ねこともダイアリー

猫とヒーリングライフ

ミーちゃん一周忌

2009-11-24 16:38:24 | ミーちゃん
早いもので、今日はミーちゃんの一周忌です。
週末オットと一緒に、実家の庭にあるミーちゃんのお墓にお線香を立てお参りしてきました。

実家の玄関には、ちょうど頂いたばかりの白百合の花がたくさん飾ってあり、ミーちゃんのあの複雑な三毛模様が懐かしく思い出されました。
マッチャーも、「ミーちゃんが亡くなってからもう一年も経つなんて嘘みたい。まさかうちに黒と白の猫が二匹も来るなんて想像もしていなかった」とつぶやいていました。

ミーちゃんが鍛えてくれたおかげで、マッチャーもやっと猫さんに愛される人間になれました。ありがとう!

ミーちゃんの口紅水仙

2009-04-04 06:51:36 | ミーちゃん
ミーちゃんのお墓の周りに植えた口紅水仙の花が二つ咲きました。

真ん中の明るいオレンジ色が、ミーちゃんの複雑模様の中でひときわ目立った濃い茶色の毛を想い出させます。
なんだかミーちゃんが水仙の精に変身したみたい。

るるママさんが贈ってくれたお悔やみのお花に付いていたメッセージカードを、母が塔婆代わりに立ててくれました。
一周忌まで挿しておくつもりかもしれません。

私は今週末真鶴でヨーガ教室のワークショップに参加します。
天気も良くなって暖かくなりました。

みなさんも楽しい週末をお過ごしください!




フリージア

2009-02-26 08:08:19 | ミーちゃん
ミーちゃんが大好きだったフリージアが満開になりました。

月曜日の朝、フリージアを見ていたら詩が浮かんできて何十年かぶりに詩人になった私。
ミーちゃんが旅立ってから三ヶ月。
もう一度ミーちゃんにこの花を見せてあげたかったと思っているのは、母も同じだと思います。

そういえば、母が球根を株分けする前は赤以外にも紫、白、黄色と色とりどりだったはずなのに、今年咲いたらほとんどが赤い花でびっくりです。


立春

2009-02-04 09:14:25 | ミーちゃん
立春をむかえ、今日からエネルギー的には新しい年となります。
ということで、心機一転ブログもリニューアルしました!

今年2月にキャットシッターとして開業するつもりでしたが、ちょいと考えるところがあり一旦全てを白紙に戻しました。といいつつも「ねことも」ですから、また気が変わったら南里さんの門を叩くつもりでいます(笑)!

昨晩はヨーガ教室と自宅でダブル豆まきをして、旧年の穢れを十分祓いましたので、今朝は気分爽快です。
ミーちゃんが一番好きだったフリージアの花も咲き始め、甘くて優しい香りを漂わせています。

今年はいい年になる予感がするので楽しみです!ワクワク

鎮魂

2009-01-31 22:04:07 | ミーちゃん
木曜日に古代蓮の枕と一緒に、ミーちゃんのお墓に埋めてあげてと古代蓮の実を頂きました。

虹のたもとへ旅立ってから二ヶ月が過ぎ、すっかり母の家から気配を消してまったミーちゃん。
今頃きっとしっぽフリフリしながら楽しく暮らしていると思うのですが、せっかく頂戴したのでお墓に埋めてきました。

母が私に「それを埋めたら、蓮の花が咲くんかい?」と聞いてきたので、「さすが親子!」と思いました。実は私も同じ質問を妹にしてしまった・・・

そういうことじゃなくて、ミーちゃんの魂を安らかに鎮めるためですって、お母さん!

新たな気持ちで

2008-12-06 09:47:54 | ミーちゃん
誕生日以来ブログ更新ができず、ご心配をおかけしました。
先週カラ元気で無理した分の反動が出たのか、すっかり無気力状態で何もする気がおこりませんでした。

しかし、木・金と実家に帰り少し元気を取り戻した様子の母を見て安心し、私もやっとブログを書く気持ちになれました。母が南里さんから頂いた白百合をミーちゃんがいつも居た場所に置いたら、こんなにきれいに花開き家中を高貴な香りで包んでくれています。その凛とした美しさは正にミーちゃんそのもので、私と母がミーちゃんに心底惚れた理由はこれだったのかと納得しました。

また、私はミーちゃんとの出会いから自分が好きな事をやっている時は、全てが喜びで何も苦にならないという事を実感できたので、この感覚を忘れずに生きていこうと思います。無理せず、気張らず、もう一度本当に自分のやりたい事を探すつもりです。その為には、まず自分の気持ちに正直に、自分の言葉で話せる様に、これからこのブログで練習していきます。もう営業目線は止めた(笑)!

