとの出会い ~

なにわに来てから
子育てが尖がったものからふんわりしたものに
だんだんカタチが変わっていくのを
肌で感じていた。

なんだろうこの「ふんわり」したものは・・・?
と、不思議でならなかった。

そんな頃、「シュタイナー教育」に出会った。
確か、新聞の記事のほんの少しのスペースに
書いてあったものが目にとまったのがきっかけだったと思う。

これだ!と思った。
図書館に行って本を借り、本屋に行って本を買い、
とにかく「シュタイナー」と名のつくものを
片っぱしから読み耽った。

           

社宅の広い敷地で遊ぶ息子は
いつもうれしそうで、楽しそうで、忙しそうで、
よ~く考えていた。

そしてその考えていることに
いつもまっすぐで、一所懸命だった。

そんな時間、空間、瞬間が大好きな自分がいた。

穏やかでしっとりとした気持ちで
子どもと向き合うことが出来る心地よさ。

       

シュタイナーは
たくさん子どもをかわいがること、
愛おしく思う気持ちを大切にすること、
・・・そんな簡単なことから見えてくるものが
いっぱいあることを教えてくれている。

シュタイナーの教えは私の心の中に
すぅ~っとやさしく響いていった。

       

年少さんならば
幼稚園を選択しなくてはならない季節が迫っていた。

今の「ふんわり」から生まれる「ナニカ」が
きっとあるはず!

たくさんのシュタイナーの教えを紐解いてみて、
今すぐには答えの出ない「ナニカ」をみつけたような気がした。

「幼い子どもの時代だからこそできる贈り物」

そんな「ふんわり」した「ナニカ」をきちんと知っていて、
子どもとしっかり向き合っておられる先生たちがいる幼稚園。

ぜったいに探し出そう!と思っていた。






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