今朝の仕入れ先での事。なにやら看板に大きく6月1日から二酸化炭素削減のため、ドライアイスを有料にするとのこと。
経費削減のため有料化すると言えば正直なんでしょうが、ほんとにドライアイスを減らせば二酸化炭素削減になるのか?ドライアイスは二酸化炭素の塊ですから、使う人が減れば二酸化炭素が減るでしょうが、ドライアイスを使わない分無料の氷を使う客が増えれば、そのぶん氷を作る電気を余分に使うということ。電気を作るにはガスを燃やす必要があり、燃やせば当然二酸化炭素は出ます。
結局低温を保つためにはドライアイスだろうが氷だろうがどちらでも二酸化炭素は排出されます。エコブームも良いですが、本当に節約したいのなら、エコ家電や、エコカーを買う前に便利さを我慢することが一番の近道。
二酸化炭素を減らすなどは便利な言い訳ですが、正直に経費削減したいからといった方が印象が良いと思うのは宮本だけでしょうか?
電気関係でついで一言。「節電を要求しているのに電気自動車に補助金をだして電気を使うことを勧めるな!」電気自動車に補助金を出すなら、その金でバッテリーを直接家庭にばらまいた方がピーク電力削減には有効ということです。
さて今日の仕込みです。
ご飯のおともにちょうどよいエノキ昆布。作り方は簡単。
エノキとニンジン、蕪の葉っぱ(水菜や小松菜でも青ければ何でも可)を少量の酒で炒り煮にします。味付けはしません。
こんな感じで火がはいったらナベ底に水をあてて冷まします。
冷めたところで昆布の細切りを酒と醤油に一晩漬けたものを適量混ぜ、味が足りなければ薄口醤油でととのえます。
ぶりの切り身を醤油麹(醤油と麹を同量合わせて、常温で一週間毎日混ぜたもの)と味醂に漬けてぶりの麹焼きを仕込んでみました。
塩麹がはやっているので、宮本でも早速取り入れてみました。肉や魚が軟らかくなるとのことですが・・・あまり効果を感じませんでした。
美味しいですけどね。