ねこともダイアリー

猫とヒーリングライフ

ハチくん&オクくんと再会

2008-11-27 08:18:08 | キャットシッターへの道

昨日は、お盆の間シッティングさせて頂いたあのハンサム兄弟のハチくん&オクくんと三ヶ月ぶりの再会でした。

南里さんがおっしゃっていた通り、例え時間が経っても猫さんとの関係は前回会った最後の時点から続いているんですね。写真のオクくんはもともと超甘えっ子なので、お出迎えに来てくれるとは予想していましたが、警備隊長を任せられているハチくんまで一緒に玄関で歓迎してくれるなんて!やっぱりこの仕事は奥が深い。

若くて元気なハチくん&オクくんが、ミーちゃんを失った私の悲しみを癒してくれるかのごとく、とても優しく甘えてきてくれるのがうれしかったです。シッティング最中に「やっぱりこれはこうした方がいいよね」という閃きがあり、常にミーちゃんが応援してくれているのをヒシヒシと感じました。

ミーちゃんと一緒だったら、最強のコンビだね!

まだまだ涙に明け暮れる母ですが、明日から予定していた温泉旅行に出かけるので、美味しいごはんを食べてゆっくり休んで、少しでも元気になって欲しいです。昨日母の所にるるママさんからミーちゃんへのお花が届き、温かいメーッセージと心遣いに、母はとても感激していました。るるママさん、ありがとう!

私は、伯母とマリちゃんのお世話をしに今日から実家へ行きます。ミーちゃんがいないと家が広く感じて寂しいだろうなぁ・・・


ミーちゃんデトックス

2008-11-26 10:53:16 | ミーちゃん
昨日実家の駅に降り立った時、大銀杏を下から見上げたら色づき始めていた。銀杏の葉って、こんなふうに外側から黄色くなっていくんだね、ミーちゃん。

最初にミーちゃんの亡骸を、この前映画で観た「おくりびと」の様に清めた。生前はミーちゃんの強い抵抗にあい、シッポと手足のヨダレガビンチョをきれいに洗えなかったけど、昨日は洗面器のお湯にずっと浸して、ベッコウアメみたいに固まったガビガビガビンチョをきれい取った。ピカピカにした後、南里さんから頂いたオイルで全身マッサージ。すっかり元の美猫になったミーちゃんは、今頃さぞかしモテモテだろう。

想像していた以上に母の悲しみは深く、「すぐミーちゃんを埋めたらかわいそうだから」と、夕方までずっとお線香を焚いていた。お日様を浴びてベットに横たわっているミーちゃんの姿はまるでただお昼寝しているみたいで、旅立ったことがまだ信じられなかった。

でも、ミーちゃんの使っていたベットやトイレ、毛布、爪とぎ等をきれいに片付けてそれを全部燃やした時、「あー、ミーちゃんはもういないんだなぁ」と真っ赤な炎を見ながら実感した。これで、ミーちゃんのお輿入れ道具一式も空に届いたね。「なんであんたベット4つも5つも持ってきたのよ。荷物多すぎ!」って叱られてないといいけど。

暗くなる前にミーちゃんを埋葬しようと場所を決め穴を掘り出したら、そこに水仙の球根がたくさん埋まっていた。白い布に包まれたミーちゃんの上に土をかぶせ、その周りを球根で囲ってみる。春になったらきっとミーちゃんがきれいな水仙を咲かせてくれるね。墓石代わりの石を置き、お花を飾り終えたら、無事全部終ったという安心感と充実感を感じた私。

一方、母はまだ涙目で私に泊まって欲しそうだったけど、次の日はシッティングのお仕事なので、夕飯にラーメンをごちそうして帰ってきた。ミーちゃんのプチ家出の度に捜索協力をしてくれた近所のラーメン屋さんにもお礼を言えてよかったです。こちらも最近愛犬を亡くしたばかりなので、母もミーちゃんを失った悲しみを共有できる人達と話をして、少し元気が戻ってきた様でした。

今朝起きたら、私はまた首と顔がとても痒くて、ヨガのレッスンに行ってないのに変だなぁと思ったけど、これはミーちゃんが私の身体の中を浄化してくれているんだとわかりました。これからずっと一緒だね。ありがとう、ミーちゃん。