43歳なのだ!

2008-12-01 14:39:14 | ミーちゃん
ミーちゃんが先週月曜日の夜虹のたもとへ旅立ってから、一週間後の今日が私の43歳の誕生日なんて、やっぱり偶然とは思えない。

かたい蕾だったカニサボテンの花が、今朝きれいに開いた。
これはきっとミーちゃんから私への誕生日のプレゼントだね。
ありがとう!

旅行へ行って少しは元気になった様に見えた母も、家に帰るとまだミーちゃんがどこかにいるような気がして、泣きすぎで目が痛いと言っています。
私も、母の旅行中伯母をデイサービスに送り出した後独りになると、何度も目の端にミーちゃんの姿が現れて哀しみがぶり返した感じです。

妹から、母が父が死んだ時より哀しんでいる理由は「父の場合は十分なことをしたから何の後悔もないけれど、早く病院へ連れて行っていればミーちゃんはもっと生きられたのではないかと後悔しているから」と聞き、私が自然治療にこだわったのがいけなかったのでは、と申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

でも、ずっと二人で後悔していたら天国のミーちゃんは私達のことが心配で成仏できない。今週実家に行った時母に「ミーちゃんは倖せだったよ。最後におかあさんにちゃんとありがとうって言ったでしょう」ともう一度伝えたいと思います。

ミーちゃんが来てからの2年間、私と母の生活はミーちゃん中心だったと言っても過言ではないので、まだまだ泣き足りないよね、お母さん。

ミーちゃんデトックス

2008-11-26 10:53:16 | ミーちゃん
昨日実家の駅に降り立った時、大銀杏を下から見上げたら色づき始めていた。銀杏の葉って、こんなふうに外側から黄色くなっていくんだね、ミーちゃん。

最初にミーちゃんの亡骸を、この前映画で観た「おくりびと」の様に清めた。生前はミーちゃんの強い抵抗にあい、シッポと手足のヨダレガビンチョをきれいに洗えなかったけど、昨日は洗面器のお湯にずっと浸して、ベッコウアメみたいに固まったガビガビガビンチョをきれい取った。ピカピカにした後、南里さんから頂いたオイルで全身マッサージ。すっかり元の美猫になったミーちゃんは、今頃さぞかしモテモテだろう。

想像していた以上に母の悲しみは深く、「すぐミーちゃんを埋めたらかわいそうだから」と、夕方までずっとお線香を焚いていた。お日様を浴びてベットに横たわっているミーちゃんの姿はまるでただお昼寝しているみたいで、旅立ったことがまだ信じられなかった。

でも、ミーちゃんの使っていたベットやトイレ、毛布、爪とぎ等をきれいに片付けてそれを全部燃やした時、「あー、ミーちゃんはもういないんだなぁ」と真っ赤な炎を見ながら実感した。これで、ミーちゃんのお輿入れ道具一式も空に届いたね。「なんであんたベット4つも5つも持ってきたのよ。荷物多すぎ!」って叱られてないといいけど。

暗くなる前にミーちゃんを埋葬しようと場所を決め穴を掘り出したら、そこに水仙の球根がたくさん埋まっていた。白い布に包まれたミーちゃんの上に土をかぶせ、その周りを球根で囲ってみる。春になったらきっとミーちゃんがきれいな水仙を咲かせてくれるね。墓石代わりの石を置き、お花を飾り終えたら、無事全部終ったという安心感と充実感を感じた私。

一方、母はまだ涙目で私に泊まって欲しそうだったけど、次の日はシッティングのお仕事なので、夕飯にラーメンをごちそうして帰ってきた。ミーちゃんのプチ家出の度に捜索協力をしてくれた近所のラーメン屋さんにもお礼を言えてよかったです。こちらも最近愛犬を亡くしたばかりなので、母もミーちゃんを失った悲しみを共有できる人達と話をして、少し元気が戻ってきた様でした。

今朝起きたら、私はまた首と顔がとても痒くて、ヨガのレッスンに行ってないのに変だなぁと思ったけど、これはミーちゃんが私の身体の中を浄化してくれているんだとわかりました。これからずっと一緒だね。ありがとう、ミーちゃん。




