日本料理「宮本」ブログ

千葉市若葉区富田町で里山料理を提供する日本料理店「宮本」店主の日記

天然ブリに、桜鯛

2011-02-22 00:06:30 | 食材

もう旬としては終わりに近い日本海のブリ。今年は豊漁で、値段も安い。今日は6kサイズで1kあたり1000円なので、一本6000円でした。ブリとしては小型(ワラサと言っても良いくらい)ですが、脂の乗りも良くて十分美味しいですよ。例年だと同じサイズで10000円くらいはしますので、今年はお買い得なわけです。

こちらは天然真鯛。2k半で一本6000円くらいです。先ほどのブリと同じ値段・・・しかしやはりキングオブフィッシュ、ブリも美味しいですが、この時期やはり鯛でしょう。

このようにみるからに美味しそうな身色です。

そしてなんといっても鯛は荒が美味しい。内臓まで美味しい。是非召しあがって頂きたいのでご来店お待ちしてます。

 


今月の甘い物

2011-02-17 22:08:22 | 日記
毎月変わるコースの甘味。今月はこちらです。白ゴマプリンと、よろず餡クレープ。小豆と一緒にレーズン、アーモンド、くるみ、白ゴマを炊いてあります。クレープの生地で巻いてあります。苺は裏のハウスで栽培した朝どりもぎたて苺です。

切り干大根にも旬がある

2011-02-13 22:56:48 | 食材

切干大根です。どこにでもある普通の食材ですが、こんな物でも美味しい季節があるのです。一年中手に入る大根ですが、一番甘くておいしいのが11月から1月頃の冬大根。ならば切干大根もその冬大根で作った物の方が美味しいに決まっています。しかも干してからしばらく保存したものではなく干し上がりが一番美味しい。というわけで今が一番切干大根の美味しい季節なんです。宮本でもこの季節は良く使います。熱湯で軽く湯がいてから水でさらして使います。

こちらは赤カブと赤大根。ふつうの大根より保存がきくので、葉っぱを落として、ビニール袋で密封して冷蔵庫に入れておけば2~3週間は持ちます。

その大根やら蕪やらを甘酢に漬けます。砂糖と酢を振りかけて、味を見ながら水で薄めるだけです。乱暴な作り方ですが、十分美味しい。だいたい世間にあふれている有名料理人のレシピは細かすぎてわけがわかりません。苦労して作ってもあまり美味しくないし・・・良い素材をさっと料理するのが宮本流です。

 


鯛は美味しい

2011-02-05 23:40:31 | レシピ

写真は真鯛のアラ。

適当な大きさにばらして薄く塩をあて、この後熱湯で霜降りしてかぶやキノコ類と一緒に、水と酒で炊き上げます。味付けは薄口醤油のみ。鯛のアラ炊きの出来上がり。完成写真は例によって撮り忘れです。想像力を働かせて下さい・・・美味しそうでしょ。

やはりキングオブフィッシュは何と言っても真鯛なんです。旨みが他の魚に比べて格段に良いし、一年を通じて味が落ちないですね。これから鯛の季節(たくさん捕れると言う意味で・・・)ですのでどんどん使います。メニューにあったらぜひどうぞ。