さよなら、ミーちゃん

2008-11-25 02:49:13 | ミーちゃん
ミーちゃんが、月曜日の夜虹のたもとへ旅立ちました。

日曜日にオットと私が母の家を出る時、お名残惜しそうにずっと私達を見つめていたのは、あれが最後だってわかっていたからなんだね。

すっかりやせ細って、骨と皮だけになってしまったミーちゃんの身体に、これからずっと点滴や注射をするのかと思うと、正直かわいそうでなりませんでした。

ナブミが老衰で大往生した時は、私が週末に帰る度に「また来週来るからがんばってね」と言い続けたせいで、3週間近くも飲まず食わずのナブミを生きながらえさせてしまいました。最後に「そんなに苦しかったらもうがんばらなくていいよ。逝っていいよ」と声をかけたら、スッと息を引き取ったのです。

その時の後悔から、ミーちゃんには「苦しくなったら、私を待っていないでいつでも眠っていいよ」とこの週末言っておきました。
きっとミーちゃんは泣き虫の私をこれ以上悲しませない様に、私がいない時に去って行ったのだと思います。

やっぱりミーちゃんは最後まですごかったです。
月曜日はヨダレもすっかり止まりきれいな顔で、しっぽを振りながらご機嫌な様子で夕飯を食べたそうです。
夜になって縁側で、母が「ミーちゃん」と呼ぶと「アーン」といつものかわいい返事をして、すぐに安らかな眠りについたそうです。
ちっとも苦しんだ様子がなかったと聞き、とても救われました。

明日の朝一番で実家へ帰り、母と一緒にミーちゃんを庭に埋めてあげます。

ミーちゃん、ありがとう。大好きだよ。

隣でノエルがずっと心配そうに私を見てるから、あんまり泣かない様にするね。

生きていてくれてありがとう

2008-11-24 08:26:44 | ミーちゃん
2週間ちかく会えなかったうちにミーちゃんの具合が急に悪くなり、すっかりやせて食欲がなくなっていました。木曜日は休診日でしたが、電話でお願いしてミーちゃんを診て頂いたところ、風邪をひいていたので点滴や注射をしてもらいましたが、血液も調べたいと言われ金曜日も病院へ。血液検査の結果、慢性腎不全と診断され、「すぐにどうこうなるということではないけれど、年単位で生きられないと思って覚悟してください」と先生から説明を受けた時は涙が止まりませんでした。

今までミーちゃんのヨダレは、エイズキャリアということもありただの難治性口内炎だと思って、長期間注射や抗生物質を使い続けると効果がなくなるので、いろいろな民間療法を試してきたのに・・・
成猫で保護した為はっきりした歳がわからなかったけれど、私達が考えていた以上に高齢だったのか。それだったらもっと早くから注射で痛みを除くてあげればよかった。
5月に歯石除去をした時は肝臓の数値は正常だったのに、どうして急に悪化したの?

病気の告知をされてからグルグルと頭の中にいろいろな考えがめぐり、「もっと早く腎臓が悪いってわからなかったの?」と筋違いに先生を責める気持ちと、「もっと早く病院へつれて行ってけばよかった」と自分を責める気持ちで押し潰されそうになりました。

「ひょっとしたらこれが最後のお正月になるかも」と思い、開業を延期してできるだけミーちゃんと一緒にいようとも一瞬考えたりもしました。
しかし、せっかくミーちゃんが私を南里さんの所へ連れて行ってくれて、まんまるさんにも出会えただから、ミーちゃんが生きているうちにがんばって一人前のキャットシッターなろうと決心し直すことができました。

そう思ったら、急がないと時間がありません。
今できることを集中して早く終らせ、できるだけミーちゃんとの時間を自分で作ろうと思います。
ミーちゃんの食欲が出るようにと、土曜日に作った鯛とレバーのスープが好評だったので、これから本格的に手作り食を始めようと母の所にフードプロセッサーを買いました。ミーちゃんは「気難し屋さん」なので、二日は同じごはんを食べてくれません。とにかく食べてもらえる物を作って、ミーちゃんに太ってもらわないと。
それに、腎臓病やターミナルケアについても勉強したいし、2日間泣き続けてやっと「今は泣いてる時間が惜しい!」という心境に達しました。



まんまるさん

2008-11-20 08:35:33 | キャットシッターへの道

今年の年末から、本格的に「キャットシッターまんまる」さんのところをお手伝いさせてもらえることになりましたので、昨日はまんまるさんと一緒にランチを食べながらいろいろとお話させて頂きました。

南里さんからも「お客様から絶対の信頼を得ているキャットシッター」と太鼓判を押されているまんまるさん。仕事に対する真面目で一生懸命な姿勢はもちろんのこと、お客様と猫さんたちの事を第一に考えているらっしゃっる気持ちと、「いつも猫のことを考えているようになりたい」という一途さに感動しました。

こんな素晴らしい先輩のもとで働く機会を与えて頂き、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。開業までしっかり働かせて頂きながら、たくさん学ばせて頂きたいと思います。年末年始は大忙しみたいですから、今から体調を整えておかないとね。

忙しい間はミーちゃんシッティングに行けなくなるのが心残りでしたが、少し前に南里さんから「ミーちゃんのことはお母さんに任せて大丈夫」とアドバイスして頂いたので、母とを信頼して任せます。と言いつつ、今日もミーちゃんに会いに行くのですが、一緒にいられる時間をもっともっと大切に過ごして来ようと思います。

では、みなさんも素敵な一日をお過ごしください!


