日本料理「宮本」ブログ

千葉市若葉区富田町で里山料理を提供する日本料理店「宮本」店主の日記

栗きんとん作りました。

2010-10-10 00:03:04 | レシピ
秋といえば栗ですね。栗といえばきんとんでしょう。茹でた栗を半分に割って、スプーンで身をかき出します。身を全部とりだしたら、砂糖と塩少量、水少量を合わせて火にかけて、しばらく練ります。砂糖を溶かしこむのが目的なので全体が均一になればそれで良いです。後はフードプロセッサーにかけた後裏漉しして、茶布に絞って出来上がり。デザートにつかう予定なので甘くしましたが、塩だけで作って前菜などでも良いですね。
このようにシンプルながら素晴らしく美味しい栗きんとんの出来上がり。

幼稚園の運動会がありました。

2010-10-06 14:04:26 | 日記
幼稚園の運動会がありまして、店を休みにして応援(見学?)に行って来ました。
 まだ年少組(3~4歳)なので、大した競技は無いのですが、写真の玉入れ、ペンギン体操、かけっこ、親子リレーなど一通りのプログラムをこなし、息子も一日興奮気味でした。しかし宮本は息子が一番張り切っていたかけっこで大失態。なんとビデオの録画ボタンを押し忘れ、コースをはみ出して観客席に突っ込みそうになる間抜けな4歳児の姿を記録できなかったのです。
 当然ですがその日一日、嫁の機嫌は悪く、何かにつけ一番いいとこが記録出来ていないと嘆いておりました。妻よ、息子よ、ごめん・・・
お昼休みのお弁当です。嫁が前日から熱を出していたので、店の食材を使って宮本が作りました。子供の好きそうな物がほとんど入っておりませんが、息子は大はしゃぎで隣の家族にお弁当をみせて喜んでいました。
 4歳児にとっては弁当の中身より、親子そろって、自分の通う幼稚園で昼ごはんを食べるのが楽しいんですね。もう少し息子と関わる時間を増やしてあげようと強く思った一日でした。
 次の日早朝から喧嘩してしまいましたけど・・・(だって朝の5時に起きておやつ食べたいなんて・・・)

エリンギのじっくり焼き

2010-10-01 22:36:20 | レシピ
エリンギを使ったシンプルな一品です。適当に切ったエリンギを100度のオーブンで乾かすように一時間くらい焼きます。写真のように表面が乾いて、中にまだ水分が残ってるくらいがころ合いです。後はにじみ出た水分ごと鍋に入れ、米酢と濃口醤油で味付けしておしまい。
 実は宮本はエリンギが嫌いで、去年までは使わなかったのですが、嫁が家で作った干しエリンギを戻して春雨とサラダにして食べたのがとても美味しくて、店でも使い始めました。エリンギ特有の香りが苦手だったのですが、干したりじっくり焼いたりすることで緩和されて、おまけに旨みが倍増するわけです。
 この干しエリンギの旨い事と言ったら、あと数年後には干しシイタケを駆逐して、干しエリンギばかりがスーパーに並んでるなんて事もあり得るくらいの旨さですので、皆さんエリンギの特売の際には是非大量に買って、天日で干して見て下さい。
 店では干さないのかって?ここのところエリンギを仕入れると雨が降っております。天日で干せばオーブンに使う光熱費が浮くのですけどね・・・
冬瓜をたくさんいただきました。誰か貰って下さい・・・100キロはありますね。

栗の季節です。

2010-10-01 01:18:20 | 食材
畑で拾った栗です。品種は忘れてしまいました。
とりあえず半分にして素揚げにしました。例によって低温の油に放り込んでから徐々に温度を上げていくやり方です。こうすると焦げずにほっくりと揚がります。子供のころ近くの雑木林に栗の木があって、よく拾って茹でて食べた物ですが、あの頃はとても甘くておいしいと思っていたのに、今では栗くらいではあまり感動しませんね。
 昔食べた・・・は美味しかった。今の・・・は美味しくないなどと言う話を聞きますが、たいていは子供のころの記憶を美化して覚えてるだけだと思います。畑の土で下草をこまめに刈りながら、丹精込めて作られた栗より、近所の雑木林に生えている木になった栗の方が美味しいなんてことあるわけはないですから。
 トマトも胡瓜もみんな昔の記憶の中で食べた物は美味しく思えるものなんでしょうね・・・ちょっとへそ曲がりな宮本でした。