休日はレトロ気分

「うわぁ～、なんちゅう暑さじゃ～！」という昨日、
家から車で程近い「小金井公園」の中にある
「江戸東京たてもの園」に行ってみた。
http://www.tatemonoen.jp/index.html

ここには江戸時代から昭和初期くらいまでに建築された
さまざまな歴史的建造物が移築されている。（故にみんな本物！）

それぞれの家にはボランティアの方がおり
茅葺き屋根の家でいろりの火を炊いていたり
ガイドをしてくださったりしている。

昨日は「子どもの日イベント」ということもあり
“いろりを囲んで昔語り”や“チャンバラごっこ”
なんていうこともやっていた。


　＜ 前川　國男　邸 ＞

数ある邸宅の中で私の一番のお気に入りは
日本の近代建築の第一人者である
建築家、前川國男氏の自邸として建てられたこの住宅。

内部は吹き抜けのリビングを中心としたシンプルな間取り。
なんともいえずモダンな香りのする素敵な家である。

この日も建築家の卵らしき学生さんたちが
設計図を手に見学したり、スケッチしたりしていた。
私も２度目の訪問だが
彼らと同じく魅了させられる何かがこの家にはあるようだ。


私たちは家々をゆっくりと見学したあと、
あの「２・２６事件」の現場となった「高橋　是清邸」で
“おそば”を食べ（中に休憩や飲食できるスペース有り）
昔の商家、銭湯などが立ち並ぶ「レトロ商店街」へ。

ここで次男は「子どもイベント」のひとつ
“おつかい体験”に挑戦！

「たてもの園」ではなく「たてもの円」というお金をもち
「マッチ」や「たわし」、「しょうゆ」や「みそ」、
「きもの」、「かんざし」や「和傘」などというもの
をお店でお買い物して集めるという催しである。

さすがに「かんざし」だけはどこで売っているか…？
母も悩んでしまい、暑い中あちこちウロウロしてしまった。
（答え…「荒物屋」さん。勉強になりました！）

ふうぅぅ～

子どもたちは「カキ氷」、私とオットは「ソフトクリーム」を
レトロな町並みの中でウキウキと味わった。

見上げると今も昔も変わらない「こいのぼり」が
“おもし～ろ～そ～お～に～♪”泳いでいた。