銀杏と月

2008-11-19 11:26:08 | ねことも散歩
日の出の時間が遅くなり、ノエルとの朝寝の誘惑にも勝てず、最近早朝ウォーキングをさぼり気味でした。しかし、今週は天気がよくて冷えないせいかノエルも朝方布団に入ってこないので、今朝はオットを駅まで見送りがてら歩いてきました。

「早起きは三文の徳」といいますけど、本当ですね。いつもラジオ体操をする公園で、見事に紅葉した銀杏の木と青空に浮かぶ月を見ることが出来ました。

公園付近を歩いていると、ラジオ体操仲間の男性が交通安全の黄色い旗を手に、小学生を引き連れているのを見かけました。ちょっと立ち話をしたところ、毎朝7時23分にマンションから小学校まで往復3キロ歩いて送り、夕方も迎えに行っていらっしゃるとのことでした。毎晩2回マンションの敷地内を防犯のために警備隊として見回っていることは知っていましたが、小学生の送り迎えまでやっていらっしゃるとは、本当に頭がさがる思いです。こういう方が同じマンションに住んでいると、共働きの若いご両親はさぞかし助かるだろうと思います。うちのマンション付近では、交代でお母さんが子供の送迎をすると言ってましたから。

この男性やうちの母をみていて思うことですが、(個人差はあるとしても)70歳代以上の方達は、私の様にわざわざヨーガ教室へ通って学ばなくとも、人の路や生きる知恵を自然と身に付けているので、尊敬してしまいます。私もいつか気張らなくても人の役に立つことができ、自分の言葉で語れる人間になりたいです。

深い呼吸

2008-11-18 10:56:26 | ヨーガ
連日ヨーガの話ばかりになりますが、昨夜ヨーガレッスンを受けて自分の身体と呼吸の変化に感動したので、忘れないうちに書いておこうと思います。

昨日の朝起きた時は身体中が硬直していて、特に首が回らない感じ。自分でも、「ワークショップに行って疲れてちゃ意味ないよね」とちょっとがっかりでした。
しかし、起きてから毎朝行うスーリャナマスカールをした時、いつもより足が前後に大きく開き、股関節が柔らかくなっているのを実感。

そして、夜レッスンでは今まで経験したことがないほど呼吸がとても深く入るので驚きました。特に、板の背中を持つ私が苦手な身体を後ろに反るアーサナ。「まだ反れる~」っていうくらい身体が楽に反れ、反ったまま長くて深い呼吸を続けることができました。呼吸が深かったせいか、レッスン後はいつものぐったりとした疲れがなく、返って気持ちがいいというのを初めて体感しました。

心の面は、自分の傾向性に気づいてもそれを直していくのが難しいですが、身体はすぐに効果が実感できるのでうれしいです。こうして自分の身体が変化することがわかると、心も時間をかければ「なりたい自分」に変えていけると思います。

こんな素晴らしいワークショップを受けることができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

新たな課題

2008-11-17 10:59:47 | ヨーガ
真鶴のワークショップから戻りました。写真は吉浜の家から見渡したみかん畑です。紅葉も見頃で、柿の実の濃い橙色とみかんのオレンジ色が山々を鮮やかに彩りきれいでした。

昨日は朝曇っていたので、残念ながら三ツ石海岸で日の出を拝む事はできませんでしたが、曇っていもちゃんと太陽は出ていますから、夫婦岩と対面する場所で日拝の手振りや瞑想をしました。海風で寒いはずなのに身体がほてってくるので、これがパワースポットのエネルギーなのねと初めて実感したねこともです。

今回もいきなりヨーガの先生から「無駄な動きが多すぎる!」とのご指摘を受けました。キャットシッター養成講座中のシッティング講習で南里さんから開口一番に言われた事と口調までまるきり一緒だったので、まるでデジャブをみているようでした。最初の講義で、「無駄な動きが多いのは集中力がないから。集中力がないのは整理整頓されていないから」と、とてもわかりやすく教えて頂きました。キャットシッター養成講座初日の宿題も「台所の引き出しからいらない物を捨て、家の中を整理整頓すること」です。いきなり大きい物から始めると嫌になるけど、引き出しだったらすぐにできるし、一ヶ所きれいになると他の所もどんどんきれいにしたくなるという、南里さんの教えはやっぱりすごい!

