ねこともダイアリー

猫とヒーリングライフ

ピカピカ新米

2010-10-24 18:36:23 | 美味しゅうございました
今年は天候不順でお米の粒が小さく、あまりいい出来ではなかったそうですが、暑さのおかげで甘みは増したそうです。
週末に実家で新米を食べたのですが、ピカピカでもっちりしていてとても美味しゅうございました。
これだけお米がおいしいと、梅干しだけで他におかずは必要ない私ですけれど、オットは梅干しが苦手なので納豆だけでいいかしらん?

昨夜母の所に、「小作料の支払いに来ました」という男性が訪ねてきて、久しぶりに驚いたワタクシ。
「今時小作料って?一体この人は何者なんだろう??」と思っていたら、祖父から受け継いだ田んぼを貸していて、そこでお米を作ってくれている人でした。
マッチャーいわく、「あの田んぼは水がよくねぇから、うまい米が取れねぇ」そうで、お米ではなくお金で頂いているとの事でした。
二人の会話を聞きながら、田んぼには(安いそうですが)税金の他に、水の使用料(プラス、最近は水を汲み上げるポンプを新しくした為その料金)、水不足の時の為のダム使用料等がかかるそうです。
私みたいな素人が単純に計算しても、これではお米を作ってもほとんど儲けはでない事がすぐにわかりました。
この男性も生活の為に勤めに出ているそうで、「田んぼなんて誰も買ってくれないし、草ぼうぼうにしておくわけにはいかないから」と言っていました。
「最近、近所で田んぼを捨てて逃げてしまった人がいるから、その土地に除草剤をまくのが大変だった」という話も聞かされ、そういえば電車から見ても荒れた田んぼが目立つ様になった事を思い出しました。

「こんなんじゃ、農業を継ぐ若い人がいなくても仕方ないがね。国の農業政策を早く何とかしねぇと、日本はおしまいだがね!」と熱くなっていたマッチャー。
マッチャーも、昔祖父がどれだけ苦労してこの田んぼを手に入れたかを知っているだけに、安易に手放せないそうです。
この男性(たぶん60歳くらい)の他にはお米を作ってくれる人がいないので、「がんばって田んぼやってくんな!」と彼を励まし続けるマッチャーでしたが、「どう考えても、マッチャーよりこの人の方が長生きするだろう」と冷静に思った私でありんす。

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