さよなら、ミーちゃん

2008-11-25 02:49:13 | ミーちゃん
ミーちゃんが、月曜日の夜虹のたもとへ旅立ちました。

日曜日にオットと私が母の家を出る時、お名残惜しそうにずっと私達を見つめていたのは、あれが最後だってわかっていたからなんだね。

すっかりやせ細って、骨と皮だけになってしまったミーちゃんの身体に、これからずっと点滴や注射をするのかと思うと、正直かわいそうでなりませんでした。

ナブミが老衰で大往生した時は、私が週末に帰る度に「また来週来るからがんばってね」と言い続けたせいで、3週間近くも飲まず食わずのナブミを生きながらえさせてしまいました。最後に「そんなに苦しかったらもうがんばらなくていいよ。逝っていいよ」と声をかけたら、スッと息を引き取ったのです。

その時の後悔から、ミーちゃんには「苦しくなったら、私を待っていないでいつでも眠っていいよ」とこの週末言っておきました。
きっとミーちゃんは泣き虫の私をこれ以上悲しませない様に、私がいない時に去って行ったのだと思います。

やっぱりミーちゃんは最後まですごかったです。
月曜日はヨダレもすっかり止まりきれいな顔で、しっぽを振りながらご機嫌な様子で夕飯を食べたそうです。
夜になって縁側で、母が「ミーちゃん」と呼ぶと「アーン」といつものかわいい返事をして、すぐに安らかな眠りについたそうです。
ちっとも苦しんだ様子がなかったと聞き、とても救われました。

明日の朝一番で実家へ帰り、母と一緒にミーちゃんを庭に埋めてあげます。

ミーちゃん、ありがとう。大好きだよ。

隣でノエルがずっと心配そうに私を見てるから、あんまり泣かない様にするね。

生きていてくれてありがとう

2008-11-24 08:26:44 | ミーちゃん
2週間ちかく会えなかったうちにミーちゃんの具合が急に悪くなり、すっかりやせて食欲がなくなっていました。木曜日は休診日でしたが、電話でお願いしてミーちゃんを診て頂いたところ、風邪をひいていたので点滴や注射をしてもらいましたが、血液も調べたいと言われ金曜日も病院へ。血液検査の結果、慢性腎不全と診断され、「すぐにどうこうなるということではないけれど、年単位で生きられないと思って覚悟してください」と先生から説明を受けた時は涙が止まりませんでした。

今までミーちゃんのヨダレは、エイズキャリアということもありただの難治性口内炎だと思って、長期間注射や抗生物質を使い続けると効果がなくなるので、いろいろな民間療法を試してきたのに・・・
成猫で保護した為はっきりした歳がわからなかったけれど、私達が考えていた以上に高齢だったのか。それだったらもっと早くから注射で痛みを除くてあげればよかった。
5月に歯石除去をした時は肝臓の数値は正常だったのに、どうして急に悪化したの?

病気の告知をされてからグルグルと頭の中にいろいろな考えがめぐり、「もっと早く腎臓が悪いってわからなかったの?」と筋違いに先生を責める気持ちと、「もっと早く病院へつれて行ってけばよかった」と自分を責める気持ちで押し潰されそうになりました。

「ひょっとしたらこれが最後のお正月になるかも」と思い、開業を延期してできるだけミーちゃんと一緒にいようとも一瞬考えたりもしました。
しかし、せっかくミーちゃんが私を南里さんの所へ連れて行ってくれて、まんまるさんにも出会えただから、ミーちゃんが生きているうちにがんばって一人前のキャットシッターなろうと決心し直すことができました。

そう思ったら、急がないと時間がありません。
今できることを集中して早く終らせ、できるだけミーちゃんとの時間を自分で作ろうと思います。
ミーちゃんの食欲が出るようにと、土曜日に作った鯛とレバーのスープが好評だったので、これから本格的に手作り食を始めようと母の所にフードプロセッサーを買いました。ミーちゃんは「気難し屋さん」なので、二日は同じごはんを食べてくれません。とにかく食べてもらえる物を作って、ミーちゃんに太ってもらわないと。
それに、腎臓病やターミナルケアについても勉強したいし、2日間泣き続けてやっと「今は泣いてる時間が惜しい!」という心境に達しました。