私って、つくづく同じ事をあっちとこっちで二回教えて頂かないと、肚に落とし込めないみたいです・・・


でも、「内観は反省して落ち込む為にするのではなくて、自分の傾向性を整理整頓する為に行うだけで、落ち込んむのは最も時間の無駄!」と教えて頂いたので、これからは時間を無駄にしないで集中力を養うことに時間とエネルギーを使うようにします。その前にもう一度身の回りの整理整頓からやり始めなくっちゃだわ。

それに加えて私の場合、「無駄な動きが多すぎる」一番の原因は、「人から気が利くと思われたい」というよこしまな心だという事に今回気がつきました。「人からどう思われるかという視点を捨てること」が、これからの大きな課題です。

ワークショップ

2008-11-15 05:49:32 | ヨーガ
みなさん、おはようございます!

今日は寝坊せずに起きられました(笑)。
これから真鶴へ行って、明日のワークショップのための前日作業をします。今晩泊まって、明日の早朝は三ツ石海岸で日拝をするので、今からワクワクしています。

今回のテーマは、「深い呼吸が楽にできる通り道をつくる-呼吸の通り道のお掃除-」ですので、しっかり身体と心のお掃除をしてこようと思います。

また、「リラックスして集中する練習」と「カリキュラムに全力で集中すること」という課題も頂いたので、がんばります。

では、みなさんも素敵な週末をお過ごしください!




満月に思う

2008-11-14 11:01:24 | キャットシッターへの道
昨夜の満月ご覧になりましたか?

月の周りに煌々と輝く幾重もの虹色の輪に魅了され、夜中にカメラを持ちだして外で撮影した写真がこれです。夜10時半くらいが最も美しく、夜空に浮かぶ雲もとても神秘的な動きを見せてくれました。まるで小波のような白い雲が月の周辺から南西の方角へ潮が引く様に流れて消えていったのですが、その前に龍の形をした雲が月からそっちの方角へ飛んで行った様に見えたのです。私は何の根拠もなく、「きっと何かあった。崇高な魂の方がお亡くなりになったのかも?」と思っていました。

こう思ったのも、きっと先日南里さんから九州でのお話をお聞きしたせいかもしれません。昨日の南里さんのブログでキャットシッターの大先輩である治田さんのお家のむぎょどんさんが他界した事を知りました。治田さんには一度しかお会いしていないのでお悔やみを伝えるのを躊躇したいたら、今朝夢に治田さんが出ていらっしゃいました。

私はめったに夢を見ず、その内容もほとんど覚えていないのですが、今回はやけにはっきり記憶に残っています。オットと二人で私の服をセールで安く買えたと喜んでいたら、そこへ治田さんと二人の若い男女が登場。(さすが元女優の治田さん)「それで、一体いつあなたの罪の懺悔を寸劇で発表してくれるの?」と私達に詰め寄ってきました。「それだけは人前では語れません!」とやたらシリアスに答える私。「じゃあ、その服は定価で買って頂戴」と冷たく言い、去って行く治田さん。オットと二人でどうしようかと真剣に迷っているところで目が覚めました。

それで、今朝ピーンと閃いたのですが、昨夜感じたあの大きな魂の移動は、治田さんのお家のむぎょどんさんや、前回の満月から昨夜までに他界した猫さん達の魂が、虹のたもとへ龍の背中に乗って送られて行ったのかもしれないと。私が目撃したのは、送り届け終わった後の龍の帰り道だったのかも。

先日ヨーガ教室の先生からお借りした『西の魔女が死んだ』を読みました。その中でおばあちゃんが亡くなった時に、孫娘に以前から約束していたサインを送る場面があります。「ニシノマジョカラ ヒガシノマジョヘ タマシイノダッシュツ ダイセイコウ」という内容の文字が一瞬窓ガラスに浮かんで消えたのです。

きっと昨夜の美しい満月と虹色の輪は、「みんな無事に虹のたもとにたどり着いたよ」のサインに違いありません。私も、9年以上前に19歳10ヶ月で大往生したナブミの死水を取った時のことを想い出すと、今でも涙がとまりません。やせ細ったナブミの身体の感触と温かいぬくもりが、未だにこの手に残っています。でも、今まで話にしか聞いたことのなかった「虹のたもと」を、昨夜しっかり感じ取る事ができたのですごく安心しました。